m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

喫茶アルファ他

2017-11-16 | 純喫茶&リノベカフェなど

 

建築講座の続き・・

神戸昇天教会を訪れた後は、武田五一が設計したといわれる伊藤博文の台座のある公園へやってきた。

伊藤博文は初代兵庫県知事だったそうで、明治37年当初、湊川神社にあった銅像を明治42年にこちらの大倉山

に再建されたという。

戦中に金属供出されて、現在台座だけが残っているそう。

 

 

モデルはトルコの古代貴族の墓の形だとか。

 

 

そして神戸地裁へ。

明治37年に河合浩蔵設計により建てられたもので、平成3年にファサード保存され、増改築された。

 

 

赤煉瓦から覗くミラーガラスに覆われた外観がちょっと違和感。

 

 

湊川神社へやってくると、猿回しの猿が練習してた。

 

 

竹馬でハードルを越えるという難しい技。

何度かのチャレンジの後、やっと成功!

皆で拍手。

 

 

講座は湊川神社で解散となり、最後、お茶をしに元町商店街へやってきた。

最初に見つけた喫茶アルファ。

ここよさそう~中も空いていて大人数入れそうだったのでここでお茶することに。

 

 

 

 

レトロな店内・・いい雰囲気。

 

 

閉店1時間ほど前だったのでお客さんもほぼおらず

貸し切り状態に。

 

 

 

 

入口にあったこのしずくが跳ね飛んだようなデザインの照明が面白い。

 

 

椅子も座る部分だけ革張りになってて、かわいい椅子だった

 

 

私はホットオレンジというのを頼んでみたけど、

せいぜいオレンジジュースの温かいものと想像していたら、みかんがどっさり入ってた。

相当甘かったのでお水で倍に薄めて飲んでちょうどいいくらい。

小一時間休憩した後は元町商店街をぶらぶら歩いて駅に向かった。

 

 

和食器専門店の「サノヤ」の看板が急須柄でかわいい!

 

 

向かいにもサノヤ

 

 

せんべい屋さんの吾妻屋。

ショーケースの下は竹かな?と思ってたら・・

 

 

なんとタイル。

タイルを竹風に見立ててデザインしたんだろうか~

ショーケースの中のおせんべいも美味しそうに見える。

 

 

はた珈琲店、ここもよさそう

 

 

「元町アート」正に看板がアートしてるなあ

 

 

欧風手作り家具の田村

素敵なファサード。

 

 

この力強い看板を見る限り、すごい家具を作られてそうな気配

 

 

持ち送りのこの細かい彫刻・・

 

 

洋食屋さんも

 

 

こちらも純喫茶、元町サントス。

商店街歩くのも楽しいなあ。

この日もたっぷり歩いた一日だった。

 

 

 

 

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神戸水の博物館&日本聖公会神戸昇天教会他

2017-11-14 | 建築巡り・街歩き【兵庫】

今月の建築講座で訪れたのは神戸水の科学博物館。

大正6年に河合浩蔵設計により奥平野浄水場内の急速濾過場上屋として建てられたものだそう。

現在は改修され、神戸水の科学博物館として使用されている。

ここは子供たちが小学生の時に建物見学兼ねて訪れたことがあった→☆

なつかしい~

 

 

館内はもう全て改装されていて、新しくなっていて、建築当初からのものは残されていないそう。

展示物を見、スライドを見て、実験教室も見学。

 

 

この日はこちらの建物両脇に建つ塔の中を少し見れるとのこと。

 

 

塔の入口から・・らせん階段が見える。

 

 

水の科学博物館から昇天教会へ行く途中に出くわしたタイル尽くしのアパート。

先生は昭和30年代くらいと言われてた。

 

 

 

 

玄関ポーチの円柱の下部にモザイクタイルが貼られ、階段にもびっしりと丸いモザイクタイルが貼られてる。

 

 

扉が開いてたのでちょっと失礼して、、

中を覗いてみると、あっと驚く丸窓、そしてタイル、奥にもタイル

 

 

黒い丸いモザイクタイルの先には

 

 

カラフルなパステルトーンのモザイクが廊下にびっしり貼られてた。

これは可愛い!

