転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



金曜の夜から主人が三泊四日で東京出張に行った。
確か、去年のこの時期も同様の仕事があった筈なのだが、
広島がかなり気温が下がって冷え込んでいるときに、
主人は東京へ、まるで避寒に出かけたようなことになった。
LINEによると、目下、東京は日差しがあって温かく、
コート不要とのことだった。
昨夜、主人は娘と会って、和食メニューの夕飯を共にしたそうだ。
私が手を下さなくても、家族がとても幸せにしている、
……私にとって理想的だった。

そして、きょう日曜日は私は会社が休みで、完璧な休日になった。
朝は一度、いつもの5時半に目が覚めたが、
朝の用事をする必要が何も無かったので再度寝入り、
目覚ましもかけず自然に任せて、10時半頃に本当に起きた。
家の中はテレビも鳴っておらず、静かで、
何時までに何をせねばならないという制約もなく、
私はパンを焼いてコーヒーを淹れ、時間無制限の朝食を取った。
ああ、最高だ。和む(T_T)。

主人は明日の夜まで帰って来ないので、今夜も夕食の支度は要らない。
何時に何を食べようが食べなかろうが、私が不満でなければOKだ。
誰も訪ねて来ないし、私に話しかける人も居ないから、
相手の要望や気持ちを考慮した返答をする必要なども、全くない。
今、私は自分が何をしたいかしたくないかだけ、気にしていればいい。
ラクだ、ありがたいことだ(T_T)(T_T)。

***************

いつも新年には、自分の勉強の計画を立てているのだが、
親介護の比重が増してきてからは、もう勉強らしい勉強はできなくなった。
あまり事前準備の要らない試験という意味で、とりあえず今年は、
TOEIC S&Wの公開テストを、一度は受けたいと考えている程度だ。
去年もそう思っていて、結局、会社から言われてTOEIC SpeakingのIPだけ、
秋口に受けることになったので、今年はせめて、それをもう一歩進めたい。
TOEIC L&Rを毎月のように受験していた頃からすれば、まるでシオらしい話だが、
受験料もS&Wになると1万円くらいかかるから、「数打てば」とは行かないし、
今は時間的にも、日曜日を何度も試験に費やすことはできないのだ。
だから、とりあえず「どこかで一度は」というのを、最低限の目標にしておく。

その他、懸案事項としては国連英検特A級と、仏検準1級が、
ここ数年来の積み残しなのだが、これらは継続的な受験勉強が必要なので、
今の私では、時間的にも能力的にももう、無理がありすぎると思う。
国連英検は私などにとっては、もともとが難関であったうえ、
国連の現状や昨今の国際問題についての勉強や暗記が要るし、
そもそも英語力自体が、ごく限られたビジネス英語以外は日常使っていないので、
数年前より格段に落ちていると自分で感じている。
なんとかしたいが、「腰を据えた」勉強など今はもう全く不可能だ。

更にフランス語となると、仏検2級を取ったのが5年も前で、
もう一度2級の手前あたりから出直さないと話にならないだろう。
ここまで落としてしまったのは残念ではあるのだが、
仏検サイトなどで目にする合格体験記には、
会社を定年退職されてから本格的にフランス語学習に取り組まれ、
努力の末に仏検1級に到達された方とか、
大人になって初歩から10年くらい学習を続けられ、
ついに単独語学留学の夢を実現された方などの話が出てくるので、
私も、人生にはいろいろな時期があるのだと受け入れて、
これからも断念せず、学びたい気持ちだけは持ち続けていたいと思っている。

ひとつ僅かに期待しているのは、
来月、転勤でうちのオフィスに来るカナダ人が、
英語とフランス語の両方を使う人だと、同僚からの事前情報で聞いたので、
彼と職場で強引なフランス語会話をすれば、
私の仏語力も少しは目覚めるのでは、ということだ。
尤も以前、別のカナダ人が言っていたところでは、
カナダのフランス語は18世紀の入植者が持ち込んで以来、独自の発達を遂げ、
フランス本国とは違う面が出て来ており、パリの人が聞いたら「?」と思うような、
不思議な言い回しもあるとのことだったが、……この際、構っていられない(汗)。

広島に着任した途端、なぜか変なオバさんが壊滅的なフランス語で絡んできて、
カナダ人は意味が分からず、さぞかし困惑するであろうね(汗)。

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