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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



マイナンバーカード、「3回引越したら再発行」が物議…なぜ再発行までに2カ月半も
(Business Jounal 2023.07.29 17:15)

今でこそ私は定住しているが、転勤族だった間は、
運転免許証の裏面が訂正事項のてんこ盛りだった。
最初の頃など、結婚で姓が変わり、広島から福岡に転居し、
半年ほどでまた福岡から松江に転居したので、
表面の記載事項だけでは、名前も本籍も住所もことごとく違っていて、
裏面がなかったら何の証明にもならない状態だった(^_^;。
尤も、手続は簡単で、必要書類を添えて最寄りの警察署に行き、
裏面に書き加えて貰うだけだったので、その場で完了した。

それが、今や、記事の通りだとすると、3度転勤があると、
マイナンバーカードが2ヶ月半、手許に帰って来なくなるという。
上記の私の例だと、結婚による改姓・本籍変更→福岡転勤→松江転勤、
の時点か、或いはその3年後に神戸に行ったところで再発行か。
仮に政府方針どおりに、保険証や運転免許証まで一本化されるならば、
2ヶ月半、「身分証明書と保険証と運転免許証」を同時に失うことになる。
現行の運転免許証は、記載事項変更なら上記のとおりすぐできるし、
紛失でも免許センターに行けば即日再交付が受けられる。
健康保険証も、国民健康保険はやはり即日再交付、
社会保険だと2週間ほどかかる場合があるそうだが、
いずれにしても2ヶ月半も待たされるなどという生活を、私達はしていない。
どうなるのかというと、総務省の答えは、例によって例の如く、
『代わりの証明書などを発行するか、現在検討中です。』
『どのような形での取り扱いになるかは、正式な発表をお待ちください。』

以前も書いたが、マイナンバーカード関係の話は、いつも最後が
「詳細未定」「これから検討」で終わってしまうところが、
私の現時点での最大の不満であり不安である。
これほど大事な個人情報に制度的に手をつける以上、
もっと細部まできちんと検討し決定を終え、
「正式な発表」なるものを経たうえで、その後に、
「(保険証・運転免許証その他の)マイナンバーカードへの移行」
を国民に対して案内し、制度を開始して貰いたい。
少なくとも私自身は、そこまで行ってからでないと、
心配で、現行の保険証や免許証を手放す気持ちになれない。

マイナンバーカードへの移行そのものは、私は反対していない。
上記のように、転勤転居のたびに免許証と保険証、年金手帳、等々、
それぞれに手続が必要だったので、カード1枚で一括して
訂正や変更が済まされるものであれば、
それ自体はひとつの改善であると私は思っている。
しかし、それに不随して起こり得る周辺の諸問題について
如何なる対処がなされるのか、詳細の多くがあやふやなままでは困る。
まだよく決まってないけど、あとからちゃんとするんで、
まあ、とりあえず移行の手続だけは、皆さん早く早く、
というのが嫌いなんだよ私は(--#)。

来年秋にも全国的に保険証廃止、というのは乱暴過ぎると思うのだが。
5年かそこらは、ゆうにかけるべき事柄ではないかと思うし、
たとえば最初は東京だけとか、限定的な区域で試験導入をして、
現実的な不具合を是正するための段階を踏むべきではないのだろうか。
――というのは素人の思いつきだが、
言いたいことはつまり、もっと慎重にやって欲しいし、
現実的な疑問にも正式な回答を用意してからにして欲しい、
ということだ。

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