 

 

そしてその手前の階段にもびっしりとタイルが・・

 

 

そしてその向かい辺りにあった建物もファサードには細かいモザイクタイルがびっしりと。

 

 

そして次にやって来たのは日本聖公会神戸昇天教会。

明治44年に元教会堂が完成したという神戸一古い教会だそう。

 

 

窓や入口などはゴシックの尖塔アーチ形に。

屋根は天然スレート石貼り。

 

 

こちらは正面についていた入口のドア。

出入りには使われてないよう。

 

 

 

 

 

木組みが美しい天井

照明もアイアンで作られたもの。

震災ではハンマービームと呼ばれる持ち送り部分がはずれた程度だったそう。

 

 

縦長の尖塔アーチ窓が並ぶ

 

 

窓はこんな風に回転式で開くようになってた。

 

 

 

 

説教壇も当初のまま残されていて

 

 

彫り物も緻密で美しいものだった。

 

 

 

 

長椅子のデザインもいいなあ。

家具は英国製のものだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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三色彩道の紅葉2017

2017-11-13 | 季節の花・自然

昨日、天気もよかったので買い物ついでに北千里の三色彩道の紅葉を見てきた。

今年も真っ赤に紅葉した楓の並木道が見れて感動~

 

 

休みの日だったので、並木道に路駐の車もたくさんで、道路の真ん中で写真を撮る人もちらほら

 

 

青い空に真っ赤な楓が映える~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、通りかかった北千里公園の池。

西日に照らされた木々や池がきれい~

 

 

秋の風情が感じられた散歩のひとときだった。

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ヒュッテ花隈店他

2017-11-12 | 純喫茶&リノベカフェなど

昨日は建築講座の日で、お昼にぷにょさんと花隈の喫茶店、ヒュッテで待ち合わせた。

私は三宮から花隈までウォーキングすることに。

歩いてると素敵なリノベビル発見。

 

 

1階にはカフェがあり、アーチの天井がいい感じの廊下が裏口まで続いてる。

 

 

2階3階は雑貨や洋服のお店に。

 

 

照明も雰囲気にあっててディスプレイもおしゃれだなあ。

 

 

2階のサンルームっぽい部屋もお店になってた。

 

 

裏口から出たところ。

 

私は1階の期間限定ショップにつるされてた木の人形に食いついてしまった。

インドネシアのもので、下の紐を引っ張ると、人形の手足が動く。

人魚などは尾ひれが横に跳ねあがるようになってるなど動きにも工夫が。

しかもどの人形の顔もシュール。

 

 

人魚と迷って、思わずこの馬に乗ったおじさんの人形を買ってしまった。

 

 

裏口から出ると、向かいにもかわいいビルが。

1階はカバン屋さん?のお店が入ってるようだった。

 

 

すぐ隣にもこんなリノベレストラン?

 

 

ここもなんだかいい雰囲気のテラスがあるなあ。

久しぶりに来た神戸におしゃれな通りや店がたくさんあってカルチャーショック・・

 

 

まだこの辺り歩けばいろいろ出てきそう~

しかし、ふと気づいたら約束の時間が迫ってた。

慌てて店に向かう・・

 

 

通りがかりに・・ここも洋食レストランらしい。

ドアといい、窓といい、番地の表示といい、バランスが可愛い過ぎる店。

 

 

タイルのファサードの家。

 

 

ブルーの濃淡タイルがきれい。

 

 

そして待ち合わせのお店を発見!

うわ~看板が素敵すぎる!雪を頂いた山並みの絵のインパクトがすごい。

さすがに「HUTTE」という名前だけある。がお店は山小屋風ではない。

 

 

ドアのガラスに描かれた山小屋が撮りたかったのだけど、思い切りHUTTEにピントが合ってしまった;

 

 

本日のサービスランチ、570円!?

安いなあ~

 

  

店内へ。

休みの日にかかわらず、意外に多いお客さん。

しかし奥行きも広く、奥の席に陣取る。

 

 

唯一山小屋風といえば、この照明かなあ。

 

 

 

 

ガラスを内側から照らしたこの間接照明も素敵だなあ。

 

 

ハンバーグとフリッターのサービスランチ。

他にもお値段もお手頃な種類豊富な洋食メニューがあった。

 

 

食後のカフェラテ。

カップロゴもかわいい。

この後はこの日の建築講座の見学場所の水の科学博物館へ向かった。

 

 

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kobe ozo cafe 901&フルーツフラワーパーク

2017-11-11 | 趣味その他

少し前、犬、義母妹たちと三田の方へお出かけしてきた。

ランチに訪れたのはkobe ozo cafe 901。

昭和13年に建てられた旧大沢(おおぞう)郵便局だった木造の建物をオーナーがDIYで改装したという素敵なカフェ。

 

 

田園地帯の中にポツン佇むカフェは外観も可愛い。

隣には新郵便局がある。

 

 

郵便局時代の入口。

現在のカフェの入口は裏手の方が玄関となっている。

 

 

郵便局の名残の電話のマークの看板が下がる

 

 

私たちは犬連れだったので、テラスの方へ。

 

 

この日は結構寒くて、日陰のテラスでちょっと震えながら食事・・

 

 

この古いストーブのフォルムが可愛い

 

 

犬インスタグラマー?の義妹は今回、こんな小道具を持ってきていた。

バスケットの中にすっぽりと収まる二匹。

完全にカメラ慣れしてる・・

 

 

1500円のランチコースを頼む。

前菜。いちじくと生ハムが美味しい~

 

 

このカトラリーレストが素敵!

知り合いの作家さんが作ってくださったそうで、この郵便局の建物がステンレスで形作られてた。

車はこちらの御主人の軽トラだそう。

後で知ったが、こちらの御主人は有名なブロガーさんだとか。

 

 

さつまいものポタージュスープ。

 

 

そしてたっぷりの野菜サラダ。

深みのある鉢にたっぷり盛られたサラダが食べごたえがあって美味しかった。

 

 

メインは白身魚のフライ。

ソースも美味しい!

どの料理も美味しい大満足のランチだった。

 

 

店内も少し見せていただいた。

キッチンのカウンターになっているところは郵便局時代もカウンターだったところだそう。

 

 

薪ストーブも。

 

 

トイレのドアは別のところについてた元電話室のドアをもってきたそう。

とてもいい雰囲気で、平日にもかかわらず、店内はお客さんでいっぱい。

お料理もとても美味しく満足!

 

 

その後にやってきたのはフルーツフラワーパーク。

昔バーベキューにやって来たことがあったが、今は道の駅になっていて、

ファームサーカスという新たな施設が出来上がってた。

ここも犬連れOKと義妹のチェック済。

 

 

こんな撮影スポットも。

 

 

そしてフルーツフラワーパーク内へ。

入場は無料になってたけど、なんだか閑散としたパーク内。

 

 

 

 

ここで義妹の執念の犬撮が始まる・・

バスケットを使って、

 

 

更には小道具の被り物も

犬なのにウサギ耳?!

 

 

うちのハチもバスケットにいれたら意外に大人しく写真に収まった。

ノンとのツーショット。

 

 

その後、ドッグランでひと遊び。

 

 

うちのハチがブサカワだなんて、失礼な・・

 

 

最後にカフェでお茶

 

 

 

 

 ベリーのパンケーキ美味しかった。。

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イケフェス2017【住友ビルディング他】

2017-11-10 | イケフェス2017

イケフェス、最後にやってきたのは住友ビルディングのガイドツアー。

帰る道すがら、ちょうどツアーが始まる時間だったので参加することに。

 

 

住友ビルディングは昭和37年に建てられた延床面積、西日本最大のビル。

 

 

現在も賃貸オフィスビルの1階当たりの床面積としては大阪最大のマンモスビルだそう。

 

 

エレベーターホールも広大。

最近の改装時に階数によってカーペットの色を変えるなど、表示をわかりやすく工夫されたそう。

 

 

大理石の壁にシンプルな時計。

 

 

当時のままのデザインが残る会議室へ。

会議室へアプローチは木に囲まれた空間に。

 

 

会議室の中も竣工当時の木の壁面が残されている。

 

 

 

 

なんと窓側は木の壁面が自動で開閉できるようになっていた。

 

 

閉ざされてた壁面はブラインドのように90度回転し、外の光が取り込めるようになっている。

閉じられた空間から木の壁が開いて外の景色が飛び込んでくるのはあっと驚く仕掛けだなあ。

 

