館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ライオネル ハンプトン・僕の育った音楽Hの仲間達その7。

2008-09-13 06:53:51 | 僕の育った音楽


名曲「スターダスト」と言えば、このライオネル ハンプトンのライブだ!

それくらい、見事なライブの名演が続く。

各ソリストは何処人も、これでもかって極上のソロを繰り広げる。
もちろん、御大、ハンプトンも例のうなり声を上げながら、長い長い、そして想像力の途切れない、アドリブを繰り広げる。

しかも、ウィリー・スミス(Willie Smith)(スウィング系のアルトサックス3羽ガラスと言われ、残り二人はジョニー・ホッジス(Johnny Hodges)・ベニー・カーター(Benny Carter)ね)は、この演奏を超えるものを、今だ聴かないほどの、彼、一世一代の名演を繰り広げるのである。
そのアルト・艶かしく、色っぽい演奏はもうね、夜、こっそりしか聞いちゃいけないような音でございます。

さて、ライオネル ハンプトンだったよな・・・このブログ。

1908年生まれ、ご承知の様に、1936年、ハンプトンはヴィブラフォン奏者としてベニー・グッドマンのバンドに参加する。JAZZ楽器としてのヴィブラフォンの地位の確立・人種の壁を越えた白人人気バンドへの黒人の参加と、歴史的なJAZZの出来事の、当事者なのである。

以降、活躍だが、その後のヴィブラフォン奏者は、このライオネル ハンプトンをなぞり、或いは、いかに違うスタイルを確立するかに、アイデンティティーを置いたように思う。

難しくない・メロディアスなヴァィブは、僕のお気に入りである。

でもね、これ1枚なら、やっぱし「スターダスト」だね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする