館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

青い地球。

2007-10-28 09:37:06 | 生活雑感


月に向かって、日本から・中国から、衛星が飛んだ。

宇宙から見える地球は、やはり「青く美しい」星のようである。

その、青いベールの中の世界の環境は、実に危うい様相である。
その、生物の世界は、頂点に君臨する「ホモサピエンス」の擾乱で、親類の「霊長類」さえ、3割は「生存」に危機に直面しているらしい・・・・

そして、その「ホモサピエンス」の世界は、同類同士の「殺し合い」や「収奪が原因の貧困」が行くへ果てなく続いている。

ついでに「食」の話をすれば、少し前「中国産」に軽蔑を持ってバッシングしたこの国では、毎日「中国産」と同じような「偽装」が報道されている。
命に(タバコと癌のようにか?)かかわる農薬や添加物、そして偽装だ!
物を作るモラルが失われ・消費者がそのモラルハザードに一役買っている。

人間は醜いな・・・・とため息の出る21世紀である。
ばかな政治家や官僚の本性を、毎日見せられ、希望なんて言葉も、死語になるか?

憂いつつ、わが身に振り返れば、いくばくかの「努力」をしているだろう?
出来る限り「音楽を通し」思いは伝える・エコバックなど使うようになった・・・
程度の、牛歩の歩みに、仕事では「排気ガス」をたれながすような物を作って・24時間、昼の明かりの「コンビニ」にも寄る。「悪い」と分かっているものでも、すべて厳格に、より分けて生きるほど、すべてに徹底など出来ない自分である。

実に、心もとない限りである。

そんな、「語る資格」が無さそうでも、語ったほうが良いと思う。

石垣りんの「おみやげ」が世に出て、十分「反省」出来る時間が過ぎたが、この詩の言葉の重みが、増すばかりの、悲しさだ。

おみやげ

近年
旅からの
あんな良い土産はなかった。
さびしく
美しく
光る
ひとつの言葉。
「地球は青かった」

降りて来た宇宙飛行士は
たちまち群衆の中にまぎれ
広場の人は手に手に
もらったばかりの言葉製望遠鏡をにぎりしめていた。

----見えるかい?
----うん
見えるような気がする
心もとない足場だった。

たしかに在るものを
たしかに見つけた
たしかな言葉。

それがあまりにも遥かで
幻のよう。

地球は青かった。

「やさしい言葉」・石垣りんさんの第四詩集所収。 64歳のときの出版である。
コメント (9)
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今月の僕の新譜・その4・ローズマリー クルーニ。

2007-10-28 06:45:20 | お勧めCD/LPなど



★ Rosemary Clooney 「COUNTRY ROSE」・2003 SONY MUSIC A61297

JAZZの分野で、グッドマンとのやつとか、ハリージェームスとのやつとか、数枚あるかな?

色々言われたかたですが、JAZZ・ストレートでそれなりに、和みます。

で、その、クルーニちゃんが(って、僕よりかなりオバサンだが)カントリーやってるってんで、購入。

で、「ド!カントリー」を期待したわけよ。

それが、不味かったって?そうでしたね~・・・・・

アレンジがいかん!
オーケストラバックでさ、あのディーン マーティン氏のようなやつよ。

もっとさ、こじんまりしたグループをバックに、古きよきカントリーを期待したのにね。

ジャケはカワユイ!

さて、飾っておくか・売っちまうか、思案中・・・・

ちなみに、この方。

マリリン・モンローとおない年、ハリウッド俳優ジョージ・クルーニ-の叔母さんなのだ。知ってた?

コメント (17)
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