 

そして食堂。

こちらも天井や壁面などは当時のままだそう。

 

 

間接照明が使われた天井。

 

 

大きく切り取られた窓からは中の島のビル群が眺められる絶景が広がる。

 

 

 

 

食堂に隣接する会議室。

普段はなかなか潜入することはできない巨大なオフィスビルのツアー、参加できてよかった。

 

 

住友ビルディングを出て、淀屋橋を渡ると日本銀行大阪支店の建物。

こちらも以前、見学ツアーに参加→☆

 

 

 

昭和10年開店の大阪最古級のバー、堂島サンボアバー

 

 

タイルのファサードが素敵な阪口ビル

 

 

日本橋の食堂園を見たので、新地の食道園もチェック。

 

 

レースのようなファサードのビル。

 

  

地下へ下りる階段にこんなかわいいタイルが入れられてたビルも。

 

 

手描き風の動物模様がリアルに描かれてるタイル。

 

 

この鳥も可愛いなあ。

タイルも一枚一枚の縁が波打ってるのがクラフト感あるなあ。

 

 

透明感のあるきれいなグリーンのタイル。

 

 

こちらのグリーンのタイルもやきものの風合い。

 

 

溝を彫りこんだような模様のタイルの面白い。

 

 

こんなテラゾー仕上げの床も見つけた。

 

雨の中よく歩き、いろいろと楽しいものを発見できたイケフェスの一日だった。

 

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大阪市営地下鉄動物園前駅の動物タイル

2017-11-08 | 建築巡り・街歩き【大阪】

この前、地下鉄の動物園前駅で降りた時に、動物のタイルがめちゃかわいい!と思ってたのだけど、

その時は急いでてよく見れず・・先日イケフェスで乗り換えた時に、動物タイルを全てコンプリートしてきた。

その中から、、

 

 

特にこの猿のタイルに釘付け・・

猿が木の枝から枝へ移る様子や

 

 

親ザルと子ザルのふれあいの情景は微笑ましい。

換気口も絶妙な配置で、モザイク画の一部として使われてる。

 

 

そして木が大判タイルのモザイクで表されてるのだけど、

モザイクのタイルの一枚一枚が大きすぎて、それが逆に面白いデザインに。

 

 

この仲良しサルのお尻は赤くなっててかわいいなあ。

 

 

きりんの親子も

 

 

体の一部が木の葉に隠れるきりん。

 

 

木のバリエーションもいろいろ

換気口と組み合わせられた木

 

 

ちょっと枝ぶりが細めの木

 

 

幹も太く、緑がこんもり茂った木

 

 

コアラが貼り付いてる木も。

 

 

ふたこぶらくだが木の下で休憩中

 

 

チーターもいる。

岩を表してるタイルは、タイルの質感もボコボコしたものになってなかなか芸が細かい。

 

 

ワニも・・

 

 

カバの親子も。

前に並ぶ赤い椅子もいい味わい。

 

 

向かいのホームにはオットセイも。

背景は氷山か?!

 

海底の魚たちも。

うっすらグリーンのタイルはひょっとして海藻?!

 

 

地味~に鳩もいた。

ほかにも動物タイルはまだまだたくさんあって、ここから天王寺動物園へ行くアプローチとしては

小さな子供たちにとっても(大人も)ワクワク期待が高まりそうな素敵なアプローチだなあと・・

自分もわくわくしながら動物タイルを堪能できた!

 

 

 

 

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イケフェス2017【北野家住宅&江戸堀コダマビル&今橋ビルヂング】

2017-11-07 | イケフェス2017

イケフェス、次にやって来たのはまだ内部は見たことがなかった北野家住宅。

昭和3年に建てられた木造三階建ての町屋。

大阪の都心部が空襲で焼け野原となった際に、焼夷弾の直撃を受けたにもかかわらず奇跡的に残った町屋なのだそう。

北野家で、ひろ009さん夫妻に遭遇。

 

 

とても急で細い階段を上がって2階へ。

窓辺が明るいお部屋。

ソファが置かれ、洋室のような雰囲気。

 

 

竹が1本渡された簡素な欄間?!

