殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

やったもん勝ち

2010年01月01日 09時19分02秒 | 前向き論
明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。


いつもながら楽しませてもらっている検索キーワード。

『いちご大福ってスケベ』 『札幌で裸の女の居る店』 『角が立った女』

『かわいい妻 今夜包まれる』 『昔美人 今おばはん』

『考えの古い夫がうざい』…フフッ。


『教師を首にする方法 不倫』

不倫した教師を首にしたいのか…

それとも首にしたい教師を不倫のワナにっ?…

懐かしい火曜サスペンスのテーマ音楽が流れてしまうではないか。


教師を聖職者と思うから、おかしなことになる。

彼らは勉強も出来て、友達ともそこそこうまくやって

これといった困難も無くすくすくと大きくなり

学校が楽しくて好きだから教職を選んだ、経験値の低い人々だ。


そもそも教師になろうかと考える人には、体力がある。

溢れるスタミナをどう配分するかが、教師としての値打ちだ。

人間だもの…スケベの方向へ多く配分される人もいる。

経験値が少ないので、慣れぬ色ごとにうつつを抜かした場合

体力があるだけに厄介なことになりやすい。


この界隈でも、教え子に性的いたずらを繰り返していた教師

痴情のもつれで教え子を殺害した教師

ホテルで同僚教師と密会中に腹上死した校長の話など

この関連の話は豊富だ。


教え子の父親と熱愛の末、職を辞した新人教師の話も

20年近く経った今でも語り伝えられている。

この教え子の父親というのが自分の夫でなく、他人だったら

さぞや楽しくうわさ話に加わろうに…ああ、残念、残念。


相変わらず奧さんを苦しめる旦那さんもいるようだ。

『夫 スーツ上着 ファンデ 浮気』 『夫 事務員 不倫』 

『不倫をした夫へ』 『夫 ネックレス 不倫』…  

上着にファンデーション…残念ながらまず浮気だと思う。

浮気とはいかないまでも、それに近い誘惑は甘受した…

または自ら抱き寄せたということだ。

もしも偶然の事故だったとしたら、かなり珍しい体験なので

宝くじを買ってみるのもいいかもしれない。


『浮気夫 悟り 自立』

自立というからには、現在自立していないのであろう。

悟りも自立も急ぐ必要はない。

焦って自己嫌悪に陥り、苦しくなる。

いまどきは、立派な資格を持っていても出遅れた者には厳しい。


自立と一口に言うが

浮気夫の収入をあてにしない妻となるのも一種の自立だろうし

離婚して実家を頼り、母子手当をもらいながら生活するのも自立と呼ぶなら

自立の意味はかなり広範囲なものとなる。

漠然としたものでなく、自分はどの程度の自立を望んでいるのか

条件は整っているかをよく考えたほうがいい。


その意味ではまったく自立しておらず

ニート妻の私が申し上げるのもナンだが

仕事やお金よりも先に、自立しなければならないのは心だ。

亭主からの精神的自立だ。


亭主を自分のものと思うから、気に入らないことをすると腹が立つ。

借り物、預かり物と思う。

これがいいと思ったけど不良品だったというのは珍しいことではない。


車でも電化製品でもそうだけど

一度ミソがついたら、ずっと故障し続けるものだ。

リコールも無い。

故障の部位が致命的なものか、だましだまし使えるものかを

じっくり観察し、吟味する。

主導権は妻にあることを忘れてはならない。

衝撃や慟哭と引き換えに与えられた、強い権利である。


憎しみ、悔しさ、みじめさ、悲しみ…

それらを忘れて楽になることを悟りと表現するならば

裏切られたと思っているうちは苦しみが続く。

非難しながら、どこかで

「受けた傷を治して欲しい」「つぐなって欲しい」

という依存が発生しているのだ。


妻の心の傷を癒せるような丁重な男なら

それがいかに困難な所業であるか知っているので

自制心を働かせて浮気などしない。


妻はこのさいと思って、高いハードルを用意する。

「これくらいイケるでしょう」と、今か今かと飛ぶのを待つ。

しかしそんな亭主は、どんな低~いのだって飛べない。

で、妻は落胆。

これを繰り返していては、開ける運も閉じてしまう。

つまり、自立と悟りは連動しているといえよう。

このキーワードで検索した人は、すでにそれに気づいている。

夜明けは近い。


今、自分は“亭主に浮気される妻”

という役が回ってきていると思ってほしい。

サスペンスにするもコメディにするも自由だ。

降板して違う役を待つことも出来る。

せっかくの大役が書かれたフダを首から下げたまま

被害者として鬱々と過ごすだけではもったいない。

熱演を期待する。


私はショーガールになったつもりで人生舞台に立っている。

人から見れば地味でショボい人生…拍手もスポットライトも無い。

それでも同じやるなら華やかに美しく、そして楽しく…もうヤケである。

やったもん勝ちというやつだ。
コメント (43)
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