魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

魚座の時代 2

2006年09月15日 | 星の流れに

アメリカが北朝鮮に怒っているのは、核やミサイルよりもドルだろう。資本主義の象徴を攻撃した911も、それだけ取り上げれば不運な大災害の一つだが、偽ドルは資本主義の根幹に関わる問題であり、いわばアメリカの命に関わる細菌兵器のようなものだ。

高性能スキャナやプリンターが安くなって、偽一万円事件が流行ったのは魚座時代のご愛敬だが、国家の総力で偽ドルを造るとなれば、これは戦争行為だ。北朝鮮はどうもわかっていないらしい。

偽札も詐欺の一つだが、オレオレ詐欺やフィッシィングのように人の「錯覚」につけ込んだ単純な詐欺が横行している。結婚詐欺や映画のスティングのように手の込んだ騙しの詐欺ではない。ただし、モデルになりませんかというのは映像がテーマだから、やはり魚座時代の詐欺だ。

錯乱、倒錯といえば、ペットフィギアが大変なブームになっている。魚座の「胎児」は人間の一歩手前の存在だ。思い入れを受け入れてくれる存在に夢を託すわけだ。一方で、胎児とは囲われ養われている囚われ人である。イラク捕虜虐待事件。グァンタナモ収容所。日本では連続監禁事件、児童虐待。そして魚座時代になってようやく日の目を見た拉致事件がある。

「萌え~」も魚座。萌えるのは魚座の季節、早春だ。アニメ、コスプレ、メイド。癒しとサービスも魚座そのものの現象。「ご主人様」とは支配と従属で、これも胎児と母の関係。どちらが支配者なのかわからない関係であるところがポイントだ。
水族館、動物園の変革とブームについては、もう言うまでも無かろうが、養殖マグロから狂牛病、養鶏まで、すべて魚座現象だ。
このほか地味ながら、万華鏡や書のブームがある。墨は影が光を生む世界である。