 

 

大広間。

 

 

床の間。

 

 

こちらの広間の欄間には鳳凰の透かし彫りが入れられていた。

 

 

廊下の天井

 

 

奥の小部屋にはこんな飾り棚。

丸窓がついてる棚も。

上の開き戸は微妙にアールに張り出している。

 

 

おばあちゃんの家にあったような懐かしい雰囲気の小ぶりな家具がいくつかあった。

 

 

1階にあった金庫。

こじんまりした町屋で、現在は住まわれていないそうだけど、今も住まわれているかのような設えがされていて

持ち主の方が快く案内してくださった。

 

 

その次にやって来たのは江戸堀コダマビル。

こちらも内部特別公開中。

昭和10年に綿布商、児玉竹次郎氏の住まいとして建てられたもので、現在は音楽スタジオ、イタリア資料室、

などのサロンビルとして使われている。

 

 

スパニッシュ様式に和風が加味されているというデザイン。

ファサードのバルコニーが付いた縦長の窓も魅力的

 

 

建物前に飾られた大きな柱頭は解体された旧日本火災海上保険株式会社大阪支店ビルのものを譲り受けたものだそう。

 

 

1階のショップの三連窓には上部にステンドグラスが入る。

 

 

 

 

 

入口扉の取っ手。

改修時のものだろうけど、やきものの取っ手の色合いが美しい。

 

 

玄関入ったところにあるステンドグラス

 

 

階段親柱や手摺子に入れられた彫刻もいい表情。

 

 

階段のささらという側板にも細かくカーブの装飾が入れられてて美しいなあ。

 

 

 

 

屋上床に敷かれたクリンカータイル。

 

  

アーチを描く煙突も。

 

 

ベランダ柵

 

 

3階は懐かしい昔の道具の展示室となっていた。

 

 

この中に炭を入れて使ったというこたつ。

華麗なデザインだなあ

 

 

その後、今橋ビルの公開を見ようとやって来たけど、早く着き過ぎて、そばの大阪倶楽部の写真を撮る。

こちらも以前特別公開に参加したことがあった。→☆

 

 

 

 

ロビーまで立ち入り可、だったので中にも入ってみた。

この恐い鬼の顔が貼り付いた壁泉。

 

 

その周りを取り囲む美しい色合いのタイル。

 

 

こちらは中でいう階段踊り場の窓に入ったステンドグラス。

外側の装飾も凝ったものだ。

 

 

そうこうしてるうちに、今橋ビルディングの見学の時間に。

大正14年に建てられた、元消防署のビル。

現在はイタリアンレストラン、デルポンピエーレとなっている。(ポンピエーレはイタリア語で消防士)

 

 

 

この1階部分は少し天井が高くなっていて、消防署時代は消防車が入るガレージだったとか。

 

 

消防署時代の赤い非常灯がそのまま残されている。 

 

 

1階の消防車が入っていた車庫の部分は現在、オープンキッチンのカウンター席になっている。

 

 

1階から3階まで鉄のてすりが付いた階段は消防署時代からのものだそう。

 

 

2階のレストラン客席。

中2階には昔司令室だったという部屋が個室として使われていた。

 

 

 

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福島の純喫茶

2017-11-06 | 純喫茶&リノベカフェなど

少し前、というかだいぶ前にぷにょさんと福島の喫茶店で打ち合わせ。 

喫茶バイパスへやって来た。

 

 

サイフォンをデザイン化した絵がかわいい看板。

 

 

中はとっても渋い雰囲気。

47年前の創業時から店内はほぼそのままだそう。

 

 

カウンター上にずらりとつり下がってるランプは昔はアルコールランプとして使われてたとか。

 

 

 

 

カウンターの背面右手の壁面にはこんな青緑のグラデーションが美しいタイルが貼られてる。

いい色だなあ。

 

 

ランチに500円のピラフを。玉子とサラダ付き。

安い!

 

 

珈琲産地図というのが壁に掛けられていたのだけど、それは何と珈琲豆で作られてた。

「バイパス」の文字も珈琲豆!

