館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

最近拉致されてるのだ週末!きのこ観察日記・その2。

2008-09-18 06:44:46 | 山菜・きのこ・釣り

「蔦ウルシ」・ウルシより、かぶれはひどいよ~

9月・・・日本中が今月で「渓流」の禁漁になる。
その最後の「釣り」が終わらないと、きのこを採る気にならないのだが・・・

昨年から弟子になったK氏とその付き人のI氏が、「きのこを見に行く」とうるさい!で、日曜など拉致される・・・

本日は休日なのに、午後G県I市で仕事が待っていた。
「仕事は午後なので、朝軽井沢散策してから、仕事」・・・とすでに決まっていたようである。この仕事3人で行くので、拒否権は無かった・・・・

軽井沢・北軽井沢・・それでも、紅葉の早い、ヌルデや蔦ウルシなど、片鱗を見せる。



まあ、今年はシーズンOFFの観察を時々やってるので、これも勉強と付き合う。
現地に行っちゃうと、結構真剣になります。


「チシオタケ」「ヒイロチャワンタケ」
チシオタケに付いてる、カビの様な物は、タケハリカビだ!
本当にカビなのだ。
キノコにカビ・・良くある光景でもある。

まず、毒や不食のキノコをご覧くださいませ。こちら不食。


「ミヤマタマゴテングタケ」「テングタケ」

猛毒のお仲間です。どちらもリッパで綺麗なのにね。


「ツブラカラカサタケ」「キララタケ」

あちらこちらにありました。どうも、秋の入り口あたりが、盛んなきのこのようです。


「ウスタケ」「ニガクリタケ」

ウスタケは場所が限られますが、このニガクリは無節操、ほぼ1年中見かけます。
どちらも、消化器系の毒です。


「ツリガネタケ」「ザラエノハラタケ」

ツリガネはサルノコシカケの仲間・ザラエはマッシュルームの仲間です。
ザラエなど、旨そうですが、この仲間「危ない」のが多いので、僕は手を出しません。


「ナギナタタケ」「フサタケ」

傘があって、柄がある。
そんな、キノコの一般的な姿と無縁な、こんな姿のキノコも沢山あります。


「ニオイワチチタケ」

今回は、どこでも見かけました。
どうも、僕の頭の中で、「ウズハツ」と混乱していましたが、ニオイワチチタケと言うキノコです。
落葉松の林の典型的な、晩夏のキノコのようです。



「コクリノカサ」!

さて、食べられるキノコ編です。

多分、コクリノカサ・・・・実に美味なきのこらしいですが、僕の経験値のレベルでは、同定に至らず、観察にとどめました。

しかい、旨そうだ~~



「キノボリイグチ」です。秋深まってのキノコなのに、老菌が生えていました。
同じ仲間の「ハナイグチ」も数本老菌がありました。
狂い咲き!が1度あったようです。



見事な「オオイチョウタケ」に出会いました。巨大!
残念ながら、虫が沢山入っていたので、採集はしませんでした。



アシグロタケです。本体は皮のように強靭ですが、良いダシがでます。
持ち帰りました。



軽井沢ではめったに見かけない「キクラゲ」があったのだ。
まだ、小さいので、採りませんでした。
大きくして、いただきます。




今回の観察では「ナラタケ」そして「ヌメリスギタケモドキ」生えている確信がありました。

やはり、ナラタケに出会いました。

しかも、虫が入らず、旨そうな姿です。

当然いただきました。



「チチタケ」はかなり大量に採れました。
本体はボソボソで旨くありませんが、見事な・上品なダシが出ます!
栃木の蕎麦屋さんやうどん屋さんに行くと「チタケ汁あります」なんて品書きを目にします。これです!



あちらこちらに、かなりの数で「ヌメリスギタケモドキ」の幼菌が出始めていました。10月の本番が楽しみです。
しかしな~Kさん、こんなの採っちゃいけません!「幼児虐待」だ!




で、こんな美味しそうな「ヌメリスギタケモドキ」になったら、採りましょう!



気温21度・湿度の少ない、気持ちのよい数時間を過ごした。
まあね、これじゃ、夏に避暑地・・・も気持ちはわかるね。

11時現地を後にして、午後の仕事に向かったのだ。



3人で分けた、僕の取り分。

キノコの煮込みうどんだな~~~
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする