魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ベクトル

2012年06月14日 | 星の流れに

自衛隊の街頭訓練があった。42年ぶりだという。
震災出動による自衛隊支持90%以上のムードの中で、これが可能になった。
占いの視点からは、42年ぶりという点が非常に興味深い。

30年周期で天秤座の日本に土星が来るたびに、日本は軍事環境を変えてきたことは繰り返し述べている。(運命の星1
朝鮮戦争以来、三度目の土星で、国民の認知を得て完全な軍隊になる。
自衛官出身の防衛大臣まで登場。 ホップ、ステップ、ジャンプ

土星の天秤座到来と、42年ぶりの市街訓練とが一致していることに、運命周期の恐ろしさを感じる。土星と天王星、二つの周期の交差だ。
42年前と言えば、70年安保更新の年で、この時からさらに42年遡れば、1928年で昭和3年、張作霖爆殺事件の年だ。

満州国建設を目論む関東軍が引き起こした事件は、軍部暴走の契機とも言える。つまり今年は、その84年周期の始まりの年に当たる。

もちろん時代も背景も違うから、同じ事は起こらない。
しかし、今、世界を動かすベクトルは、確実に似たような様相を呈している。

軍事問題とは限らない。中国大陸を巡る世界の思惑が、経済面で渦巻く様は、まるで往時の、軍事支援で権益を狙う諸外国のように、企業と国家による、熾烈な駆け引きが展開している。