魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

冥王星が射手座に逆入

2008年06月30日 | 星の流れに

6月14日から、冥王星がまた射手座に戻ってきた。(4/2から逆行)
基本的には山羊座時代に入っているから、大した意味はないが、射手座のなごりが表れる。射手座の人も事柄も憂鬱の蒸し返しだ。

当然、双児のアメリカは去年までの幻想に再び灯がともる。テロ国家指定解除がそれだ。一方で、中国は小康状態に入った。

それにしても、このブッシュ大統領という人は、わざわざ業績作りをしなくても、「アメリカ史に燦然と輝く」おばか大統領だ。
人間的には、同じカニ座の福田よりかわいげがあるが、かわいげではすまない立場だから困る。

闇雲にイラクに突入したかと思えば、今度は闇雲に妥協している。
あと4年、任期があれば、確実に北朝鮮に突入するだろう。
おそらく、当人としてはほぞを噛む思いで妥協しているだろうから、北がちょっとでも「なめたマネ」をしたら、パンクする。
幸い、もうすぐいなくなるが、後釜もアブナイ、アブナイ。

不穏な星の動きをふまえ、うがって考えると、
もしかしたら、アメリカ、ブッシュは「しかるべき覚悟」をして、北朝鮮を泳がせているのかも知れない。当然、中国を巻き込み、次期大統領への布石を込めてだが、
いいかげん北朝鮮はこのあたりで手を打っておかないと、元も子もなくなるが、それがわかるほどのギャンブラーだろうか。

この20年、アメリカという腕白坊主を野放しにしたら、世界中がとんでもないことになってしまった。
ライバルのソ連がいた冷戦時代。暗い時代だったが、パンドラの箱が開かれたような現在からすれば、まだ解りやすかった。
本当は今の方がもっと暗いのかも知れない。
これも巡り合わせだが、一体、人類に明るい時代などあったのだろうか。やっぱり、人類の道はきびしい。いつもイバラ道で四苦八苦だ。

冥王星は9/9に順行を始め、11月末にはまた山羊座に入る。
今年前半の動きが、小康の後、秋からいよいよ本格化する。

投機マネーと国家の戦い。税の国家間争奪。FTAなど関税協定によるブロック化・・・国家と金にまつわるシステム転換
食と資源とエネルギーなど、生活の基礎の奪い合い
など、徐々にだが動いていくだろう。