魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

やられた

2010年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム

ズーッと言っているのに、日本には、ほんとうに泣きたくなる。
また、やられた

二輪サイズの四輪車
アメリカで、個人が手作りで売り出したら、セレブ達に大人気。
前後二人乗りの電気自動車「タンゴ」
一台900万で予約殺到だそうだ

開発した理由も仕様も、何年も前からこのブログで言っている通りのものではないか

トヨタがテスラと提携したことを取り上げて、スズキと提携か、と見る向きもあるが、小型車に冷たいトヨタと違い、スズキは昔から開発しているし、日産は昨年「EVランドグライダー」を提示している。

問題は、日本企業の老化による「勇気」の無さだ。
なんで、絶対安全パイしか振り出そうとしないのか

創業トップ交替や、社会全体の保守化・・・言い出せばきりがないが、
捨て身の韓国に、素早く、パクリ先行販売されて、慌てても、後の祭り、
挙げ句の果てに、「韓国に見習おう」などと、寝とぼけている。

日本には、技術もアイデアも充満しているが、企業家と政治家に慧眼と主体性がないから、全て、泥棒の宝島になる。
(タンゴも、ランドグライダーの後だ)

また、社会も保守化しているから、個人や町工場が変わった物を作っても、誰も買わない。

今からでも遅くない。スズキ、日産、ガンバレ たのむから・・・

二輪サイズの四輪車」、「GOGO!ニッサン

P.S.
この翌日、11月1日。ニッサンが「ニッサンニューモビリティコンセプト」と言う、いかにもコンセプトカーらしい、長い名前の2人乗りモデルを発表した。共同開発したルノーが、1月前に発表したものだ。
ITによる公共交通システムとの連携を意識しているのは良いのだが、
「タンゴ」の幅1m、最高速200㎞以上に対して、
幅が1.2m、最高速75㎞と、文字通り、コンセプトカー。
なぜ、1mにできないのだろう。
第一、今頃、コンセプトカーの段階とは・・・