今夜時点で、一応はカープとヤクルトが暫定首位なのだが、
たった10試合しかしていない段階の順位など、大した意味はない。
このあと連勝・連敗で上と下が全部入れ替わることだって有り得る。
しかも目下、一番上と一番下でも2ゲーム差しか開いていないのだ。
便宜上の順位がついているだけで、順位自体が無いも同然だ。
セ・リーグ順位(2018年4月10日現在)
1 広島 勝6 負4 分0 勝率.600 差-
1 ヤクルト 勝6 負4 分0 勝率.600 差-
3 阪神 勝5 負4 分0 勝率.556 差0.5
4 DeNA 勝4 負5 分0 勝率.444 差1
5 巨人 勝4 負6 分0 勝率.400 差0.5
5 中日 勝4 負6 分0 勝率.400 差0
広島地元としてはいつでもカープに勝っていて欲しい気持ちはあるが、
常にカープだけがいい思いをするのがイイ、とも私は全然思わない。
過去2年間で、いい思いはかなりたっぷりしたことだし(^_^;。
純粋なカープファンからドヤされるのを承知で敢えて言うが、
去年の優勝で、皆さん全員2016年のときと同様に泣きましたか。
私は泣きませんでしたね(殴)。
感動はそれなりにしたが、結構な差があった。認めたくなかったけど。
15年間もずっとBクラスで、ああ一度でいい3位内に入ってみたい、
と、うなだれていたのは、そう遠い昔の話ではなかった筈なのに、
2年連続で優勝されただけで、こうも鈍感になるものだったとは、
と私は我ながら呆れた。
かつて、黄金時代とよばれた時期に、カープがどんなに勝っていても、
広島市民球場に閑古鳥が鳴いていたのは、もしかしたら
こういう気持ちの拡大版が、地元民の間で共有されていたからではないだろうか。
あの頃、カープは本当に強くて、毎年シーズンが始まると、
優勝争いに絡むのは当然の前提になっていて、それゆえに地元民からはもはや、
初優勝当時のような感動を持って見守られることはなくなっていた。
勿論、今のカープファンはあの頃の広島市民よりもずっと愛情深いと思うが、
それでもやはり、「強いカープ」を早くも当然のことと見なしているのでは……。
私は個人的には、それは結構、残念な兆しではないかと思っている。
まあ、しかしそれについては異論も様々あるだろうし、
球場通いもしない私程度の人間が何を思っていようと、どうでも良いことだ。
私は地元だからカープを応援しているのであって、贔屓選手がいるわけでもなく、
ファンクラブに入りたいと思うほどの熱心さも持ったことがない。
強いときも弱いときも、「今日もがんばれよっ」と心の中で声援を送るのみだ。
何しろ、よその球団とは違ってカープは身内なのだから(^_^;。
何であれリーグ戦としては、大混戦のほうが面白いに決まっている。
セ・リーグ内では、交流戦が終わったときどの位置にいるかと、
どういう成績で8月からの勝負どころを迎えるか、
が順位を占うときの大事なポイントだと私は思っている。
今のカープは、誠也が休んでいて、新井さんの復帰もまだで、
まともに投げられる先発投手が「1.5人」くらいしか居なくて(爆)
どちらを向いても昨季以上に良い要素がないが、
シーズンは、あとへ行くほど1試合1試合の意味が大きくなって来るので、
徐々に良い体制が整って来ることを、とりあえず祈っておこう(^_^;。
プリンス堂林が久々に活躍しているのは、なかなか喜ばしいことだね。
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