さて、2日目の夕食はビブレと同じグループのモリエール
先月の料理マスターズでいただいて、昨年も行き、今回で3回目。だんだん定番化してるよう。。
スペシャリテも楽しみだけど、他のお料理も楽しみです。
テーブルのかぼちゃたちが可愛い。奈良の粟さんのようです。
いつもの玉ねぎのタルトから
ビブレでもいただきますが、違うんです。ビブレのは玉ねぎの存在感がかなりあり、野趣豊、という感じですが、モリエールはもっと洗練された感じ。とてもなめらかで、クリーミー。上品な味わいです。相変わらず、熱々!
ごぼうのスープ
なんてなめらかで、濃厚なんでしょう!ごぼうの風味が濃い。作り方を聞くと、驚くほどのお手間いり。これぞ、プロの仕事!という感じです。何も変わった風味や食材は無いのですが、ただただごぼうの美味しさが引き出されてるのが素晴らしい。
ホタテのベニエ
ホタテに大葉がまいてあり、天ぷら状に。ホタテのふわっと感、熱々。美味しい。
いつものお野菜
季節によって変わるお野菜たち。一つ一つ火が入り、ハーブも色々。胡麻やビーツ、お野菜のソース、レモンのピール等、と共に3回混ぜでいただきます。いつもながら美味。ここに来ると、何が入って、どうなって?っというのを探るのが面倒になります。とにかく、楽しく美味しくいただくことが優先されてしまう。。ほんとは、写真も面倒くさくて。
パン
ボタンエビ。
活きてるのを持ってきてくれます。この後、エビが飛び跳ねて、テーブルに落下、あちこち行って大変です。元気なエビですが、、
これが調理されてしまうのです。何だか微妙ですが。。
あっという間に調理され、再登場。さっと焼き、ブールブラン風のソースがかかります。身はふっくら、ぷりぷり。みそも何もかもが美味。足もカリカリのところは食べられます。分解して丁寧に頂きます。大切にありがたくいただかないとね。
アワビ
スペシャリテ、お皿に真っ黒な物体だけ登場し、後から墨のリゾットが添えられます。木の芽の香りがふわっと広がります。
外側はカリカリなんです。肉厚のアワビは程よい食感、イカ墨のソースといただきます。実は、アワビは特別愛着のある食材ではないのですが、ここのは違う。たまらなく好きです。
紅茶のシャーベット
紅茶の渋みに後からかける洋ナシのリキュールが口中をすっきりと。
焼尻の羊
すごい!焼尻の羊は大変貴重なものです。季節も夏から10月末まで。最後の滑り込みだったみたいです。特別に用意していただいたみたいで、感激です。
しっとりと軟らかく、羊独特の匂いは軽く、旨味だけが残ります。どう表現していいのか。とにかく、初めていただく食材ですが、来年もいただきたいと思います。羊ではなく、別のお肉、あてはまるものはないのですが。焼尻の羊、いただけて超感激!
ロックフォール
エグヴィヴのパンにロックフォール。美味しい!熱々とろとろ
グレープフルーツとワサビのシャーベット
大好きなデザートです。やはり好きだ。
モンブラン
秋の味です。中には焼いたメレンゲが入り、外の栗のクリームは濃厚です。美味しい。。
小菓子
わっ!昨晩も登場した揚げパン!小菓子という感じではないけど、楽しいです。これはお土産に。。
水物
サルナシとほうずき。冷たくて、さっぱりと美味しい。サルナシが珍しくて、美味。食後にはいいですね。
最後にお紅茶をいただきました。
今風の美しい盛り付けや変わった食材、突出した香りは無いけれど、これだけ、食材や、いつものお料理が研ぎ澄まされてるは凄いと思います。究極のお料理。益々進化、掘り下げられてるのが、、どこまで研ぎ澄まされるのだろうか。
感動のモリエールでした