魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

本気の時

2018年10月24日 | 星の流れに

安倍首相の中国訪問に、中国政府は魚を釣り上げるように、慎重にたぐり寄せている。
日本では、財界の一部やイデオロギー・シンパ以外は、誰も素直に喜んでいないだろう。
あれだけの反日を繰り返しておきながら、トランプの圧力で、雲行きが悪くなると、露骨に「やあ、やあ」と「笑顔芸」を繰り出してくる。

国内に反日を植え付けてしまっているので、うかつに友好ムードを見せると、中共政府自体があぶない。今回も、「日本が友好を望んで」朝貢してきたかのような顔をしなければならない。
日本側もそれを承知で、こちらから出向く。米露とのバランスには有効だから、拒む理由もない。
ただ、近づきすぎると、まさに80年前の、願わぬ日独伊三国同盟のように、ババを引いてしまう。

リアリズムのヤギ座に土星と冥王星。物欲の牡牛に天王星。世界はもはや、綺麗事の通用しない時代に入っている。嫌がらせを外交と心得るような国に関わっているゆとりはない。
その上で、80年前を教訓とするならば、前のめりに結果を急がず、辛抱・ガマンが何よりも大切であることが解る。7年後には、天王星が双子座に来る。
前回は、せっかくのチャンスを、敗戦による解放という形でしか活かせなかった。