魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ABO国

2012年03月03日 | 占いばなし

ここでもう一度、血液型の憧れ関係を確認すると、血液型は矢印の方向に憧れる。
「A→O→B→AB→A」例:BはABに憧れ、ABになりたがる。
国タイプを血液型で見ると、O型のアメリカはB型に憧れB型文化になる。(占い人類学2

国の血液型タイプを見るとき、日本人の気質はAB型だから、日本の文化はA型になる。その日本と比べると、中韓などの大陸はB型で、AB型文化になる。

ところが、世界全体の血液型分布の実際は、ヨーロッパが圧倒的にA型で、日本を含め、アジアはB型だ。
つまり、日本はアジアの中では表面上A型だが、実際はAB型の国だから、大航海時代もA型の欧州が現れると憧れて、直ちに受け入れた。

日本からみれば、欧州は、理想が現実になって現れた上、幕末にはA型欧州人のO型方式に圧力を感じて、抗えなかった。
また、黒船当時のアメリカは、まだ欧州文化そのものだが、結局は、欧州の理想像O型に変化し、B型のアメリカ文化を築いていく。

これを、別の関係に当てはめてみると、
O型のアメリカ人は、B型の中韓人に好意的で、しかも御しやすい。
B型の中韓(大陸)人はAB型の日本やインド人に好意的で、しかも御しやすい。歴史的にも、中国は天竺インドに憧れ、蓬莱の島の日本に憧れた。
ところが、今日の現実はこれとは真逆の観がある。

しかし、この原理が正しいとすれば、色々と面白いことが見えてくる。
まず、米中は、争うように見えて、結局は、アメリカが上手く利用することになるし、中韓は日本にあれこれ言いながら、日本を上手く利用することになる。少なくとも、東アジアの状況は、そうなっている。

また、AB型の日本とO型のアメリカは、最も異質ゆえに、要領が解れば実に付き合いやすい相手だが、これも、実際、そうなっている。何ごとも現実的決断ができないAB型の日本と、現実先行のO型アメリカはいいコンビだ。

今の問題は、日本は良いつもりで、大陸にかき回され、吸い尽くされそうなことだ。中韓は日本に常に関心があることを念頭に置き、かつ、相手のことを理解できるとは思わない方が良い。大陸はこちらをあしらえるが、日本には向こうの本音は解らない。
歴史的に他国と争ってきた国と比べれば、日本はしたたかではない。

中韓と付き合うには、やっぱり、アメリカに表に立って貰うのが良いようだ。日本にとってアメリカは他人だが、最大の助っ人だから、もっと、ビジネスライクに、言うべきを言い、聞くべきを聞いた方が良い。
アメリカは親族ではないが、恋人や結婚の相手には良いかも知れない。。

ちなみに、A型欧州とB型中韓との関係も、日米の関係と同じだ。しかし、アヘン戦争、香港租借はあったものの、日米ほどに理解し合っているとは思えない。