館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「岩魚生け捕りツアーIN蔵王」早春編。2日目。驚きの歴史が生まれる瞬間!

2006-04-29 07:23:58 | 山菜・きのこ・釣り


4時30分起床。早速露天に直行。朝風呂の贅沢!
身支度を整え、宿が用意してくれた、「おにぎり」を持って、5時30に出発する。
今日は、2時間弱の沢を4つ(実際は5つ行った)、ご挨拶の予定。
1本目に到着!
だが!!!!ささくれは「ダウン」している。
「頭が痛い寝ています。1本目はパスします」とのたまう。
しかたなく、ニコニコしながら、スキップで、1人で「入渓」。
1人?つまりーすべての「岩魚」は僕の物なのだ。
この沢、極めて小沢。ポイントは限られる。そして、釣りになる場所は800メートル程度なのだ。

入渓ポイントの深場に第1投。ややあって、当たり。25センチ級が飛び出る。
その後、確実なポイントでは、岩魚が釣れる。

中間点・そこには、この渓で最大の落ち込みがある。
餌を、落ち込みの流れに落とす。餌は流れの芯を下流に流れる。
餌が、流芯を過ぎたあたり、餌を追って、巨大な魚影が現れる。
餌が、視界から消える。
食った!・・・・・・・!!!!!!!
瞬時に、そして冷静に合わせる。

掛かっているが、ひたすら重く、竿は半弧を描く。
取り込んだ魚体は30センチを越えていると確信する化け物だった。




渓流の釣り師には「夢」がある。
「尺」を釣りたい!!!!と言う夢である。
釣堀でない、天然の河川で、天然の渓流魚の「尺物」を釣る夢である。

「音楽」でグラミー・「映画で」アカデミー・面と向かうと、言葉さえ出ない、「あの子」である。

僕の「渓流の」師匠がいる。同じ沢に入って、数を越えても、「Tさん尺釣ったっけ?」で、「師匠!!!!!!!!」と頭を垂れる以外無い!

この岩魚、尺、と確信した。
測定したい!との思いを・・・そのはやる気持ちを押さえつつ、終了地点まで、ご挨拶。
2つ追加して、下る。

車には、例のささくれが寝ていた。メジャーを出して、測定。
30.5センチ!!!!!!!!

「尺」だ!

今まで、北軽井沢の32の虹鱒・蔵王の34の虹鱒・北海道の36のブラウンはある。
だが!岩魚・ヤマメの尺があってこそなのだ!

川の「主」の、初体験・・・・・

昨年の沢で僕の前20メートルに出現した「熊」。
今年の「尺」・・・・・ありがとう!!!!!
めったに、遭遇しない物に、2年連続の遭遇だ!(熊さんには、今後会いたくは無い)




太古の地球、大地動乱で、シャケの仲間が、「淡水に」取り残される。
陸封型の「シャケ」が岩魚と山女である。
山女やアマゴで海に戻り、産卵で淡水にもどるものが「サツキマス」「サクラマス」である。

尺を越えた岩魚・山女は下あごが突き出て、シャケの姿になる。

ご覧あれ!蔵王の「天然尺岩魚」!




尺を見て「ささくれ」が元気を取り戻す。

僕の「蔵王」はすでに終了している。

その後、「小沢」を4箇所、挨拶。

どの沢も、岩魚が現れる。



ささくれ、復活!
目標20超を目指し、2日目を堪能!
盛んに、落ち込みを狙うささくれ、であった。
最終、24匹を収め、ささくれの蔵王も終了した。
僕の2日合計は37であった。





欲深2人組が、副産物を手に入れないわけが無い。

太さ1センチはあろうかという「せり」・ふきのとう・こごみ・つくしは十分な量が採れた。

宿に戻り、「露天」に浸かって、蔵王を後にした。

帰り・・・・すでに、次回を想像して、高速を飛ばした。


(オ サム)
コメント (13)
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