先代の店主さんの手作りのタペストリーだとか。

 

 

その下にはレトロなスピーカーが。

今も音楽が流れるそのスピーカーはなんと創業当時から使い続けられてるそう。

 

 

このウォーターサーバーもいい味わい。

 

 

このゴージャスでアンティークぽいレジはレプリカだそうだけど、現役で使われてた。

 

 

このパーテーションもすてきだなあ。

 

 

 

 

メニューはこの安さ。

 

 

 

 

 

福島にはたくさんいい感じの純喫茶があるそうで、せっかくなので食後のお茶は別のお店へ。

玉一へやって来た。

 

 

ぷにょさん、注目のこの看板も切り絵風がいい感じ。

「COFFEE TAMAICHI TEAROOM」

 

 

「珈琲 玉一 総本店」

字が詰まり過ぎてて読みにくいが、趣向が凝らされてておもしろいなあ。

 

  

休みの日のお昼過ぎ、お客さんは結構入っていたけど、帰り際は私たちだけに。

芸能人のお客さんもよく来られるそうで、有名人のお話をいろいろ聞かせてくださった。

 

 

 

  

 

カウンターに付く照明。きのこのようなフォルムがかわいいなあ

 

 

レトロなたばこの自販機も

 

 

 

 

2階も見学どうぞ、と言われたので見せて頂いた。

 

 

 

 

 

この照明も素敵

 

 

 2階はちょっと新しい感じだったけど、この階貸し切りで

会合なども開けるそうだ。

 

 

窓の装飾はちょっとイメージと違う夏感満載のものだった・・

 

 

玉一総本店の外観。

 

 

福島には他にも、こんなティールームや、

 

 

老舗の洋食屋さんや 

 

 

こんなおしゃれな本屋さんもあった。

 

 

壁についてたかわいい照明。

この日は大雨で歩き回れなかったけど、いろいろ楽しいお店や町並みがありそうで、

また天気のいい日に来てみたいな。

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イケフェス2017【安井建築設計事務所本社ビル他】

2017-11-05 | イケフェス2017

イケフェスの続き・・安井建築設計事務所へやってきた。

事務所では「建築家・安井武雄 船場を彩った作品たち」という写真や模型で建築作品を紹介する展示が行われてた。

安井武雄の建築では後ほど通る高麗橋野村ビルディングの東洋風な不思議な外観が好み。 

 

 

展示室の入口両脇には安井武雄が設計したという元野村銀行社長、野村元五郎邸の玄関格子扉が移設されていた。

 

 

こちらの曲線が美しいアールヌーヴォー調の衝立も安井武雄設計のものだそう。

 

 

展示室前にあった椅子もカッコよく、座りやすそうなデザインだなと思ったけど、これは違った。

展示室の中は写真撮影禁止だったけど、今は無き安井武雄設計の建物が大きなパネルや模型などで紹介されていたりと

興味深かった。

 

 

後で通った高麗橋野村ビルディング。

昭和2年に安井武雄設計により建てられたもの。

 

いい色合いのタイル貼りの一階部分や、瓦で縁取られた各階の壁面やこのなんともいえないコーナー部分などなど・・

 

 

(天気のいい別の日に撮った)このビルの入口も不思議装飾にあふれてる。

看板周りの装飾も中華風で面白く、両脇には月と竹?がモチーフの柱が立つ。

玄関ホールも東洋風な意匠が興味深い。

 

 

 

 

 

 

1階周りに貼られた大ぶりのニュアンスのある色合いのタイル

 

 

すぐ近くにはこちらも安井武雄設計の昭和8年に建てられた大阪ガスビルがある。

大阪ガスビルは去年のイケフェスで見学ツアーに参加→☆

  

 

 前を通った生駒ビル。

こちらも前回見学ツアーに参加→☆

 

 

前後するけど、その前に見に行った大阪商工信用金庫本店ビルに移築保存されたモザイク。

 

 

元々は昭和36年に東洋紡本町ビルの屋上に設置されていたもので、繊維産業の街大阪・船場のシンボルとして制作された

今井兼次による「糸車の幻想」という作品。

 

 

 

 

 

モザイクには廃棄される陶磁器などをリサイクルしたものもあるそう。

 

 

今井兼次は日本のガウディと呼ばれただけあって、ガウディっぽい。

長崎で見た聖フィリッポ教会や日本二十六聖人記念館も今井兼次デザインのもの。

 

 

 

 

 

よく見ると、ほんとに小皿、お茶碗、お皿などなど、そのまま貼られてるものも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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