転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私の意識の中では、ゴールデンウィークが終わってから10日くらい経った?
という感覚でしかないのだが、現実には既に6月中旬だ(大汗)。
時の過ぎるのがあまりにも早すぎて、私は追いつくことができない。
最近時間が経つのが早い、と感じたらチェックしたい5つのこと』(lifehacker US)によれば、
『周りの世界が見慣れたものになってくると脳が取り込む情報量は少なくて済み、
時間が速く過ぎ去っていくように感じる』のだそうだが、
ってことは私の脳は目下、ろくに情報を取り込んでいないのか。

私の日常は今も特に変わらず、週3~4日のパートとして働いており、
仕事の日は拘束されるので、それ以外のところに
実家関連の用事や道楽予定を入れ込むようにしているのだが、
現状、「何もない」「家でゆっくり」という日が自分比でかなり少なく、
そのことが結構、心身の苦痛になっている。
きょうは久しぶりに予定が全くないので、ここに来ることができたが、
こういう日を、月に7~8日は作りたい、というのが今の希望だ。
……まぁね、遠征というものをやめれば自由時間は増える筈なんですがね……(汗)。

今月上旬は本社研修と、ユンディ・リ広島公演、がイベントだった。
まず研修のほうは、出張扱いで会社を離れ、
道楽とは異なる新幹線の旅が、良い気分転換になった(殴)が、
行ってみると、私と同期採用だった他の3人のうち、
既に2人は辞めていたことがわかった。
更に、グループワークをした同じテーブルの6人の中でも、
私は「古いほうから2人目」だった。
こうして見ると結構、出入りの激しい業界なのだった(爆)。

ちなみにそのグループディスカッションは、
就活中の娘などが知ったら噴火するだろうというほど
とりあえず様子見するタイプの人が揃っており、全体に大人しかった。
褒めて言うなら、誰も彼も、全体の中での自分のポジショニングに
大変敏感であり、用心深かったということだろうと思う。
それで仕方なく、立場的に新人とは言い難く年齢もイっている私が、
平々凡々な意見でも無いよりマシと割り切って何か言うようにし、
「○○さんは、いかがですか?」
「おっ、あと5分で、まだ3つ残ってる!どんどん行きましょう!」
と等々とやってみたが、イタかったかもしれない(汗)。
これが選考だったらきっと、我々グループは、
全員揃って一次選考敗退決定だっただろう(大汗)。
就活生なら皆、率先してやっているようなことが、
いいトシの会社員になると、何故かできなくなるんですねぇ(^_^;。

しかし基本的に我々はサービス業というか接客業なので、
皆、スマイル0円的な態度は身に備わったものがあり、
ここでの「雑談」「世間話」はこの上なく無難で、テンポが良かった。
大抵の人が、相手の話を受けて発展させるのがうまく、
6人いれば発話の機会も量も六等分されているような会話で、
この感覚は見習わないといけないなあとつくづく思った。
ランチのときには、以前から知っている他のオフィスの方々や、
今回初めてお会いした新人さん等々とお喋りし、
それなりに情報交換もでき、大いにリフレッシュになった。
普段と違う緊張はあるが、私は研修の機会そのものは決して嫌いではない。
また来年もこのようにして集まりたいものだと思った。
そのときまで、皆さん、お互い元気でなんとか頑張りましょう(^_^)ノ。


ユンディ・リの話は、多分、またいずれ。
とりあえず、ユンディに関しては私は今回、肯定的な感想だ。
前回来日時には評判が良いとは言えず、
私は初めて聴く彼のリサイタルに、やや構えた気分で臨んだのだが、
案に相違して、かなり、良かった。
一部に対してはアイドル的な人気スターでありつつも、
ユンディが大変真摯に、音楽と聴衆とに、向き合っていることを感じた。
開演時間19時ぴたりにステージに登場し、
終演予定20時50分の予告から外れることなく、
3曲目のアンコールを弾き終えて二度のカーテンコールに答えて20時49分、
と、この上なくスマートでプロフェッショナルなユンディ・リでもあった。
リハに5時間遅刻の大記録を持つ某P氏とは大違い(逃!)。

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