館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

今月の僕の新譜・その3。

2006-12-27 07:04:59 | お勧めCD/LPなど
ジェームス ブラウン(神父)が亡くなった。
あのシャウトがもう聴けないと思うと、悲しい。
この場を借りて、ご冥福を御祈りしたい。

あの時、僕も「光を」見た。



左上・「HONEY TAKE YOUR WHISKERS OFF」フラット マウンテンガールズ・自主制作盤。

テキサス・オースティンと並んで現在進行形アメリカン・ルーツ音楽が盛んなオレゴン州ポートランドの女性オールドタイム・ストリングバンドが彼女たち「フラット・マウンテン・ガールズ」である。

得意とする演目は、カーターファミリーの古典ナンバー、南部の山々に伝わっているトラディショナル・ソング、フィドル・チューンなどなど。
・LISA MARSICEK (フィドル、ヴォーカル)・ARTHUR PARKER (ベース)
・RACHEL GOLD (バンジョー、ヴォーカル)・NANN ALLEMAN (ギター、ヴォーカル)

収録曲は、以下の様なもの。
01 MEETING IN THE AIR (CARTER FAMILY) 02 OAKIE NOODLER (NANN ALLEMAN)
03 SAY DARLIN' SAY (TRADITIONAL)    04 BOATMAN (TRADITIONAL)
05 DEADHEADS AND SUCKERS (TRADITIONAL) 06 RED ROCKING CHAIR (TRADITIONAL)などなどである。

01・06など、実に秀逸である。
ブルーグラスも含めこのジャンル、アメリカでも「商売」にならない、と聞くが、最近、このような「自主制作」ではあるが、日本でも「網を張っておけば」入手が可能である。
結構、頑張ってるのかな?頑張って欲しいぞ!
2005年作品であるが、最近日本上陸? 探しましょう。持つべき!


左下・「MOUNTAIN LAUREL」ビル クリフトン2004年作品。
   ALL MUSIC ELF-106である。

共演者はJ グッドロウ A スタンパー(フィドル) T グレイ(B)である。
相変わらずの「クリフトン節」を聞かせてくれます。共演者も秀逸。クリフトンファンが想像する、音、が聞けますです。フォークそしてカントリータッチな曲満載!
持ってて「損」の無い1枚である。


右下・ラルフ スタンレーの「SONGS OF CARTER FAMILY]である。2006年新譜。SONY 82796 93629 2。

御歳79歳のラルフ・スタンレーさんの新譜はカーター・ファミリー集。

朗々と歌い上げるラルフ節でカーター・ソングが楽しめる、バックはクリンチ・マウンテン・ボーイズ。
カーター・ソングへの、忠誠であろうか、バンジョーはかなり控えめ、ジェームス・アラン・シェルトンのギターと、ゲストのマイク・シーガーのオートハープが全編で冴えわたる、近年の傑作だ!!!!!

プロデュースはサントラ盤「オー・ブラザー」のT・ボーン・バーネット。
「Worried Man Blues」「Storms Are On The Ocean」「I'm Thinking Tonight Of My Blue Eyes」など13曲。

このジャンル好きの貴方!
当然、持つべき1品です。
エッ?「持ってる?」・・・・失礼しました。
コメント (2)
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