魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

星の後先

2015年01月17日 | 星の流れに

中国の内情は相当苦しいことになっているだろう。木星カニ座のツケが回ってきているはずだ。国家財政はお金の帳尻だけの問題ではない。周辺国に対する軍事挑発や、新興国の盟主気取りなど、雑な放漫経営で、お金には換えがたいものを失った。

これが致命傷になるかならないかは、身を捨てる勇気があるかだが、独裁国家にそんなことが出来るわけがないので、遠からず大事になりそうだ。
本来、木星が次の星座に移ると、収入源の第二室だから、金回りが良くなりそうなものなのだが、多くの人がここで窮してしまう。

個人では、ここでお金が入ってくる人と窮する人の違いは、生来そこに何の惑星があるかによるが、基本的には、木星が第一室=自分の星座にいるときの行動による。
第二室に凶星があるような人は、第一室のときにまずいことをしやすい。
国や組織の場合は、過去の歴史が表に吹き出す。良いことをしてきたら良いことをするし、過去の体制が悪ければ、隠していた本性が現れる。

たいていは何らかのことを隠してきているので、良いことをする組織は少ない。
一昨年から去年までの中国の行状は、軍事独裁政権の本性をいかんなく発揮した。
日本だけが中国を嫌いになったようなアンケート結果が出ているが、世界中の中国を見る目が変わったことは否めない。

中国への投資がどんどん減少し、孔子学院などのプロパガンダ組織が排斥され、中国人による黄禍まで言い出されている。
情報封鎖している独裁政権の内情は、誰にも分からないが、逆に、誰もが、「相当、様子がおかしいぞ」と感じている。

中国は双子座のアメリカの次の、カニ座だから、アメリカの次に似たような現象が起きる。
射手座に土星が来れば、アメリカには昔のつきあいが始まったり、いまの友達が誰も付き合ってくれなくなったりする。または友達に不幸が起きる。
キューバとつきあいを再開したり、欧州のために自由に動けなくなったりする。

しかし、双子座の場合、まだ、天王星や木星の助けがある。
2018年、土星がヤギ座に移ると今度はカニ座にその現象が起きる。中国の場合は、土星がヤギ座の支配星だけに強力だ。しかも、2019年の暮れには木星も山羊座に入る。
この最中に、天王星が牡羊座から牡牛座に入るから、急転直下、大チャンスになる。ちょうど、東京オリンピックの年だ。

中国が大事になるとしたら、天秤座の日本も対岸の火事ではすまされない。