本来テナーサックス奏者であるが、ジャズ界では洗練された作曲・編曲の才で評価され、クインシー・ジョーンズ、オリバー・ネルソンらと並んで、1950年代から1960年代にかけてのハード・バップ最盛期における代表的なジャズ編曲者の一人と評価だ。
それは「ゴルソン・ハーモニー」!!とまで称され、また作曲したナンバーの多くが、現代まで演奏されるジャズ・スタンダードとなっている。特に代表作「クリフォードの想い出」は日本でも人気の高い曲である。他にもあるな~~
「ステイブルメイツ」「ウィスパー・ノット」「モーニン」「アロング・ケイム・ベティ」「キラー・ジョー」「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」!
まったく、書いてみると、すごいもんだわ。
で、並べて見るに、ドラマーのアート・ブレイキーが率いるバンド「ジャズ・メッセンジャーズ」に参加、作曲家・編曲家としての技量を示し、短い在籍期間に、ジャズ・メッセンジャーズ全体のスタイルに大きな影響を与えたことが解るわ。
そして、ゴルソンが去って後も、ブレイキーのバンドは、その影響に、暫く支配されることになる。
僕は、そのゴルソンハーモニーは大好きだ。でも、彼の、野太く・奔放なサックスも好き。まあ、テクなどそれほど技巧的だとは思わないが、JAZZって音だ。
ちなみに、あの映画・・・ゴルソンに出会う・・・が大きな見せ場だったね!
映画?2004年のスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『ターミナル』だんべ。
ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)・クラコウジア・印象深い名前の果ては、ベニー ゴルソンだった。
父との約束・ゴルソンに会い・サインを貰う。
そういえば、久々にDVDを買った映画だったわ。
あれ、僕はゴルソンだったのが、なぜか嬉しかった!