「ブルーグラス」と言うジャンルのフィドル(バイオリン)の名手
リチャード グリーンのリーダーアルバムである。
バンジョーにビル キース、そしてギターは僕の大好きなデビット グリアが務めている。マンドリンとベースは若手らしい(ケニーブラックウェルM・ティム エーモンスB)。
流暢なフィドルにキースの自身の名が冠されたスタイルのバンジョーは合う。
それに又、スラーを多用し、右手のフラットピックとその中指や薬指も使った、クラレンスのような、豊かなパッセージのギターも最高である。
トラッドとビルモンローの曲が多い。
「キャノンボール ブルース」「ボーモント ラグ」など白眉。
僕のこれからのバイオリン教室での「課題曲」はこの「キャノンボール ブルース」を、先生に「採譜」してもらったものである。
「難しかったわ!」「上手な方ね」などと言って渡された「楽譜」はお玉じゃくしが沢山踊っていた。
「これ、僕にはだめじゃないですか?」
「うーん?頑張ればなんとかなるわよ・・・」
って、なあ・・・・・
でも、リチャード グリーンのフレーズ・弾けたら「かっこいい!」んでないかい?
夢みないと、実現しないか・・・
それにしても、あっさり「採譜」するなど、只者でない!
「こう弾いてるみたい」などと、流暢に弾いていました、先生・・・・
1994年作品
1995年レベルレコードより発売。REB-1714
「The Grass is Greener」です。
(オ サム)