長浜の町歩きの続き。
黒漆喰の建物、黒壁ガラス館は、明治33年に建てられた第百三十国立銀行長浜支店だったもの。
銀行として使われた後は紡績会社の配送所、専売公社の営業所、そして長浜カトリック教会となり、平成元年に現在の黒壁ガラス館としてオープンしたそう。
入口扉
天井は手の込んだ職人技が見られる亀甲模様になっていて、重厚感たっぷり。
階段も当時のまま。
階段親柱のアールヌーヴォーぽい花のような彫刻。
二階の吹き抜けから一階を見下ろす。
二階の天井にも照明の漆喰装飾が残されていた。
海洋堂ミュージアム。
こちらも近代建築のようだけど、いつのものなのか不明。
店内は天井装飾も残っていた。
めちゃレトロ可愛いお土産屋さんがあった。
名前もかわいい「まるり」
中をちらりと覗くと、メルヘンチックなこんな花のような傘の照明が
ぶら下がってる。
広すぎる店内のいくつかの棚には、売り物でなさそうな置物が置かれてた。
水色の色違いも。
黒壁の建物は、築約100年の古民家を活用した和カフェ叶匠寿庵。
よさそうな雰囲気だったけど、最後に茶しんのグリーンソフトを食べる予定してたので、ここはパス。
ステンドガラス館のステンドグラスの看板。
タイル貼りの廃店舗まるき
ここのタイルが写真じゃ分かりにくいけど、ブルー混じりのざらざらタイルが
とてもきれいだった。
お隣の建物のタイルも渋い。
ブルーのさわやかタイルは、廃料理屋さんの壁。
水の流れのようなレリーフが入ったタイル。
同じ建物に使われてた、こちらのデザインもかわいい。
以前にこれと同じタイルを見て、東ハトオールレーズンみたいと言われたことがあったので、オールレーズンタイルと呼ぼう。
オールレーズンの色違いも見つけた。
民家の玄関周りに貼られてたシワのような細かいラインが入った織部釉の渋いタイル。
この後は、北国街道安藤家へ。