魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

リーダーシップ

2010年10月22日 | 星の流れに

暗い世界情勢の中で、チリの鉱山救出は、ささやかな灯となった。
素晴らしいことには違いないが、これは、不幸中の幸いで、元々、問題があるから起こったことなのに、何か、意図して素晴らしいことが起こったように錯覚する。

人間とは、やはり、自ら道を定められない動物なのだろう。
宇宙や世界平和への道よりも、自然現象に、対応・処置することに、より力を発揮する。たとえ、ずさんな鉱山経営で、自ら引き起こした災いの後始末であってもだ。

今回の事故も牡羊座に影響されているのは明らかだ。救出劇の鍵となったのは、被災者の中にしっかりした「リーダー」が居たからだと言われている。(牡羊座時代

ところで、チリは、何座か良くわからない。
山岳地帯の印象や、南米の最南端まで突き出している形から見ても山羊座だが、長い海岸線に注目すれば、真反対のカニ座になる。
しかし、南米の中では、比較的独立独歩の歴史を歩んだことや、意外にイギリスやドイツと縁が深いことなどからすれば、牡羊座と考えられなくもない。

チリ地震が、遠く離れた対角線上の日本にまで、被害をもたらしたことや、チリの歴史の大きな動きが、牡羊座や天秤座の星の動きに連動しているところを見ると、やはり牡羊座に影響されているようだ。
加えて、今回の「目立つ現象」が起こったことで、より牡羊座の疑いが強くなった。
しかも、事故は銅山で起こったし、チリは銅の採掘量世界一で、銅は牡羊座の金属だ。

南米全体としては射手座だが、天秤座の日本の東京は乙女座と、各地域にも星座があるように、南米の中で、チリは活動宮であることは違いない。どの活動宮かは測りかねるが、天秤座ではなさそうだ。

リニア中央新幹線
直進ルートに決まりそうだ。当然のことだ。
地域自治体が自分の所を通して駅を作れと主張するのは、自分の家の廊下に高速道路のICを作れと言っているようなものだ。
リニア新幹線の意味が解っていない。

明治からの鉄道が、地域を繋ぐ生活道だったのに対し、リニア新幹線はバイパスだ。一県に一駅さえ、リニアの価値を削ぐ。
飛行機に、最寄り飛行場に全部降りろと言っているようなもので、甚だしいロスだ。

リニア新幹線の意味は、日本列島・東西の圧縮であり、全域の物流平等化だ。日本全域に情報物流の均等なチャンスを広げることであり、リニアが通る地域の為に走らせるのではない。
かと言って、通過地域に無意味かと言えば、間接的に東西物流の膨大な恩恵が生ずる。(東西中部の一体化)

大転換によって、「街道筋の宿場町」の発想を捨てなければならない時が来ているのだが、有料道路や年金、所得税のように、目の前で直接つじつまが合わなければ理解できない狭視野が、日本を停滞させている。

日本が生まれ変わるには「なりふり」構わず「損して得取れ」の発想が必要だ。
事業仕分けもいいが、徹底した規制緩和の方が急がれる。
楽市楽座は、信長でなければできまい。官僚には無理な話しだ。