ギャンブル依存症と戦うんだ!

ギャンブル依存症の元夫との戦いの記録です。

はじめに

2100年01月01日 | ブログの主旨
私はこのブログの管理人でにしきと申します。

「愛する家族や大切な人がギャンブル依存症かも知れない」

私もかつて同じ悩みを抱えていました。

疑いが核心に変わっても何から手を付けたら良いのか分からず、身内の恥を晒すようで他人に相談することもできないまま、いたずらに時間だけが過ぎた数年でした。

そんな時に心の支えになったのは、同じ苦しみを乗り越えられた方々のブログの存在でした。

つたない文章ですが、私の経験が読んで下さった方のお役に立てればと思います。










妹の病気について③

2020年06月23日 | 日常(令和元年8月~)
昨日に引き続き末の妹の病気についてです。
姉としては痛みや体調不良に苦しむ妹を、少しでも楽にしてやれる方法はないかと模索する日々ですが、妹自身はそんなこと少しも願っていないのではないか。
思い返すと答えのヒントになりそうな事柄がありました。
近頃、妹を物心両面から支えていたパートナーとの関係がギクシャクしているとのこと。
3月の段階では、肺がんの疑いが晴れたら生活保護を抜け彼と籍を入れると聞いていたので、別れるかもと聞いた時はビックリするだけでしたが、突き詰めて考えると妹の本心が見えた気がします。
肺がんが疑われた時点の妹は、同居していた娘との関係が悪化したために、世帯分離の手続きを終えたばかりでした。
障害を持つ娘が自分の手から離れた安堵感が、病気を受け入れる要因になったと思われます。
残りの人生をパートナーと過ごしたい。穏やかな気持ちで最期を迎えたい。
そう語った妹は、これまで見せたことがない謙虚で真摯な姿でした。
ところがすっとこどっこい、違うと分るやいつもの妹に逆戻り。
先は長いのにパートナーとの関係がずっと良好なままでいられるか保証はない。
だったらこのまま生活保護を受給し続ける方が得策じゃないか。
とまあそういう理屈が妹の頭にはあるのかも知れません。
妹が抱える「身体醜形障害」は16のカテゴリーからなる精神疾患のうちの「身体表現性障害」に分類されます。
<診断基準>
 ①一般身体疾患を示唆する身体症状が存在するが、一般身体疾患、物質の直接的な作用、または他の精神疾患によっては完全に説明されない
 ②その症状は臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の領域における機能の障害を引き起こす
 ③身体症状は意図的でない
つまり、身体面で「器質的機能的な異常が見当たらない」のに、身体症状を訴え続ける精神障害ということになります。
しかし妹には、機能的・器質的異常が存在します。
 めまい・・・・・メニエール病  
 喘息発作・・・・肺MAC症
 腰痛・・・・・・腰仙部移行椎
 左腕の痺れ・・・頸椎椎間板ヘルニア
 胃痛・胸焼け・・神経性胃炎・逆流性食道炎
一生付き合う必要がある疾病もあれば、手術をすれば完治が見込める疾病もあります。
私なら完治が見込める疾病から治療を始めますが、妹は難癖つけて先延ばしにしますし、白黒つけるための検査も受けません。
生活保護を受給し続けるには、身体の具合が悪いままの方が都合が良いのでしょうか・・・
「疾病利得」という言葉があります。
一度病気により手にした恩恵は手放すのが難しいのだそうです。

妹の病気について②

2020年06月22日 | 日常(令和元年8月~)
私もかなり後になって知ったのですが、末の妹は体重が増えることを極度に恐れているらしく、精神科医から摂食障害と醜形恐怖症の診断を受けているとのこと。
妹が若い頃から規則正しい食生活と適度な運動を心掛け、実践し続けていることを私も知っていました。
しかしそれは健康維持のためだと思いっていたので、まさかという感想でした。
なので現在妹を悩ませている胃痛や吐き気、食欲不振は、太りたくない妹にとって都合が良いんです。
妹「今日も食べられへんかった、体重が○㎏も落ちちゃったー」
背景を知らなければ心配になる案件ですが、知っている私は「あっそう」とそっけない返事しかできないんです。
当時の妹は身長168cmに対して体重が48kg。
本人は「7号サイズでも大きい」と喜んでいましたが、抵抗力がおちた結果、去年の年末に肺炎を発症。
長引く咳により右肋骨が骨折し、痛み止めの乱用から神経性胃炎に加えて逆流性食道炎を発症。
更に体重が45kgにまで減少。
本人大喜びするのも束の間、夜中に呼吸困難になり救急搬送された病院にてCT検査を受けたところ、右肺の上部に影を発見。
肺がんの疑いで全身麻酔による胸腔鏡検査を受けるも病巣は右肺全体に広がっており、この時ばかりは妹の口から不定愁訴は一切発せられず、全てを受け入れたかのような潔い姿勢が印象的だった。(初めてまともな感じ?)
病理検査の結果、右肺の影はがんではなく肺非結核性抗酸菌症(肺マック症)と判明するや不定愁訴が再開される。
私なら、肺がんじゃなくて良かったとホッとすると同時に、肺非結核性抗酸菌症は40代以上のストレス体質で痩せ型の女性に多いことから、普段からリラックスを心掛けて、胃に優しい食事を摂取しつつ体重を増やそうとします。
しかしながら退院するなり妹は連日のように「右目と左目の大きさが違う!」と騒ぎ(そう言う時は胸腔鏡検査の傷跡は全く痛まないらしい)、めまいや腰痛のせいで家事が出来ないにも関わらず、あちこちの美容整形外科を巡っては「ここは~だから駄目」「あそこは~だから駄目」と、電話で報告してくる時の妹の声のまぁ~弾むこと弾むこと。
妹「姉ちゃん、自費でやるんやから平行二重が良いかなあ?それとも末広二重が良い?」
私「好きにして(呆)」
眼瞼下垂の手術後は、いつもの流れ通り胸腔鏡検査の傷跡が気になり始め、突然画像を送りつけられ見たくもない妹の乳首と乳首の隣の傷を見る羽目に。

私「もうーほんま、アンタは私にどないして欲しいんや?」
<③へ続く>

妹の病気について①

2020年06月22日 | 日常(令和元年8月~)
間が開きましたが前回の続きになります。
末の妹の左腕の症状は今も続いているようで、病院で検査を受けたものの原因は分りませんでした。
医師は筋電図検査を勧めたようですが、妹は拒否したとのこと。

私「なんで?やってもらったら良いのに」
妹「だって、お姉ちゃん前に痛いって言うてたやん」
私「確かに痛いで、私もやったからな、でもそれでハッキリするし、なにもなければ安心できるやろ?」
妹「だからー!」
私「だからなに?
妹「もういい!」

毎度の流れです。
わーわー騒ぐだけ騒いで、肝心なところで逃げるんですよ。
私も妹が嘘を言ってるとは思っていません。
朝に夕に「痛い、痛い」と電話がかかってくるので、日常生活にも支障が出ているはずです。
私も筋炎で全身の痛みを経験しているので、痛みが生活の質を低下させることは熟知しています。
なんとかならないものか、痛みから解放されて平温に暮らせる日が訪れないかと願うのですが、最後の段階で肩透かしを食らわす妹の本当の狙いは何なのか?
今回の記事はそのことについて考査してみようと思います。

現在の妹の不定愁訴
 めまい
 胃痛
 吐き気
 食欲不振
 左腕の痙攣
 腰痛
 胸腔鏡検査による傷跡の痛み
 眼瞼下垂手術による傷跡の違和感

愁訴の内容はその時によってくるくる変わりますが、二つ以上同時に起こることはありません。
<例>
 三日前、午前/めまいがする、午後/腰が痛い
 二日前、午前/左腕が痙攣する、午後/食欲不振
 昨 日、午前/胸腔鏡検査の傷跡がズキズキする、午後/胃痛がひどい

これを聞いて私が思うのは
 めまいがするなら横にもなるだろうから腰が痛くなっても不思議じゃない
 左腕が痙攣するなら気にも病むだろうから食欲が落ちても不思議ではない
 胸腔鏡検査の傷跡がズキズキするなら痛み止めを服用しただろうから胃痛が起きても不思議ではない
つまり因果の法則ですから、いちいち大騒ぎするほどのことでもなかろうと捉えます。
しかし妹には生死に関わるほどの大問題なようです。
不思議な点はまだあります。
眼瞼下垂について一度は保険適用の手術を受けたものの、本人曰く「失敗だった」とかで今年に入ってから急に大騒ぎし始め、美容整形外科で自費手術を受けました。
これでようやく落ち着いてくれると金を出した側の人間は期待するじゃないですか。
いやいや全然、全くです。
あの調子だともう一回やり直したいと騒ぐでしょうね。
右肺の胸腔鏡検査については本人の希望ではなく、内視鏡検査では難しいと医師が判断したために検査手術を受けたのですが、体質的な問題なのか傷跡の治りが遅くてまた大騒ぎ。
「日にち薬」と言おうが聞く耳持たずです。
とにかく思い立ったら、直ぐ、その場で、妹の希望通りにならないと駄目なようです。
これを執着と言うのでしょうか。
<②へ続く>

にしき、深い深~いため息をつく

2020年04月14日 | 日常(令和元年8月~)
昨日の続きです。
末の妹が仔犬を手放そうと思い立った理由が分かりました。
左腕に力が入らず掛かりつけ医を受診したところ、脳外科を紹介されたからだとか。

妹「私もしかしたらALSかも知らんやん?だからやんか!」
私「診断されてからでええんとちゃうの?」
妹「いいや!それでは遅いねん!」
私「違うかったら後悔せーへんか?お利口さんで可愛い仔犬や言うてたやんか」
妹「姉ちゃんはずっとケージに入れられてる方がええ言うんか?」
私「だからー、ハッキリするまで待たれへんかったんか?と聞いてるんや」
妹「逆にすごいと思うわ、姉ちゃんは身体が不自由やのに猫二匹も飼うんやから」

何なん?この展開。何で私が引き合いに出されるん?
妹の体調不良は今に始まった訳ではなく、4年前に大阪に戻ってきてからずーっとなんです。
2.3日前までは、瞼を二重にした時の糸が外れたかも知れないと、連日電話でワーワー言ってきました。
その前は肺がんの疑いで胸腔鏡手術を受けた時の傷が思ってたより大きかったとかで、頼んでもないのに写メを送りつけてヤイヤイ文句を言ってました。
やれめまいがする、耳鳴りがする、やれ吐いた、下痢した。
こんなんばっかり毎日毎日、多い時は午前、午後に報告ですよ。
少しでも私が面倒くさそうに返事すると「私なんかどうせ死んだ方がええねん」
だったらいそいそと病院行くなや!
ほんまは死ぬのが死ぬほど怖いくせに。
つまるところ、自分の症状をネットで調べALSと思い込んだ妹は(譲渡の有無に関わらず)里親募集の反響が思いの他あったことに、気分が高揚したのだろうという結論に至りました。
全く、人騒がせな奴め!



にしき、久しぶりに荒ぶる

2020年04月13日 | 日常(令和元年8月~)
アップすることは沢山あるのですが、今日は文句を吐きたいと思います。
怒りの矛先は末の妹で、直接の原因は妹が子犬を里親募集に出したらその日のうちに30人から応募あったと、私に話したことでした。
その時の口調が私には「やけに嬉しそう」に映りました。
違和感を指摘したところ、「違うやん、やっぱりみんなタダで純血種の子犬が欲しいねんなって言いたかっただけ」の言葉に、とうとうブチ切れた次第です。
妹に対してはこれまで何度もブチ切れそうになっていました。
その度に「あの子は精神面に問題がある」と自分に言い聞かせてきました。
正直なところ、何故ここまで腹が立つのか自分でも気持ちに整理がついていません。
こうやって文字を入力している間にも自分の考えがまとまることを期待しているのですが・・・
妹が生後4ヶ月の子犬(プードル)を手放すことにしたのは、建前上「自分の体調が悪い」としていますが、これまでの経緯を鑑みると、ヤンチャな子犬の面倒を見るのが嫌になったからだと考えられます。
妹の目の前を通り過ぎていった子犬の数は片手では足りません。
その度に最もらしい言い訳を並び立て、ほとぼりが冷めるとまた子犬を飼うのがお決まりのパターン。
近年、アニマルホーダーによる多頭飼育崩壊が問題になっていますが、妹の場合は子犬が大きくなると飼育を放棄します。
その後必ず自分を責めて自暴自棄になるので、その対応に周囲が追われることとなります。
たった今気付きました。
私はこの件で振り回されるのが嫌で今猛烈に腹が立っている様です。

新メンバー

2020年03月17日 | 猫活
八の兄弟猫の空(くう)です。

二匹飼うことになるとは思ってもみませんでした。

八が我が家にやって来て20日が過ぎた頃、八の要求鳴きに私とアーノルドは疲労困憊状態に陥っていました。
毎朝5時に大声で「なーーおーー」と朝ごはんを要求。
既に満腹のはずなのに、6時過ぎに私が朝食の準備を始めると、食べ終わるまで延々と「なーーおーー」
日中は遊んで、抱っこ、昼ごはん、遊んで、抱っこと八の要求鳴きが続き、私は家のことも自分のことも一切手付かずの状態になり、とうとう保護主さんに泣き言を吐いてしまいました。
「うちにいる時から八の要求鳴きはありましたが、一匹だけになれば収まるかと思っていました」と保護主さん。
そして私達の心情を察して「一生懸命お世話して頂いていたのは分かりますので、遠慮せずに仰って下さい。八を引き取りにあがりますよ」と申し出て下さいました。
八には兄弟猫が二匹いて、雌猫は里親さんが見つかっていましたが、雄猫はまだ見つかっていないとのこと。
その子は大人しい性格で鳴き声も小さいとお聞きしたので、アーノルドが「せっかく猫を飼う準備をしたのだから、その子に交換してもらったら」と提案し、空がやって来ることになったのです。
当初は八と交換する予定でしたが、1ヵ月ぶりに保護主さんと再会した八が怯えて逃げ回る様子を見て、「ああこの子はもううちの子なんだ」と思った私。
当面二匹で様子を見ますと伝えました。
その日から八は空にベッタリ。
空はシャイな子なので慣れるのに1ヵ月はかかると聞いていましたが、好奇心旺盛な八の影響か我が家にも直ぐに慣れ、私の負担は嘘のように軽減されました。
二匹になったことで明け方に開催される猫の運動会はもの凄いですが、仲良く遊んだりピッタリ寄り添って寝ている姿に癒される毎日です。
兄弟愛万歳ですね。

久しぶりにギャンブル依存症の話題②

2020年02月18日 | ギャンブラーについて
妹の元夫の中には家族から頼られたいという思いと、家族の期待には応えられないという思いが存在していました。
これを精神分析では「両価性(アンビバレンス)」と言い、ひとつの物事に対して同時に逆の感情を持つことを指しています。
この両価性こそが、ギャンブル依存症に深く関わっていると近年注目されています。
両価性の強まっている人の特徴として、逆説的な反応があります。
分かりやすい例として、親から勉強をしろと強要されるとかえって勉強する気が失せるというもの。
子供の頃にはよくあることが大人になって頻繁に現れると、社会生活を送る上で障害となるのは言うまでもありません。
更に逆説的反応の一つとして、カウンター・アイデンティティというものがあります。
親や社会から認められないものを否定するのではなく、あえて認められない存在になろうとすることに価値を見出す。
ギャンブラーの「地道に働くよりギャンブルで大儲けしてやろう!」というのも、カウンター・アイデンティティの現れです。
ギャンブラー自身、ギャンブルは儲からない、損をすることを頭では理解しています。
こんな馬鹿馬鹿しいことはもう止めたいと思う一方で、やっぱり止めたくないという思いも存在している。
長年ギャンブル依存症の治療にあたっている医療従事者によると、重症化しやすいのはこの両価性が強いタイプであることが分かってきたそうです。
ギャンブル依存症は病気だと提唱されてから数年。
病気であれば投薬によって治療が可能だと思われますが、残念ながらギャンブル依存症が治る薬はありません。
研究によってギャンブル依存症者の脳と依存症ではない人の脳と比較すると、明らかな違いが見られることが分かっています。
しかしこれが先天性によるものなのか、ギャンブル依存症になったからなのか、現時点で見極めるのは難しいとのこと。
ほんま、どないしたらええんやろうねえ。
なんで両価性が強まったのか、その背景を探るところから始めなければならないなんて。
やっぱ、オッサンに苦しめられた私から言わせて頂くと、ギャンブル依存症者から離れるに限る!ですな。



