魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

諸行無常

2018年10月22日 | 星の流れに

ヤギ座の土星で、天王星がヤギ座にいた平成改元頃の現象が再来している。
天王星の影響では、「こんなの初めて!」が起こるが、土星では「古い」ものが再来する。
天王星がヤギ座にいたバブル時代の「マハラジャ」が再登場などの一方、芸能界ではヤギ座時代に一世を風靡した吉田栄作、鶴見辰吾、江口洋介らが、このところ露出の機会が増えている。また、当時流行った「ツッパリ」をムリからに再現したドラマや、「東京ラブストーリー」を懐かしむような企画も増えている。そして、改元も決まっている。

土星=ヤギ座
土星は失敗、萎縮、冷却を表し、不幸の星とされるが、一方では、教訓、堅実、冷静の知恵の星でもある。土星が本来の家、ヤギ座に里帰りしている現在、その能力が最大化している。土星の好影響を引き出すのは「不幸中の幸い」だ。
土星が来てから死んだ、ヤギ座の人は樹木希林のように高く評価されたりする。また病気によって人生観が変わる例などもこれに当たる。

土星の影響は、ヤギ座本人には(不幸ながら)良い面が出るが、90度や180度の星座には悪い影響が出る。
国の場合でも、ヤギ座のインドには中国に傾いていた国々が帰って来るし、イスラエルにはアメリカやオーストラリアなどがエルサレム首都に味方している。
ヤギ座が第10室の「名誉や立場」に当たる、おひつじ座の英独はEU離脱や難民問題で苦しみ、第4室の「住まい」に当たる天秤座の日本は、中露との境界問題の雲行きが悪い。
やぎ座が第7室の「対人・結婚」に当たる中国に至っては、アメリカを始めとする先進諸国との「離婚」ムードが漂い、昔の恋人のロシアとよりを戻している。

土星は30年おきに来るが、今回は250年ぶりの冥王星とも同居しているので、これをきっかけに、世界そのものが根底的に変化するだろう。
これに、牡牛座の天王星も加担するから、過去2世紀、あるいはそれ以上に渡る常識が覆されることになりそうだ。(大転換冥王星→山羊座