館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

いけちゃんと行く年に1度の蔵王旅・毎年やってくれるぜ~~

2008-09-02 06:22:19 | 山菜・きのこ・釣り
大学時代の親友に「いけちゃん」がいる。
巨大な出版社で、月刊誌8本を抱え、忙しい都会でのしび(日々)をおくっている。
彼のとって、「蔵王釣行」は年に1度の、夢のような時間になって、もう6年は経つかも?

広い川で釣っていた彼には、まず蔵王の「藪」が「渓流釣り」の概念を覆し、湧くようにあふれ出す、魚影の濃さに、感動し、蔵王にはまってしまったのである。
これは、蔵王通いがとうに10年以上になる僕とて、そうだったのだが・・・



前日の夕方T市、我が家に集合・宿に夜ついた。前祝の祝宴・そして深い睡眠に入ったのだ。

写真は翌日朝・車止めについて、装備を整え、釣り気満々のいけちゃんである。



長雨が続いているらしい。
今までと打って変わって、見事な増水・今年最高の水の状態である。
この時点で、僕はかなりの釣果を確信したのだ。

時期は8月下旬・連休でかなりの人が入ったに違いない。
この時期は、連休で釣られ・魚が警戒心の塊になる(業界用語でスレている)が、この増水で、魚が活性し、水の濁りで警戒心が緩むのである。



適度な増水は、普段水溜りのような場所も、流れが生まれ、ポイントも増える。



暫く林道を歩いて後、入渓。幸先良くお互いイワナが釣れる。
僕は5匹・いけちゃんは3匹。

この後、沢は藪が深くなり、「柔らかい竿」だったいけちゃんは難儀する。

仕掛けを短くし、シンプルな仕掛けに変え、魚との駆け引きを繰り返したのだ。



雨は降り続いている。粉のような・あるいは霧のような雨だ。
いけちゃんは、雨男なのだ。
今までの蔵王で、晴れたことが無い!
5月で、大雪ってのもあった。



朝6時には竿を出していた。10時から11:30はどうしたわけか、アタリが止まり、厳しい時間が過ぎた。
約3時間に1度は、魚を捌き、エラやはらわたを抜く。
10時で僕は15・いけちゃんは3・・・竿の選択が釣果を分けた。



12時を回って、アタリが戻る。いけちゃんも仕掛けの工夫で、魚を上げはじめる。

後半の追い込みはすごかった。2;30で魚止め。

僕は35・いけちゃんも23で終了した。



獣道を40分歩き・車。買い物を済ませ、宿に4:30に入る。
風呂・・・そして祝宴だ!

雨で冷えた体が、露天で生き返る。
つりの与太話を魚に、酒が美味い!

いけちゃんは「ブユ」にさされ、かなり刺された箇所が腫れはじめた。
ちょっと気がかりだ・・・・・




初日の反省を元に、仕掛けの作りなおしに余念の無いいけちゃんであった。

疲れはある・・・心地よい疲れだ。

オリンピック・酒・与太話・酒が続いて、9時には寝た。



翌朝は4:30起床・風呂に入って、僕はいけちゃんの顔を見て驚いた。
右目がふさがる状態の腫れだ。
こりゃ、本日の釣りは無理かな?と思ったが、とりあえず沢に入って、出来るかやってみると言うことで、本日の沢を目指した。

9時までやってみたが、やはり無理だった。

それでも、僕は19・いけちゃんは根性で7あげて、中止だ。

こりゃ、医者だな・・・・とお互い思い、宿で精算・医者に急いだ。

医者では、丁寧な診察、そして「点滴」を受けた。

いけちゃんも、T市から数時間の運転が待っている。

事情を医者に話し、運転できるように「目を開けて欲しい」とのいけちゃんの要求に「点滴」となったらしい・・・

点滴後、SAで昼飯・4:30にはT市についた。

その後、心配だったが、東京にいけちゃんは帰った。

何とか無事ついたと、TELが入った。

後日談?????

回復して、仕事に復帰のようである。

「いや~~***(俺の名前ね)、何とか目が開いて、会社に行けるようになったよ」「わるかったな~~」

「いやいや、回復して何より」「**も**も心配してたよ」
「写真見て皆、驚いていたよ」

「何~~写真見せたの~~」

「まさか、ブログには載せないよな~~」

「写真?ありゃ載せられませんよ~~シャレにならない!」

で・・・写真は載せません!

記事???!

こんな面白いネタ、当然書くでしょう?エ~~~!!!

いけちゃん・また来年ね!

毎年、おいしいネタ・・・ありがとうね。

気の知れた、仲間と一緒に釣り・・・酒は美味いし、楽しいね。
コメント (8)
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