転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



自宅マンションのキッチンのカップボード側リフォームについて、
業者さんがプランと見積もりを出して下さった。
メーカー品は高価格のうえに制約が多いので、造作で行くことにして、
今あるカップボード側のものを一旦すべて撤去し、クロスも張り替え、
そこに新たな造作家具としての食器棚ほかを造って戴くことに、だいたい決まった。
これなら予算内に収まるし、レンジや炊飯器、ゴミ箱を置くスペースも
ほぼ、こちらの注文通りにできる。

それで、このお盆休みの私の課題は、
業者さんから拝借した「ポリ・化粧ボード」のカタログから、
カップボードの扉にどのボードを使用するか選ぶことであった。
最初は、床やその他の家具の材質に合わせて、マットな木目を考えていたが、
いつもお世話になっているインテリア・ショップのマダムの意見も伺い、
敢えて床よりワントーン明るい茶系+鏡面仕上げを試してみることにし、
対案として、床素材に近い鏡面のダークブラウンも候補に残した。
完全なマットの木目より、バーズアイか何か、やや柄目のあったほうが
床その他と別のニュアンスが出せて、良いのではないかと思っている。
お盆明けに、これらの更に大きめなサンプルを見せて戴くことになっている。
具体的な期限がない話なので、まだまだ延々と楽しめる(^_^;。

併せて、入居以来15年なのでLDKの壁紙も変えることにしようと考えている。
既に、ところどころ浮いてきて継ぎ目が見えるようになっているし、
私が幾度か掃除機をぶつけた(爆)カドなどは、
小さい破れ目ができていたりもするのだ。
クロスの良いところは、張替が効くということで、
試してみて万一「違う」と思ったら、次の機会に別のものを張れば済む。
現LDKの壁紙は、入居時の初期設定だった白のビニールクロスで、
可も無し不可も無しではあったが、この機会に違うものを試したい。
去年は我が居室で紙クロスに挑戦したので、
今回のLDKには布クロスが良いのではないかと計画中だ。
LDKは、目立つパターンや個性的な色合いにするより、
敢えて、薄い色の無地系のほうが落ち着いた雰囲気になり、良いのではないか
と私は思っている。



更に、去年から実家の父の寝室を少しずつ手入れしているところで、
こちらの壁紙もいずれ考えるつもりではある。
何しろ改築して以来30年弱、一度も壁紙を変えていないので、
現状、既にかなりシミや汚れがひどくなっているのだ。
父は喫煙しないし、絵や書道など色のつく液体を使用する趣味もなく、
一体何で壁を汚したのか、やや謎ではあるが、つまり経年劣化なのかな??
これについては、インテリア・ショップのマダムの提案は、
「別荘だと考えて、ご自宅ではあり得ない方向性は、どうですか?」
ということで、「自然風景写真の壁紙」。
広い壁面が一面あるので、そこを活かすというアイディアだ。
私が自分で考えていたら、ダマスク柄くらいしか思いつかなかったところだが、
これもアリかもね?
本宅ではないし、お客様を入れることもない家なので、
自分本位に変わったことを試すのも楽しいのではないか。



壁紙、特に実家の関係は、
マンションのカップボードの件が決まってからの話になるので、
今はまだ、ほとんどかたちもなく妄想の域を出ないものなのだが、
インテリア計画というのは、あれこれと考えているときが一番楽しく、
この、具体的になる遙か前のワクワク気分を
今は、存分に味わい尽くしたいと思っている。
何しろ、考えるだけなら予算度外視だし(笑)。

なお、こうしたやりとりは今時なのでほとんどオンライン、
というかほぼ、オンデマンドだ。
現場での採寸とショウルーム訪問は、担当者と対面のかたちになったが、
それ以外は、どの業者さんともLINEやメールで連絡を取り合っている。
写真や図面、見積り等は添付ファイルで良いし、デジタルカタログも共有できる。
夜中でもいつでも、都合の良い時間に文書作成できて、
互いに手の空いたときに読めばよく、万事が実に便利だ。
サンプル等の現物も、送付や、ついでのときに郵便受けに入れておく式でOK。
外に出ず、安全な家の中で掃除等をしながら、
「いつの日か、ここをこうして、あそこをああして……」
と妄想竹を育てるのは、私には至福だ。

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