館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

僕の育った音楽・Cの仲間達その9・チック コリア。

2006-12-31 09:18:33 | 僕の育った音楽
皆様・与太ブログにお付き合いありがとうございました。
ブログでさ、親しくなれる、そんな方にもめぐり合えて、幸せ・且つ・不思議でした。

一年の最後・音楽記事でないとね。「ロストシティー ランブラーズ」である。それにしても、メンバーの投稿が無い!来年は期待する。(リーダーらしく、フム!)



70年代に入って、ジャズは混迷を迎える?であるように僕は思う。マイルス・がエレクトリックジャズの可能性を追求する一方、60年代に大きな潮流となっていたフリージャズが行き詰まりを見せ始めたと思う。

そんな時「リターン トウ フォーエバー」であった。

チック・コリアは、アコースティックサウンドとエレクトリック楽器を無理なく融合させると同時に、メロディアスで親しみやすい曲想をもったこのアルバムを制作し、世に問うた。明るく開放的しかし、その演奏技術は高度。心地よい緊張感をもったこの作品は、ジャズアルバムとしては異例の大ヒットとなった。「ラ フィエスタ」へ続く、アルバムのハイライトは、今聴いても、すんばらしい!

そしてこのアルバムを1つの転機として、70年代ジャズは、いわゆるフュージョン現象を迎えることとなるのでないか?

ハードバップ、びしびしの僕にも(当時の)、かなりセンセーショナルであった。

もっとも、僕は、その後、この路線には嵌らなかったが・・・・・・

「歌心」って表現がある。テクは上かもしれないが、キース ジャレットには僕は「歌心」を余り感じない。が、チックには感じるのだ。

アコーステックバンドのライブ盤など、スタンダードをたくさん取り上げているんだけど、チックがやると原曲がわかんない、ってな感じであるが、メロが確実に流れているのは分かる。その危うさが、新鮮でもある。

どんなジャンルの音楽でも「歌心」って大事。肝に命じている!

以降、チックは「アコースチック チック」は時々聴くことになる。

最近、この様な、JAZZの「御大」又は「御大候補」って、現れてるのかね?
すこし、新しいJAZZミュージシャン・あたって見るか?2007年はさ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする