館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

岡田京子・ロスト・・・音楽な週末だった。

2008-09-25 07:22:58 | ロスト シングアウト


ブログで宣伝中のコンサートが、やっと頭の中のスケジュールに登ってきた。
週末の夜・練習で集まる。
今回のメインのボーカルの、アツコは子供が熱出してお休み。

アバウトやささくれは、残業で、会社から直接参加だ。

ミホも家族の病気などで、まあ、皆生活を背負って、フォークを唄うだ!



候補曲4曲を流す。
出来が良い・・・・仕上がりを感じる・・・。

このままじゃ、ピークが過ぎる・・と、休憩だ。



昔風の甘い煎餅とカフェオレ。フラットの差し入れだ。



俺の、ね、スイーツ。



僕のマーチン000-28・そしてベッコウのピック。
ワシントン条約で、ベッコウは入手が難しい。
10年以上前に、かなり集めたブツがある。
まあ、ヨレヨレになって弾けなくなるまで、在庫はOKだ。
新品を下ろして、2年は弾いて、やっと手に馴染む。

休憩後、4曲、かなり自由に流す。
やはり、良い・・・・・。



たまには、俺の弾いてる姿で、如何?

そんな、週末は、音楽が連荘だった。

我が師匠・岡田京子さんの、小さなコンサート(コンサートと言うより、岡田音楽を囲んでの、岡田音楽堪能の集まりか?)があった。



主催者のO町のKさんの挨拶である。



前回同様、「石川啄木」の短歌に作曲した曲、その続編である。
休憩挟んで約2時間。
岡田さんの啄木作品はかなりあるらしく、2度目も新しかった。

前回のコンサートの記事は以下だ。

前回の記事へGO!



今回は、コンサートの最後・2曲ほどにギターの伴奏で参加となって、嬉しかった。

新しい啄木は、やはり「岡田節」だ。

それと聴いて、岡田さんとわかるメロだ。



蟹工船が、信じられない部数で読まれていると言う。

「改革」「少しの痛みは国民皆で我慢」と言われて、庶民の生活は疲弊し・地方の暮らしは切り詰めて、補填できない状態だ。

「規制緩和」は、沢山の非正規雇用を生んで、蟹工船に共感する、そんな事態が生まれているのだろう。

同じだと思った。

石川啄木の握ってこぼれる、砂のような生活実感とその歌は、明らかに、権力の側にない、庶民の寄り添うものだった。

その「短歌」・メロディーに乗ると、ストンと腑に落ちるから、改めて、音楽の大切さもわかった気がする。

小さな集まり・・・これなら、我がT市でも出来る。
そして、時節をアクセントに、講座のように続けられる、そんな気がした。

充実の数時間だった。

一緒に楽器で混ざって、シアワセだった。



コンサート果てて後、雑談も楽しい。



近況など、あれこれ、四方山話が花咲いて、ちょっと酒も飲んで、家路に着いた。

中秋の名月は、珍しく、姿を見せていた。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする