魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

バスシステム

2007年10月02日 | 日記・エッセイ・コラム

公共交通機関の利用がすすむためには、もっと便利にならなければダメだ。

鉄道は少ない路線を最大限活用するために色々な努力がなされてきた。バスは制限が少ないから、却って工夫が足りない。

日本に鉄道が引かれた時、日本人はどうして走らせて良いか解らなかったので、英国人技師に頼っていたが、結局、ダイヤを盗み見て自分たちでダイヤを組めるようになった。
(発展途上国が技術を盗用、模倣するのは日本も同じだった)

世界で未だアイデアが無いのは、バスの運行方式ではないかと思う。
これだけ、コンピューターや通信システムが発展しているのだから、その気になればすぐできそうな気がするのに、「路線」の発想から抜け出せないのは、怠慢だ。

バスと鉄道を走る車両もできているが、重要なのは運行ソフトだ。

街角の任意の地点から任意の地点まですぐ行かれるようにするため、発想の転換をする必要がある。

捨てるべき古い発想は
  ●バス停をつなぐ路線
  ●区間バス料金
  ●大型バスで大量輸送

参考とする発想として
  ○エレベーター
  ○田舎のバス停無しバス
  ○無線タクシー
  ○相乗りタクシー

これだけ言えば、もうアイデアが出た人もいるだろう。
どこかのバス停まで行かなくても、表通りに立てば3分以内にバスが来る。そんな仕組みだ。

GPS、無線、携帯を使って、客に一番近いバスが拾いに行く。
と言っても、一人のためにバスが走るのではない。
コンピュータを駆使し、地域巡回バスの組み合わせで、客のコースを計算して対応バスの組み合わせをする。
乗り換えの昇降を工夫する。降りて3分待てば乗り継ぎのバスが来る。
料金は何回乗ろうと1回分。距離に応じて払う。同一ならなお良い。もっと言えば月極、さらに言えば無料(企業等受益者負担)。
こういうシステムは、本気になれば必ず可能だ。

懸賞募集してはどうだろう


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