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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



日曜日で、することがないので、外出を許可され、
今、一時帰宅をしている。
また夕食までに病院に戻らなくてはならないけれど。
最初は、午前の点滴が終わったら、昼食を取らずに帰って、
また夕食までに戻って来る、というのを予定していたのだが、
日曜で、先生のご出勤の都合か何かがあり、話が遅れて、
昼ご飯のキャンセルに間に合わず、午後からの外出となった。

 看護師さん「昼を外食にしたかったんですよね?」
 転妻「いえ、構いません、御飯終わってから、出ます」
 看護師さん「昼食を止めるのに間に合わなかったから、費用は頂くけど、
   お昼は外で食べて来られても、いいんですよ」
 転妻「いえいえ、大丈夫です」

どうも、『病院の食事が我慢できないから外に出る』
と誤解されているようだったが、私は食に関しては神経が太いので、
病院で何を出されようと、これまでのところずっと完食している。
栄養を考えて、人様が調理して下さるものならば、
私は食べるものは何でも感謝して頂くことができる。
それより、家に帰って片付けをしたかったし、
娘の進行状況も確認したかった。
たまっているメールの整理もしたかったし、
たいくつしのぎの読み物も仕入れたかった。
目的は、そういうことだから、昼食は勿論病院で食べた。

病院というところは、空気が悪いな、と家に帰って来て思った。
病室にいるだけで体調が悪くなりそうな、
よくない空気が、病院や病棟には満ち満ちている。
上げ膳据え膳で、寝たいだけ寝ていいので、
主婦にはその意味では極楽なのだが(殴)、
しかし一日に何度も、検温・血圧測定があり、その都度、
37度あった・下がりましたね、血圧高いですね・今度は良いですね、
などと一喜一憂させられていると、病人モードまっしぐらだ。
血圧を頻回に測りすぎると、よけいに高くなる、
というのは血圧治療のイロハなのに、既に違反だ(T_T)。

しかし、一方で微かに良いニュースとしては、
石が割れて砂になったものが尿に出ている、
と看護師さんから検査結果を教えて貰えたことだった(笑)。
ちょっと欠けた程度だったので、なにほども期待できないが、
それでも全然変化がないと言われるよりは、励みになるではないか。

明日は月曜なので、また何か動きがあるだろう。
また病院に戻るのはウンザリだが、仕方が無い。
この際、ためておいた歌舞伎のDVDでも見ようと思っている。

************

一昨日のこのブログに、非公開コメントのかたちでレス下さいました某氏、
本当にありがとうございました。
心より御礼を申し上げます。
また改めまして……。

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(写真は、私のベッド頭上に吊された注意書きの札。
「酒飲むな」という意味ではない。
全然お酒の飲めない体質ゆえか、私はどうやら、
消毒エタノールに若干、かぶれやすいらしかった。
点滴を繰り返しているうちに、皮膚に発赤が見られたのだ。
それで私には、アルコール綿は使われないことになった。
かわりに、ヘキシジンという消毒薬を使用することになった。)

一日に何度も検温されていると、
時間帯によって微熱はあるが(36度8分~37度1分)、
私はだいたいが低体温だったことはかつて一度もなく、
普段、なんでもないときでも37度前後はよくあるので、
これで発熱しているとは言い難い。
私にとって発熱とは、37度5分前後からだ。

その他、きょうは、とりたてて何も動きのない日だった。
体外衝撃波は連日できる処置ではないので
効果があろうが無かろうが、治療期間の大半は待機時間だ。
病院の部屋にはベッドとテレビがあるのみで
読書もやりすぎると肩が凝るし
結局は昼寝くらいしかすることがない。

何もしなくて良い境遇になって寝たいだけ寝てみたい、
と私は長らく思っていたが、叶ってしまったな(爆)。

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……が、どんなものであったかという話は、また後ほど
追記:後日、こちらのほうで詳しく書きましたので、どうぞ)。

午前中に病院に到着し、泌尿器科外来での説明があり病棟に案内され、
昼食のあと「(腎臓・尿管)結石教室」なる学習会があり、
どういう仕組みで石が出来るか、どのような治療法があるか、
再発を防ぐにはどう工夫したら良いか、等々のお話を聞いた。

そして午後3時半から、右腎臓結石1.5センチへの
ESWL(体外衝撃波結石破砕術)第一回目を受けた。
しかし直後のレントゲンでは石はあまり変化なく
上のほうが欠けた程度だった。
なかなか手強い感じだ。
「長く持ちすぎです」と先生に言われてしまった。
そうだよな。四年前の発覚時で既に9ミリあったもんね。
何年ものなんだろうか一体。

というわけでとりあえず持久戦だ。
2日あけて体外衝撃波の二回目をやり、
割れなければ三回目は腹部側からやるらしい。

内視鏡手術を検討するかどうかの境目サイズだそうだ。
あう~~痛いことはヤダよ~~

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お見舞いメール下さいました皆様、
こちらをお読み下さっている皆様に、心から御礼を申し上げます。

明日から入院して、腎結石の体外衝撃波砕石術を受けてきます。
石が小さく割れて、うまく流れ出てくれれば治療完了ですが、
私の右腎盂の大物は1センチを超えているので、
一回でというわけには行かないのでは、と思っております(大汗)。
場合によっては、石打ちを反復する持久戦になるかもしれません。
施術後の激痛・発熱等々の問題の有無も、
「わかりませんねぇ。まあ、日頃の行い、ということで」
と主治医に言われました(涙)。

病院にはパソコンは持って行けませんので、
次回更新の予定は未定です。
適宜、ご報告します。

では~(^_^)ノ

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車椅子

午前中、中区社会福祉協議会に電話をして、
借りていた車椅子の返却日が明日なのだが出かけられない、
という事情説明をした。
使用者である母は一応落ち着いているので問題ないのだが、
介護者(のひとり)である私が、入院予定になってしまったからだ。
中区社会福祉協議会は温かく接して下さるので、
常々感謝しているのだが、今回も私の事情を話すと、快く、
「では5月20日までの更新という扱いにさせて頂きます」
と受け入れて下さった。
私は、実家から宅配便で発送・返却も考えている、と提案したのだが、
そのようなことは全く心配には及ばないという、寛大な返答だった。
ありがとうございます(T_T)。

……と、そのときに、電話の向こうの女性が親しみのある口調で、
「ちなみに、どういうことで入院なさるんです?」
と尋ねて来られたので、私はそれに誘われて、つい、
「いや~、腎臓に石が出来てしまって。
長く持っていたのでこじらせて、腎臓を傷めてしまったので、
入院して治療ということになってしまったんですよ~」
と正直なことを言った。そうすると、
「私も持っているんですよ(^^ゞ」
と先方は意外な(^_^;返答だった。

 転妻「そーなんですか!」
 女性「ちなみにどこの病院に行っとってです?」
 転妻「○○病院です。地元クリニックの先生が、
  あそこが良いと仰ったので」
 女性「○○病院ですか、そういえば聞きますね。
  ありがとうございます。勉強になりました」

こんなことなら、もっと詳しくお話を伺い、
できたらお友達になりたいと思った展開だった(笑)。



造影検査

午後から昨日の総合病院でCT検査があった。
昨日の昼にも、腎盂尿管撮影検査をやって、
さんざんレントゲンを撮影したというのに、
紹介でこの病院に来てから、昨日の夕刻にまた単純X線撮影をされ、
更にきょうも、単純X線→単純CT→造影CT→造影X線、の順で検査があった。
低線量被曝でどうかなるものなら、私もう完全にアウトです(爆)。

造影CTは初めてで、オイパロミン300を100ml、一気に静脈注射され、
話に聞いていたとおり、喉もとから下半身までクワ~と熱くなった。

 転妻「私お酒が駄目なんですが、コレって大丈夫なんですか」
 看護師「はい大丈夫です(^^)。アルコール入ってません」
 転妻「なんか悪酔いの始めにソックリな気分です~」

しかし冷めるのもあっという間で、撮影が終わる頃にはクワ~は消えた。
そして、そうやって撮影したCTには、過去最高の解像度で
私の結石が映し出されていた。
痛みの直接の原因になっている右腎盂の「大物」は勿論鎮座していたが、
そのほかに5ミリくらいの「子分」がひとつ右腎臓にいて、
更に、砂粒程度の白い点が、左右の腎臓にひとつずつあった。
多分、私の体内には、石の資源が無尽蔵にあるのだろう。

「ちょっと気になったんですが、これ何ですかね?卵巣かね?」
と主治医が首をかしげて指されたのは、
膀胱の右上に乗り上げている、まるっとしたブツで、私が、
「それは多分、右卵巣です。先日○○クリニックで膀胱エコーしたとき、
水の入った袋みたいなのが映ると指摘されて、婦人科に行ったら、
中身が内膜症に似てる感じもするけどよくわからない、とのことで、
3.5センチと言われました。三ヶ月後にまた診て頂くことになってます」
と言ったら、先生は画像上でサイズを測られ、
確かに3.58センチあり、なるほど、と納得なさった。
「なんでこんなところにと思ったけど、あなた子宮と左卵巣を取ってるから、
右卵巣が真ん中に寄ったんだろうね(^_^;」

これで一応、治療方針が決まり、22日金曜日から入院というのを確認し、
きょうの検査と診察は、終わった。
ちなみに私は、造影検査の帰りにエレベーターの中で、
自分のカルテを読み、昨日の採血の結果も自分で確認した(殴)。
白血球も炎症反応も基準値内で、とりあえず感染症は無いようだった。
子宮全摘以来、貧血も改善されていて、ヘモグロビン13.9だった。
尿酸も5.2だったので、特に高いということはなかった。
また、肥満体だが肝臓に内臓脂肪がついてないのも相変わらずで、
GOT 13、GPT 9と、脂肪肝の主人が見たら羨ましがりそうな値だった。
総コレステロールだけ222mg/dLで、基準値上限219mg/dLを上回ったが、
私が更年期のオバさんであることを思えば、まあまあだった。
これを教訓に、改めて減量に取り組もう(^_^;。

さて、あとは支払いだけとなり、一階の会計の前で座っていたら、
しばらくして、どうも、皆の視線がこちらに集中して痛いのに気がついた。
どうしたことか、待合室の人全員が、じっと私のほうを見ているのだった。
な、何か、粗相でも……!?
と心拍数が上がりそうになった、そのとき、私は真相がわかった。
私のいた席は、大きなテレビの後ろ側だったのだ(^_^;。
待合室の人たちは、私の前にあるテレビを一心に見つめていた。
番組は大相撲、立ち合いの寸前らしかった。
やれやれ(^_^;。

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右腎臓の結石について、きょうは検査を受け、
治療方針を検討したのだが、やや困ったことになった。
画像上、1.4センチ×5ミリ程度の石が、右腎盂の先にあり、
これが通過障害を起こしていて、右が水腎症になっているので、
どうでも体外衝撃波で石を壊さなくてはならないことになった。
それは結石の治療として第一選択なので、良いのだが、
紹介された総合病院で、きょう主治医となって下さった先生は、
「入院は最大二週間くらいになるかもしれない」
と仰った(O_O)。

理由としては、石が大きく一度の処置では壊れないと思われるので、
衝撃波をやって二日休んでまた衝撃波をやって、という予定になるためと、
うまく排石されずに割れた石がまた腎盂に戻ったりして、
そのために再度の処置が必要になる可能性がある、ということ、
そして、腎盂に今までたまっていた尿が原因で、処置後に、
感染症が起こって発熱などがあるかもしれない、ということ、
等々をあげられた。
そうなると、感染症治療が優先になり、
体外衝撃波のほうの治療スケジュールが中断・先延ばしになる。
そうした、心配される全部のことが起こった場合、
入院日数は半月程度に及ぶと思われるので、
娘の引越と入学式に私がついて行くことは不可能になる。

また、先生は、つかえた石の下部と接している尿管壁の肥厚を指して、
数年来、石が腎盂にあったことで、患部に炎症がおきていると仰り、
「おどかしてばかりで悪いけど」「まあ滅多にないけど」
と前置きしつつ、ここに悪性腫瘍などの病変ができている可能性も、
絶対に無いとは言えない、と仰った(T_T)。
そのため、明日は尿検査の細胞診もすることになった。
ったく、石も長らく飼っていると、ロクなことが無いのだった。

それでとりあえず、入院は今週末からということにして、
きょうは採血、明日はCT撮影、と必要な事前検査を先にすることになった。
私は残りの日数で、娘の引越準備を手伝い、荷造りを済ませ、
下宿への引越当日には、主人が休暇を取って娘と一緒に行く、
という段取りが、一応、できた。

うぅむ。
ちょっと困った事態に、なってしまった(^_^;。

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右腹部の痛みがどうも気になるので、
きょうは1年ちょっと前に内視鏡とエコーをして下さった
(=私の胆石を発見して下さった)消化器内科の先生
に頼んで、
胆石がどうなっているかを診て頂いた。

すると。

私が痛いと言っている箇所は、胆嚢ではなかった(爆)。
私が「ココ」と示した場所をエコーで診ると、
画面にピカピカと映ったモノは、腎臓結石だった。
右腎臓結石が動いて途中で詰まり、水腎症を起こしていたのだった。
尿路結石は死ぬほど痛いものだと思っていたのだが、
私のような引っかかり方をすると、背中側でなく腹部側が、
鈍痛になることもあるらしかった。
しかも、長い間「9ミリの石がひとつ」という認識でいたのに、
きょうの画像では、「1.5センチの石と5ミリくらいの石」があった。
その大きいほうが動いて腎盂のところでつかえていた(大汗)。

ちなみに、胆嚢は私が思っていたよりずっと上にあった(爆)。
「胆嚢、ここですよ」
と先生がエコーを当てながら仰った場所は、
私にとってみれば腹部というより、
どちらかと言えば胸部に近いと感じられる場所だった。
そこに、胆石は一年前と全く同様に、
オリオン座のてんてんてんのごとく、三個映っていた。
「この様子は、悪さをしている胆石では、ないですね」
と先生は仰った。

それで、内科の先生から泌尿器科に紹介状を書いて頂き、
……と言っても、私の腎臓結石は以前からわかっていたことで、
この泌尿科にも既にお世話になったことが何度もあったので、
別に新しく『紹介』をされたわけではなかったのだが、
とにかく今回の痛みの経緯をお手紙に書いて頂いたものを持って、
私は一年ぶり以上で、馴染みの泌尿科クリニックに行った。

エコーで診て頂くと、勿論石はあり、やはり右側だけ水腎症で、
尿検査をすると血尿も出ていたが、
幸いなことに、画像では左側には何も異常が認められなかった。
それで、経過から言って原因が石であることは間違いなかろう、
ということになった。
水腎症は、石が取れればなおることもあるし、
完全には元通りにならないこともある、と言われた。

ともあれ、まずは尿路がどの程度機能しているか診なくてはならないので、
月曜日に、以前もやった静脈性腎盂尿管撮影検査(DIP)を受けるため、
隣の区の設備のある病院まで行くことになった。
その結果で石が特定できたら、専門病院で体外衝撃波をやって
石を砕く治療を受けなくてはならないということだ。
併せて、とりあえずここ何日かの間服用するための痛み止めと、
激痛が来たときの座薬も処方された。
座薬が効かないときは救急車で病院に行け、とのことだった(汗)。

そして、そのエコー検査のとき、泌尿器科の先生が、
「これ卵巣かね?水の入った袋みたいのが見えるよ?
僕専門じゃないから、婦人科行って」
と仰ったので(T_T)、私はまたぞろ医者のハシゴをすることになった。
なんでこう、芋づる式に、変なものが発見されるかね(涙)。

婦人科でもエコーをして貰うと、確かに右の卵巣が、
3.5センチくらいになっていて、排卵期の生理的な変化とは違い、
チョコレート嚢胞に似ているように思うが、よくはわからない、
と言われた。
去年秋にもこの婦人科には来た記憶があったので、
あのあと出来た嚢胞ですかと尋ねたら、
そのときには視触診ではまったく問題がなかったので、
エコー検査まではやっていない、とのことだった。
だからその前からあったかもしれないし、無かったかもしれない、
ということで、これは今となっては追跡不能だった。

いずれにせよ、卵巣が3.5センチということ自体は、
婦人科ではごく日常的に見かける所見なのだそうで、
下腹痛もないし(右脇腹痛はあるが・汗)、
きょうのところはすることが無かった。
「3ヶ月後に大きさに変化があるかどうか、また診ましょう。
それでいいんじゃないですか?あんまり心配ないと思いますよ」
と先生は笑顔で仰っていた。

そーなのですか(涙)。
私は腎結石とダブルパンチで、今、不安神経症寸前ですよ(泣)。

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今朝、なんとなく背中が重苦しくて、目が覚めた。
筋肉痛とも違う、鈍い圧迫痛で、
起き上がってみたら、なおさら、それがハッキリした。

こ・れ・は。

私は医者に診て貰うまでもなく、一瞬で出どころがピンと来た。
石だ。右腎臓の。
15年前に尿管結石で七転八倒した経験があるので
私はあの痛み方を忘れていなかった。

わかったところで、どうしようもなかった。日曜だし。
仕方がないから手持ちのロキソニンを一錠飲んで、
それから思いついて、インドメタシン配合の湿布薬を貼った。

幸い、痛みは悪化しなかった。
だんだん和らいで、午後にはほとんど気にならなくなった。
夕方、血尿が出たので、自分の診断は正しかったことが判明した。

どうしたものかな。
いよいよ体外衝撃波結石破砕術を検討したほうがいいだろうか。
幸い、ポゴレリチの来日公演も無事に終わったことだし。

つくづく彼の来日の直前や当日にこういうことにならなくて良かった。
例の頭位目眩で寝込んだらどうしよう、ということだけ心配していたが、
そういえば私には、こういう持病もあったのだった。
何かひとつ心配していると、実際に起こるのはそれではなくて、
また別の病のほうだという……

まったく、モグラ叩きみたいに(--#)。

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右腎臓結石の検診で朝から泌尿器科に行った。
去年の3月の初めと4月の下旬に無痛性の血尿があって、
そのあと連休前に、静脈性腎盂尿管撮影検査(DIP)を受けたら、
画像上は9ミリと思われる石が、右の腎盂にあることがわかった。
しかし、それ以上の症状がなく、血尿もすぐ治まってしまったので、
当面は数ヶ月に一度の定期検査で良いということになり、
あれ以来、自覚症状は何もなく、石が出た気配も全くないまま、
エコー検査と検尿だけで、淡々と一年が過ぎようとしていた。

それで、きょうもまた、いつもの調子で気軽に検診に行ったのだが、
な、なんと。
「エート、あなた、いつから来てるんだっけ。去年の4月から?
まあ、たまにはちゃんと確認しておいたほうがええですかね」
と、先生が突然仰って、手始めに採血をすることになった。

なんでそんなこと、急に思いつくんだよ(泣)。
私は検査が嫌いなんだよ。
採血や注射ごときなら痛いヤツでもナンボでもして貰って構わないが、
何か異常があるかもしれないと恐れながら結果を待つことの方が、
その何倍も何十倍も怖くて嫌いなのだ。
かなり以前のことだが、なんだかんだと毎月、血液検査した内科医がいて、
私は財布も心もぼろぼろになり、最後にとうとうバックレたことがあった。
あれから、検査検査と言い出す医者のところへは、
極力、近寄らないように気をつけて、よく見極めていたつもりだったのに、
今更こんな、・・・ああ、イヤ過ぎてノイローゼになりそうだ。
ストレスでまた良性発作性頭位目眩が起きたら、どうしてくれるんだよ。

それも、最初は何とかいう腎臓関係の値だけ調べる予定だったのだが、
「最近、健康診断やっとる?」
と訊かれ、採血は2年間やっていなかったので、つい正直に、
「一昨年から、特に何も、やってません」
と答えてしまい(←突然の検査指示に、私は動揺していたのである)、
「ほんじゃ、ええ機会だわね。ついでにやっとくか」
といろいろ付け加えられ、スピッツ(試験管)四本分の採血になった。
どんだけ検査項目多いんだよ(--#)。
詳しく調べれば調べるほど、異常を指摘される確率も上がるんだよ(--#)。

そして、いつものようにエコーで背中から腎臓を診られたが、
「言っちゃー悪いんだけど、脂肪があるからよく見えないんよね」
とミもフタもないことを言われ、そういえば大昔、妊婦健診の腹部エコーでも、
脂肪のせいで、画像が荒いなあ」
と主治医に呟かれたことを、まざまざと思い出した。
物思いにフケって憮然となった私を尻目に、先生はカルテを書きながら、
「造影剤までは、せんでええけど、CTだけ撮っとこうね。次の検査でええから」
と仰った。ああもう、そんなジラさないで、いっぺんにやって下さい(T.T)。

