転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ブライアン・メイ、ついに博士号取得へ
(写真は、ブライアン・メイが共著のかたちで出版した、
宇宙物理学の本『BANG! 宇宙の起源と進化の不思議』)

クイーンのギタリストB・メイ、宇宙物理学博士に(ロイター)
『7月25日、英ロックバンド、クイーンのギタリストB・メイが近く、中断していた宇宙物理学の研究で博士号を取得することが明らかに。』『[ニューヨーク 25日 ロイター]英ロックバンド、クイーンのギタリストのブライアン・メイ(60)が近く、音楽活動のため35年以上前に中断していた宇宙物理学の研究で、博士号を取得する。』『メイは1970年のクイーン結成当時、ロンドンのインペリアルカレッジで宇宙物理学を学んでいた。しかし、バンド活動が忙しくなったことから博士課程での宇宙塵(じん)の研究を中断。その後も宇宙物理学への興味を持ち続けていたという。』『今月25日にも博士号の最終課程となる論文を完成し、論文が大学側の審査を通過した後、来年にも博士号が与えられる見通し。』『メイは25日、自身のウェブサイトで「たぶん皆さんも僕たちが使っている望遠鏡をのぞいてみたいのでは」とコメント。クイーンのヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞をもじって「ガリレオ、ガリレオ、生命は何と奇遇に満ちていることか」と付け加えた。』

ブライアンが宇宙物理学の研究者であることは、
私は70年代から知っていたし、当時も、
博士論文を断念していない、という記事は出たことがあった。
確か、日没の頃に黄道面に見える粉塵がどうとか・・・(^_^;。
また、アメリカの外惑星探査機ボイジャー1号2号の成果を
彼が大変熱っぽく語っていたインタビューも、
80年代のMUSIC LIFEで読んだことがあった。

ただ、宇宙物理学の研究は、飽くまでQUEEN結成以前の、
彼の経歴として終わるのだろう、と私は思っていた。
博士論文ともなると、その専門性も極めて高く、
かつ、学問の最前線に居なくては書き上げられないものではないか、
と思われたからだ。

しかし、ブライアンは断念していなかったのだ。
60歳にして博士号取得とは。
本当に打ち込むものを見つけたら、
決して、あきらめたり投げ出したりしてはいけない、
と、教えられた思いだ。
人生の時間が与えられている限り、
どんな夢も、見続けることが可能なのであり、
変わらぬ意志と能力とを持つ者は、
きっといつの日か、それをかたちにすることができるのだ。
功なり名遂げた人生とは、彼のためにある言葉だとつくづく思った。


ポール・スタンレー!
キッスのP・スタンレー、心拍数190超え公演見合わせ(ロイター)
『[ロサンゼルス 28日 ロイター]米人気ハードロックバンド、キッスのボーカル兼ギタリストのポール・スタンレー(55)が27日、米カルフォルニア州で行ったショーのリハーサル中に心拍数が通常の2倍以上に達したため、ショーへの出演を取り止めた。自身の公式ウェブサイト(http://www.paulstanley.com)で明らかにした。』『ロサンゼルスの東145キロにあるサンジャシントのカジノで同バンドがリハーサルを行っていた際に、頻脈に見舞われたという。』『スタンレーは、自身のウェブサイトに「私の心拍数は1分間に190拍を超えるほどになった。この状態が1時間以上続いたので、救急救命士を呼んで、一瞬心臓を止め、通常の状態に戻さなければならなかった」とコメントした。』『米国心臓協会によると、心拍数は通常1分間に60─80回。』『スタンレーは、ショーへの出演は危険と助言を受けたため、出演を見合わせた。メンバーのジーン・シモンズがファンに対し、3人でショーを行うと説明、スタンレーにささげる内容に変更した。』『キッスは1973年にスタンレーとシモンズによってニューヨークで結成。全盛期には「Rock and Roll All Nite」や「Shout It Out Loud」などがヒットした。』『スタンレーは昨年、ソロ・アルバムもリリースしている。』

ポール・スタンレーは、私はかなり好きなヴォーカリストなのだが、
長年、あのハードなステージを見事にこなしてきた彼が、
心拍190超えとは、一体、何が起こったのだろう?
ジーンが昔、火吹きの最中に髪に火が付いて倒れたのも驚いたが、
ポールが病気をするなんて、私は考えてみたこともなかった。
彼は心臓が悪かったんだっけ??
55歳、という年齢にも今更だがビックリしてしまった(^◇^;)。

KISSというグループは、あのメイクで知られている通り、
一見、派手なステージングで、キワモノのイメージがあるが、
メンバー、特にジーンとポールが最初から非常にオトナで、
自分たちの言動の効果も限度も、
すべてわきまえた上でやって来たからこそ、
ここまで続いたバンドだと、私は思っている。

彼らの神髄はライブにあると思うので、
ポールには充分に静養して貰って、
また万全の体制で、キッス四人のライブを展開して貰いたい。
「ポールに捧げるライブ」なんかじゃ、悲しいではないか(^_^;。

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