膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

2017.5月 北海道の旅 その3

2017-05-21 23:14:37 | Weblog

美瑛の朝

前日到着時は雨だったので、朝から周辺をお散歩。
この場所は3度目ですが、朝は初めて。泊まらないと朝を体験できません。

早速表へ

       

お部屋の前の通路。こんな風になっています。ちなみに宿泊した一号室はここから見ると一番奥

       

こちらが宿泊者用の入り口と駐車場
すっきりとシンプルなプレートです

       

宿泊棟。窓が大きく眺め抜群です。奥がレストラン。

      

まだまだ桜の花も咲いていて、新緑と一緒で美しい!雨上がりに陽射しが差し込み、土からは湯気が上がってます。
写真ではわかりづらいですね。なんとも不思議な景色でした。

       

レストランの裏側。パン工房です。この薪でパンを焼きます。

 

さぁ、そろそろ朝食時間。貸し切りタイムですね。

      

朝陽がまぶしいです。

レストランの中もキラキラです

      

      

私たちのテーブル

       

お皿がとっても可愛い!

まずはしぼりたてオレンジジュース

       

イチゴジャムとオレンジママレード、バターもセットされてます。
ジュース、爽やかですが濃厚でした。

早速パンが運ばれてきます。

       

わぁっ!すごい!窯から出てきた熱々パン。大きい!こんなに沢山!ナイフが添えられ、ご自由にって。。
手前はミルクパン、美瑛の小麦で作ったバケット、奥は食パン型のブリオッシュ。早速カットしていただきます。
ふわふわ、もちもちでホントに美味しい。特に美瑛の小麦のバケットがお気に入り!外側がパリッとして中はもっちり。弾きも強く美味しい。もちろん香りも!

ホーローのマグカップにミルク

        

あぁ・・・・これも美味しい。パンとミルクとジャム、バター、もうこれだけで超満足なんだけど。
まだまだ出てくるそうです。サービスの方曰く、暴力的な朝食ですって。。

お次は卵料理

        

ミルクスープに半熟卵が。チーズ、ブラックペッパーがアクセントに。これも熱々。
優しい味わいです。この卵料理も結構お腹に来ます。

さてさて、ビ・ブレの名物焼き立てクロワッサンの登場です。

        

大きい!全長20㎝はあるんじゃないかしら。。
バターの香りがふんわり、サクサク!ちぎると、中はバターでしっとり。なんとも美味しいクロワッサンです。小麦が軽やかな感じ。
とにかく大きいので、これを一ついただくだけで、お腹いっぱいになってきます。
あ~~、でも美味しい~~

その他、おかずがこんなに。

       

キャロットラペ、ブーダンブラン、自家製ベーコンのグリル。
キャロットラペ、大好きなんです。ビ・ブレのは人参が細かく上品。優しい味わいです。ブーダンブランはふわっとしてます。ベーコンは薫香しっかりで、厚みもあり、ボリューム満点。どれも、ホントに美味しい。

カボチャのスープもありました。

      

小さいカップですが、ザ・カボチャ!っという感じで、
実は夫はカボチャをいただかないので、私は2杯いただきました。お腹いっぱいです。。。

そしてデザート

     

ブドウが可愛いです。これは普通ですが、カットが大きいので、食べごたえ大ありでした。

最後にコーヒーかお紅茶ですが、昨晩のお紅茶があまりに素晴らしかったので、やはりお紅茶に。
昨晩のとは違ったタイプのお紅茶でしたが、朝にはぴったりのお紅茶。

さぁ、そろそろお部屋へと思っていたら、なんと、今度はミルクティーが。

     

このミルクティーが絶品!
茶葉はミルクティーに合うようブレンドされてるようです。お砂糖が少し入っているのですが、その量もちょうどよく、こんな本格的なミルクティーをいただくのはめったにないことです。お腹いっぱいなんだけど、美味しく全部飲み干しました!
お腹いっぱいの上、お紅茶でさらにダブダブ。暴力的!っとサービスの紅茶インストラクターさんがおっしゃいます。

でも、思わぬサービスに、心温まり、すべてが満たされ、うれしかったです。

これがサービスというものなのですね。
お食事をしながら、お薦めの場所も教えてくださったり、ずいぶん楽しませていただきました。

そして、最後に大きな紙袋を持ってきてくださり、あのパンを全てお土産でお持ち帰りくださいっと!
うれしいけど、、、荷物が。
昨晩のプレッツェルと焼き菓子もあるし、この大きな袋一杯のパンと、いつも持ち歩いてるお買い物袋がパンでいっぱいになりました。
あと2日間このパンを大事に持ち歩かなくては!
お土産は無しですね!

 

さぁ、素敵なビ・ブレを後に、久しぶりに青い池へ。その近くにご紹介くださった陶芸の窯があるのでそちらにも。そして新十津川、札幌へ
旅は続きます。

      

つづく

 


2017.5月 北海道の旅 その2

2017-05-21 01:02:00 | Weblog

さて、ビ・ブレのディナー

        

まずは

玉ねぎのタルト

        

熱々で供されます。サクサクタルト生地に玉ねぎたっぷりのクリーム。チーズもきいて、美味しい。

2つ目

        

チーズを焼いて、チュイルのようにしてあります。そこにマッシュポテトが挟んであり、ミルクの泡。こちらもミルキーでジャガイモがトロリと美味しい。

パン

        

先ほどのパン工房から、熱々が運ばれてきます。ジャガイモパンです。中にはごろごろとジャガイモが。パンは香ばしく、もっちり。
ついつい手が伸びます。パンばかり食べてたら、最後までいきつかなるので、抑えなくては!

前菜

       

パテドカンパーニュ 色々お野菜のピクルス、ラタトゥイユ、 ニシンの燻製

どれも美味しい。ピクルスはお野菜によって、すべて漬ける液も変えてるそうです。確かにそれぞれお風味が違うように思いました。
人参はオレンジジュースを加えていたり、お大根も、フルーティー。それぞれ、ハーブの香りやスパイスが突出することなく効いてるようでした。ラタトゥイユは一つ一つのお野菜が大きくカットされてて、食べごたえがあります。ニシンは香り豊かにふんわりとして、好きです。

スープ

       

蕪のスープにあさりが入ってます。蕪のふうみが美味しく、さらにあさりの出汁もプラス。上品な味わいです。

雪の

下人参のグリル

       

雪の下に埋められてた人参。甘味が増してます。

       

人参は乱切りにされ、背脂がのせられてます。クミンのパウダーとシードも。相性抜群!
濃厚な人参です。
北海道らしい食材でうれしいです。

冷たいサラダ。

      

目の前で氷の上にサラダボウルを置き、混ぜ合わせて、取り分けてくださいます。
この、美瑛料理塾の塾生がデモンストレーションをします。これもお勉強の一環です。

お魚料理

      

アオゾイというお魚。ソイは4種類いるそうで、その中の一つ。
グリルにブールブランのソース。ライムも添えられています。
このお魚、結構脂がのっていて、ちょっとのどぐろの様。身はのどぐろよりしっかりしてます。
ライムの汁がよく合います。レモンじゃなくて、ライムがミソかな。。

お肉料理

       

シェフ自ら、目の前で炙ってくださいます。この葉っぱはヒノキ。
お肉は蝦夷鹿。1週間熟成されたそうです。火の入れ方も、高温で焼き、休ませて、また高温で焼き、休ませて、という作業を何回も重ね、火を通してゆきます。そうすることで、中の血液にも火が入り、臭みがなくなるそうです。そして、肉質も軟らかく。
ソースは赤ワインを煮詰めたもの。山山葵のおろしたものもたっぷり添えられてます。
蝦夷鹿、素晴らしい!なんとも美味しい。鹿独特の臭み、硬さは全くなく、軟らかいけど、しっかりとした肉質、こんなに美味しい蝦夷鹿をいただいたの、初めてかも。。山山葵の風味もよく合います。

付け合わせはジャガイモのミルクグラタン

       

優しい味わい。ジャガイモもこんな風に美味しくなれば本望です。

デザート

        

ミルフィーユです。すごいです!
好きな大きさに切ってくださいます。

       

このミルフィーユ、ナイフを入れても崩れないのです。不思議。サックサク。
クリームも美味しく、もっと食べられそうでした。イチゴのソースを後から添えてくださいました。

食後の飲み物はファーストフラッシュのダージリン。これが今まで飲んだことのないようなフレッシュな風味のダージリン
ジュンパナ農園のお紅茶です。この春の茶葉で作られたダージリンです。まだ東京でも売ってないっとおっしゃってました。ホントに美味しい、素晴らしいダージリンでした。
サービスの方が紅茶インストラクターで、詳しく説明もしてくださり、大変興味深かったです。
それにしても、美味しいお紅茶!淹れ方もすごいんだと思います。

最後に焼き菓子

      

もう手が回らず。袋をくださり、お持ち帰り。メレンゲのお菓子にシュトーレン。ナッツの入ったクッキーです。

次の日の昼食かな。。

ゆっくりと楽しいディナー、北海道の食材も美味しくいただき、嬉しかったです。やはり、ランチよりディナーが楽しい。

 

雨も落ち着き、静かな夜です。