Shizuko Diary

日々の記録として・・

遅ればせながら1日目の視察報告です・・

2015-08-14 19:44:53 | Weblog
会派清和クラブで8月4・5・6日と視察をしてきましたので遅くなりましたが視察報告致します。
<1日目>・・8月4日(火)
石川県かほく市の定住促進施策~かほくし定住人口増加プロジェクト~について学ばせていただきました。
かほく市は、石川県のほぼ中央に位置し、平成16年3月1日に3町が合併し「かほく市」が誕生しました。
人口は34,177人、面積は64,44K㎡、主要産業は繊維工業・情報通信・電気機械等。
県央に位置し、人口規模も見附市を一回り小さくしたような類似した自治体だなーというのが第一印象です。
「若年層が定住する魅力と活力あるまちづくり」をめざし、児童福祉の充実・幹線道路ネットワークの整備・産業振興などに取り組んでおり、
少子・高齢、人口減少社会における特色ある施策について担当課職員の方から説明していただきました。

平成22年に若手職員による定住促進プロジェクトチームを立ち上げ、①若年層の生活支援、②交流機会の創造、③住み良さの向上、の3つの柱を掲げて取り組んで来ており、これまでも具体的施策として、不妊治療費助成の拡充や空き家バンクの創設・ふるさと回帰フェアへの出店による情報発信、そして平成27年度3月から国の地方創生に連動し、若者マイホーム取得奨励金制度を拡充して、若者の更なる定住を図り、地域活力の向上に取り組んでいました。
奨励金交付状況は、平成26年度末で、451件、定住者数1,537人、うち転入者数は617人だったそうです。
何よりもインパクトがあったのは、これらの制度のPR方法に工夫を凝らし、市の広報やホームページ・地方紙を初め、市ケーブルテレビを活用した制度の周知・民間放送局に市のコマーシャルを流している事でした。
私も民間放送局に在局していたことがあり自治体の広報番組を担当していたこともありますが、自治体がコマーシャルを流す、それもゴールデンタイムにも・・驚きでした。
まず、かくほ市を知ってもらう・・定住人口増、定住促進施策における市の熱意が感じられた視察となりました。
全国住みやすさランキング上位のかほく市ですが、総合的な施策展開をしていかないと定住しえもらえない!!との言葉が印象に残りました。
人口減少社会は、どこの自治体も抱える悩みです。
対策にも、それぞれの自治体のアイディアで果敢に挑戦していることがわかります。
類似事業もたくさんありましたが、まずは周知の工夫や取り組む姿勢など大変参考になりました。

明日は、二日目の報告をしたいと思います。


コメント
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