転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



朝、娘は何を思ったか、突然言った。

娘「おかーちゃん、私、女の子だけの中学校に行きたい」
私「なんで女子校がいいの?男嫌いになったの?」
娘「そうじゃないんだけど。大きい男の子って、エロ入っていそうで、やだから」。

ふん。何を言い出すのやら。
第一、外国人スケート選手を見て『結構イケメンだった』などと言うキミも、
それなりにエロ入って来ているんじゃないのかね。

私「でも、女子だけの中学校に行くということは、中学受験をするってことだぞ?
 今から受験のためのお勉強する?」
娘「えっっっ。試験があるの?」

娘はそんなことは思ってもいなかったようで、しばらく考えた。そして言った。
娘「・・・・やっぱ、やめようかな」
前言撤回か。試験勉強するくらいなら、エロを我慢したほうがマシかい(^_^;。

身支度の済んだ娘が階下に降りてきて、朝食を始める時間になった。
夫が姑の車椅子を押しながら声をかけた。
夫「おかーちゃん。ごはんだぞ」
姑「オランダ?」
夫「・・・・(^_^;。ご・は・ん・だ・ぞ!!」
姑「(無視して)この椅子はおかしいね、なんで、さっささっさと動くんかね」
夫「車椅子だからだろっ、俺が押しよるんだろーがっ!」

席についた姑は、娘を見て、目を細めて微笑んだ。
姑は、痴呆になってからも孫娘をとても可愛がってくれているので、
良い子だねとか、何かそのようなコメントが出るのかと思っていたら、
姑はニコニコしながらこう言った。

姑「ほんまに、この子は、何を考えよるんか、わからんよねえ」

主人が口元を歪めて笑った。
夫「おかーちゃんのほうが、よっぽど、何考えとるんか、わからんぞ」

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