きょうの血液検査の結果は一週間後にわかるそうだ。
まったく、ウカツだった。
まさか今日、泌尿器科で健康診断するハメになるとは思わなかった。
これでも、血圧を診てくれている内科に行くときは、
万が一ということがあるかなと、多少は注意していたんだがな。
注意ったって、心の準備と財布の準備だけだったけどもよ。
こんなことなら、もちょっと運動してダイエットしてから
今回の検査を受けるべきだった(違います)。

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文化祭バザーこのかたの、多忙の日々がようやく終わったので、
きょうは、朝イチで、いつもの泌尿器科に行った。
エコーで診て頂くと、右腎臓の9ミリの結石は、不変だった。
「ことしの春に、脱落しかかって、血尿が出たわけだけど、
また腎臓の中に戻っちゃって、そのまま落ち着いちゃったね」
と先生は仰った。
ついでに左腎臓と膀胱もエコーで診て頂き、
尿検査もして貰ったが、どれにも、なんの所見もなかった。

「石が動き出せば痛みや出血があってわかるだろうから、
それがなければ、日常は特に、何もないです。
悪化させないためには、水分を毎日2リットルを目安に、
よく取るように心かげて。次回は、それじゃ三ヶ月後でいいです」
ということで、クエン酸の錠剤を三ヶ月分処方され、
泌尿器科は、サクサクと終わった。

それで、帰り道、私はもう一件、馴染みの循環器内科に寄った。
先月半ばに多忙になって以来、徐々に、
心臓の期外収縮が出始めている自覚があったからだ。
一昨年は11月に頻脈があって、外来での心電図と、
心エコーと、24時間ホルター心電図とをとり、
昨年も11月に期外収縮が頻回だと言って受診し、
また今年もピッタリ同じ時期に私がやって来たので、先生は、
「魔の11月ですなあ」
とカルテを眺めて面白そうに仰った。

今回の自覚症状は、何もしていないときに
心臓がトクっと大きく打ったように感じることが、
一日で多分、数十回くらいは、ある、というもので、
とりたてて苦痛はないのだが、発作にでもなったら困る、
という恐怖感があって、医院に出向いたのだ。
去年もこれとよく似た症状があって受診し、
病気じゃないと言われて帰り、翌月くらいにはなおった、
という経緯があった。

果たして、一応、心電図を取って貰ったが、
相変わらずの完全右脚ブロックが記録されているだけで
二年前となんら変わるところがなく、
「どうしても気になると言われるなら、
ホルターの機械をつけて帰られてもいいけど、
まあ、どうっちゅこたないですよ、
ほっとかれたらよろしいでしょうなあ」
というのが、先生のご意見だった。

そして血圧をはかったら150/92、脈拍も101ほどあって、
「興奮して上がってるのはわかりますけど、
期外収縮よりアナタ、血圧の管理をしたほうが、いいかなあ」
ということで、以前のんで効きすぎた降圧剤ディオバンを
今度は半量にして使ってみる、という話になった。
「なんか、相談と違う話に持ってっちゃってすみませんねえ」
と先生は笑ってらしたが、まあディオバンは知らない薬ではないし、
飲んで血圧の具合が良くなるなら、それには別に異存は無かった。

それで肝心の、脈がたびたび飛ぶ期外収縮については、
不整脈には違いないが、多くの場合、病的意義はないそうだ。
きょうの、外来での短い心電図には勿論記録されていなかった。
2年前の24時間心電図のとき私は不整脈がほとんど出現しておらず、
また心エコーの所見も問題がなかったことからすると、
心臓の器質的な異常が急激に起こるなどは考えにくいと先生は仰った。

むしろ自覚症状ゆえに、心理的な要素が強く働き、
どこかで気にし始めると、不安感から自律神経がおかしくなり、
期外収縮がどんどん頻発するようになるので、
症状があっても悩まないようにするのが良いとのことだった。
期外収縮を感じ始めるきっかけは、疲労やストレスが大半で、
私のように心気症一歩手前みたいな人間には特に出やすいそうだ。
文化祭バザーから秋祭りに至る心身の疲労は当然あったから、
しばらく付き合わないといけないかもしれない。

ってことで、一応、診て貰ったので、納得することにして、
英語の勉強を頑張らねば(というのが、またストレスに違いない)。

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