
ブダペスト二日目の早朝にやって来たのは中央市場。
1897年に建てられたブダペストで最大の市場。
現在の建物は修復されたもの。
煉瓦造りの建物には、ジョルナイ製の陶製屋根が使われているというので、
それも楽しみに。

地下鉄Fovam ter駅から上がってくると、すぐ見えてきた市場。

遠目からだとちょうど屋根がよく見える。
ジョルナイ製の陶製の瓦は、ビビッドな黄色と緑、赤のパターンで、
一枚一枚がやや丸みを帯びた四角形のものが貼られてる。
その上にゴシック風のドーマー窓。


エントランスの門やアーチには細やかなアイアンワーク

エントランスホールの天井

開店時間の6時過ぎに行くと、まだ市場の中はガランとした雰囲気だった。

中央部分は二層吹き抜けで、鉄骨の梁が優雅に弧を描いている。

階段のアイアンワークも美しいな。
2階は、飲食店やお土産物屋さんがあるが、この時間は全く開いてなかった。
朝から朝食が食べれるかな?と思ってやってきたのだけど;

1階の市場は、ぽつぽつ開いてるお店もあった。
サラミやハムなどを売るお店。

八百屋さん

果物屋さんもいくつか開いていて、

イチゴとチェリーが赤々として美味しそうだったので、
キロ売りのところ、少量でもOKか確認して、朝ごはんに食べる分をゲット。

いちごもチェリーも甘かった。

市場からは、この後、ゲッレールト温泉へ行こうと、市場からすぐの自由橋を歩いて渡ることに。

19世紀末に建設された橋は、優雅なアール・ヌーヴォー様式で、橋を眺めながら渡る。

トラムがやってきた。
映える黄色だなあ。
この後、ゲッレールト温泉へ到着したが、開店時間が変更になってて、出直してたのだった→⭐︎

その後に、レヒネル・エデンの応用美術館へ向かった。現在改修中で、中も外も見ることは叶わないとわかっていたが、、やはり、修復中の姿も目に収めておこうと。

やはり、建物はシートに覆われていて、見えたのはドームの屋根だけ。
ガイドブックには2020年に修復完成予定と書いてあったけど、一体いつ終わるわだろう?!


今回は見れなかったけど、1996年に訪れた際に、修復前の姿を写真に収めていたものがあった。


エントランス。
黄色いセラミックが手摺に使われてる。

これは天窓のステンドグラスのよう。

アラブ風味強めの内装のようだった。

ここから最終日の昼過ぎに行った中央市場。
早朝の市場とは、うって変わって賑わってる。

パプリカを売ってるお店が、すごい迫力。
パプリカとは、唐辛子を粉末にしたものだけど、
辛いバージョンと普通のとがあり、、
布袋に入ったかわいいものをお土産用にいくつか購入。

赤、白の袋があって、普通、赤い方が辛いのかと思いきや、白の方が辛かった。


絵付けされた陶器類なども。

サラミソーセージ屋。

2階から1階を見下ろす。
2階の飲食店は、更に混雑していて、おちおち食べてられない感じ。

フードコート的なお値段かと思ったら、そこそこするなあ。
せっかくなので、ハンガリー料理のお店を選んで、、牛肉の煮込み料理と付け合わせに、ダンプリング(小麦粉を練って小さい団子状にしたもの)を。
かなりのボリュームでお腹いっぱいに。
ハンガリーの料理は、だいたいどこでも量が多かった。