小泉・安部と右傾化した政権が続き、「憲法」いや、「憲法9条」を変え、軍隊を持ち、他国に戦争に行ける法体系を作るたくらみが続いた。
さすがに「良心と良識」のある国民・文化人・学者から様々な、護憲の声が上がったが、公明と組んだ圧倒する数で、強引に「法整備」が進められた。
3年前・フォークシンガーの笠木 透氏らの呼びかけで、プロや全国のアマチュアのフォークが「上野水上音楽堂」に集まって、「憲法フォークジャンボリー」が開かれた。
2年続いて、今年は、会場が取れず、中央への集まりは無かった。
もともと地元で暮らし・地元の生活者と歌う事を選んだ、地方のフォークはその地方で歌うことのほうが、しっくり来る。
茨城・栃木・群馬のアマチュアの14余りのグループ・個人そして、笠木透と雑花塾が1堂に会した。
題して・ゆうき市文化祭 かるちあ農園「北関東憲法フォークジャンボリー」。
場所はこんなとこ。
外と内部ね。
この集まりの仕掛け人グループはこちらだ!
茨城の「ヒューマンファーマーズ」である。
茨城・結城で農民連を結成、生粋の「百姓フォークグループ」だ。
フォークは暮らしに根ざして、生きる。
であれば、全国の街や村で、小さな集まりが、あちらこちらで、地方らしい姿で「群生」するほうが良いように思う。
中央の「大輪」より、素敵に花咲くと思う。
10時に、全出演者の顔合わせ・その後、出演の逆順でリハーサルだった。
我々は既に、10:30からリハ、終了して、本番までは長い。
着々と、音響や会場の準備が進んでいる。
ところで、プロシンガーのよしだよしこさんが、館林でコンサートの折「地方のフォークグループはさ、楽器が高い良いやつつかってるのよね~」「東京のストリートのシンガーなんて、安物よ~」なんていっていたのだ。
で、調査。
写真・「マーチンのガットギター」「ベガのバンジョー」「マーチン00-18」
3台で100万かな・・・
「オベーションのエレアコ」「ギブソンのバンジョー」
2台で70万?位?
「ギャラガー」多分60年代・「ギブソンLスタイルのモデル」
ギャラガーは新車の軽自動車クラス・ギブソンは15~6万くらいか?
まあ、皆、最初から高いギターだった訳じゃない。安い高級ベニヤのギター抱え、歌って、ずっとフォークを続け、少しずつグレードアップして今があるか!
歌い続けた、自らへのご褒美に、小遣いを貯めて、今があるのだろう。
「マーチンHD-28」「マーチンHD-28カスタム」
会場の準備も進んでいる。お店も出来た。
3階はホール。控え室2つ。ロビーのあちらこちらでは、真剣に練習を各グループが行っていた。
我々ロストも時間を置いて、2度行ったのだ。
なんせ、集合10時、出番はアマチュア出番のトリ・4時からなのだ。
「リーガルのドブロ」・「ギルド」
ギルドは良い音していたな。
「モーリス」「マーチン000-28 E・クラプトンモデル」
僕も今回は000-28を使った。
「マーチンD-18」「ヘッドウェイの12弦」多分復刻モデル。
こんな楽器もあった。
楽屋でくつろぐ、ロストベーベー達。この顔は、茶飲み話だべ。
ささくれは指が良く動く。で、わるさにも使う。
ダイエット中と聞いたが、さつまチップスを食べつくしていた。だめだべ。
ベースとKEYはヤマハだった。
やっとあった、「マーチンD-28」。
午後1:30・口上で幕開き。
トップは仕掛け人グループ「ヒューマンファーマ-ズ」だ!
軽快に・しっかりとした足取りで、コンサートが始まった!
我等が朋友グループ「ワイルドフラワーズ」も快調だ。
「撮影・CHIちゃん」ありがとう!
我がロストもこのように演奏をかましたのだ。
お客さんは、実に良く聴いてくれた。
主張も、歌も拍手を貰った。うれしかった。
3部はプロ・僕らとは馴染みの「ブッチ」が客席に入って、かましまくった!
オオトリは笠木透と雑花塾だ!
見事なステージだった。東京で聞く彼らより、なんと似合って、なんと輝いていたろう?
世論で政府が変わって、「憲法改悪」を公言出来なくなった。
沖縄に11万人も集まって「教科書検定」の嘘を暴いて、知事が動き・政府も文部科学省も「軍の関与の無い、集団自決」とは言えなくなった。
世論で動く・・・そんなことが信じられる事を学べた、2007年だ!
「歌しか歌わない」と言われても、続ければ「世論」の一角になる。
力を貰ったコンサートだった。
心地よい疲労で、家に帰った。
こんなコンサートには、この酒しかなかった!