新型コロナ 治療薬など支援策 終了へ どう変わる?
(NHK 2024年3月5日 15時39分)
4月からはCOVID-19関係がすべて有料になる。
これまではコロナといえば、ワクチンも治療薬も厚労省の支援があったから、
我々は自分の考え優先で、「受ける」「受けない」等々を自由に選べたし、
罹って、もしも自分の想定より容態が悪化した場合でも、
支払のことはあまり考えずに、高度な治療法まで含めて選択できた。
しかし今後は、選べるのは経済力のある人だけだ。
検査も有料、抗コロナ薬が3割負担で3~5万円、入院加療となれば桁が更に……。
お金がないなら、主義主張以前に、そもそも「治療は受けられない」で終了だ。
ここはやはり、私は「罹らない」ことを第一に優先したいと改めて思った。
とりあえず罹らなければ、無料なのだ、コロナ治療に関しては(汗)。
不織布マスク着用・三密回避・手洗い励行、は自分で出来るので続けるとして、
可能ならワクチンも打ちたいのだが、これまた、ナンボになるのかという(汗)。
集団接種は終わるし、現状、いつ、どこへ行けば打てるのかも情報が無い。
はしかの恐るべき「免疫の記憶喪失」とは、世界で流行が拡大
(ナショナルジオグラフィック 2024.03.06)
麻疹は感染力が破格に強く、深刻な合併症や後遺症の可能性もあり、
現代でも軽視できない感染症だが、更にイヤなのは、麻疹に罹った人は、
回復後、それまで獲得していた各種の免疫が抑制された状態になることだ。
このことは半世紀も前には既に知られていた。
私はワクチンを受けておらず、小2の5月に麻疹に罹って3週間病臥したので、
文字通り死ぬほどキツかったことを、未だに覚えているのだが、
その回復期に小児科の先生から、
「今年の夏は、プールに入るのはできるだけ止めたほうがよい」
と言われたこともまた、今でも記憶に残っている。
麻疹に罹ったあとは、あらゆる感染症に罹りやすい体になっているから、
様々な菌やウイルスに触れるプールは控えるべきだ、という説明だった。
昭和40年代の学校のプールは、今ほど清潔でもなかったしね(汗)。
そして、やっとの思いで床上げをして登校を再開したら、
間なしに水痘を貰ってきて、再び2週間ほど寝込むことになった。
このダブルパンチの御蔭で体がすっかり弱くなり、翌年くらいまでの間は、
それまでとは比較にならないほどよく熱を出して学校を休んだ。
いまどきの若い人は、麻疹に罹った経験はない人が大半だろうから、
ワクチン2回目が終わってないなら、早いところ済ませておいたほうが良いと、
老婆心ながら思いますよ(汗)。
下手したら瀕死になるほどツラいうえ、病後、本当に体が変わってしまうので。
ひとりで217回接種!!
Adaptive immune responses are larger and functionally preserved
in a hypervaccinated individual(THE LANCET March 04, 2024)
ドイツで、およそ2年半の間にコロナワクチンを217回受けたという、
62歳の男性のケースがLancetで報告されていた。
このとてつもない回数に及んだ理由については、個人的な事情、とあり、
可能性としては「打ちたくないが接種証明だけ欲しい」という人たちを相手に、
代理接種で報酬を得ていたのではと思われるが、立件はされていない。
217回という数字は自己申告だが、公式記録が辿れるものだけで100回以上ある。
あまりにも無意味な過剰接種だが、免疫疲弊もなく有害事象もなく、
S抗体(=コロナへの抗体)やT細胞数は多く、
唾液中に抗S蛋白IgG抗体が発見された(=口腔の段階でコロナ感染予防可能?)、
等々、論文で指摘されている。
感染爆発したドイツにあって、この人の感染歴はゼロ、
PCRや抗原検査等も真面目に受けており、今回の調査にも積極的に協力した由。
これだけ桁違いに打っても、特に問題がなかったというのが凄いが、
n=1なので「ただの一例」以上のものではなく、特異体質かもしれない(大汗)。
この件以前の報道では、やはりドイツで87回?だか打った人がいたのと、
ニュージーランドで他人になりすまして1日に10回打った男がいたのだが、
あれから、皆さんお変わりなくお過ごしなんでしょうか(^_^;。
日本で2回接種までしか無かった頃、勝手に4回受けていた人らが居た筈だが、
彼らの調査はその後、続けているのだろうか。
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