あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

英国・コッツウォルド ウェイとその周辺①

2010-08-25 21:49:12 | 英国のウオーキング
 8月下旬になっても、まだ残暑は治まりそうにありません。日中はジッとしていて、
夕方になって少しだけ散歩の日々が続いています。

 少しは涼しそうな風景はないか、過去の写真を探してみたら、5年前に歩いた、
英国・コッツウォルド ウェイとその周辺の写真の中に、未発表のものが幾つか見つ
かったので、紹介することにします。

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 2005年6月、英国・ロンドンの西方約200㎞にある、全長162㎞の長距離歩道、
「コッツウォルド ウェイ」のウオーキングに出かけました。

 6月7日(火)、ロンドンから、コッツウォルド ウェイの南端となる世界遺産都市、バ
ースに行き、足慣らしに町外れの丘陵に上がりました。

 前方に広がる草原を前に、さわやかな風に当たりながらここで昼食をしました。


 バースの町に戻る途中で運河沿いに出ると、「ナローボート」と呼ぶ船が幾つも
通過していました。この船に生活用具を積んで、数週間から数か月も旅を楽しむ
人たちが乗っているようです。 


 バース市街の近くに、ロイヤルクレッセントと呼ぶ、1775年竣工の石造りで横長
の建物があり、建物の南側は広い芝生となっていて、たくさんの市民が午後の日差
しを浴びていました。 


 バース郊外のユースホステルに泊まった翌日、6月8日(水)早朝、近くのバース
大学周辺の朝の散歩に出ました。高台の牧草地からは、谷を隔てて向こうの台地
の穏やかな景観が望まれます。


 ユースホステルで朝食を済ませ、この日は近くの街、カッスルクーム付近のウオー
キングに出かけることにしました。途中通過した谷間の民家と牧草地。


 カッスルクームの家並み。端から端まで歩いても5分くらいの小さな集落ですが、
「全英一、最も古い街並みが保存されている村」といわれ、古い石造りの家並みが
落ち着いたたたずまいを見せてくれました。


 さて、次の6月9日(木)、いよいよ「コッツウォルド ウェイ」のウオーキングに出発
しました。出発間もないバース市街、右手の花咲く木は、トチノキです。


 町外れの住宅地を出て、西北への稜線を上がります。ひと上りして、太い木の下で
最初の休憩。


 その先からは、牧草地をトラバースする気持ちよい草の道を進みました。


 標高200m前後の、緩やかな丘陵を上がり下りして進みます。


 羊の牧草地の上を通過、昼食用のえさを運んできたトラクターが見えます。


 1643年の戦場だったというところで休憩。オレンジの標識のところに、その歴史
などが記されていました。


 コッツウォルド ウェイは、このような牛の牧場の中を、何か所も通過しました。


 その先では、羊の牧場の横の土の道を進みます。


 牧草地の中にある、ただ一軒の農家。上部右手の黄色は、ナノハナ畑でしょうか。

 (続く)

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