久しぶりにギャンブル依存症の話題①

2020年02月17日 | ギャンブラーについて
まず初めに、私が久しぶりにギャンブル依存症について記事をアップしようと思ったきっかけから。
4年前にギャンブラーの夫と離婚して、この度めでたく新しいパートナーと新生活をスタートさせた妹から「ほんと嫌になる」と電話がありました。
なんでもわざわざ妹宅へやって来た元夫から、面と向かって文句を言われたのだそうです。
離婚を持ち掛けた時も家を出てからも何も言わなかった元夫でしたので、「何を今更」という感じですが、本人はいずれ妹は戻ってくると高を括っていたとのこと。
妹「長女にはどうしてお母さんはお父さんを頼らないんだ?って言ってるらしい」
私「アイツ、自分のこと頼り甲斐のある男やと思っとんねや」
妹に対する愛情が残っているのかと思いきや「俺がこんなになったのは全部お前のせい」と詰り続けること1時間。
妹「あの人、私を悪者にするためにわざわざ岐阜から大阪にやって来たんやろか?」
私「お金も時間も掛けてご苦労さんなことやなあ」
この一件には前段階がありました。
それは一緒に暮らしていた知的障害と発達障害を抱える次女と世帯分離を行ったところから始まります。
妹としてはパートナーが見つかる前から考えていたことで、たまたま時期が重なったという認識ですが、次女からすればお母さんが新しい男性と一緒に暮らすために自分を追い出したと感じたようです。
不満を抱えた次女は先ず長女に気持ちを打ち明け、去年の年末に二人で申し合わせて父親のところへ行きました。
私「だったらアイツが次女と一緒に暮らせば良いんとちゃうの?」
妹「年末から1ヶ月以上一緒に生活して自分には無理やと判断したみたい」
当の次女はすっかり機嫌を直して前向きに自立に向け取り組んでいます。
私「ほんならもう何も言う事あらへんやん、お前の出る幕はないと言うたれ」
まあ、当初は娘に頼られて元夫も嬉しかったのだと思います。
同居の二文字が現実味を帯びると、現在次女が受けている支援をイチから岐阜で申請する必要があり、これまで妹に任せっきりだった元夫にとってハードルの高い作業であるのは間違いありません。
また次女が抱える障害特有のこだわりの強さに対しても、どのように対応すれば良いのか分からなかったことでしょう。
一時は自分がと思い立ったものの、実際は困難で断念するしかなかった。
本来なら味わずに済むはずの挫折感や敗北感を経験することになったのは、みんなアイツ(妹)のせいだ。
その恨みが妹に向けられたのだろうと私は推察しています。
②に続きます。

1月のお弁当

2020年02月13日 | 今月のお弁当
毎度おなじみのお弁当シリーズです。
去年の11月の記事に記載していた義母のグループホーム入所の件。
残念なことに施設から受け入れ辞退の申し出がありました。
お試しすらせず義母の様子を確認しただけで駄目だなんて、到底納得できないアーノルド。
義兄に理由を尋ねるも「デイサービスに通い始めたから」や「Yさんが戻って来て口添えしたから」など、さっぱり要領の得ない回答にとうとうアーノルドが切れました。
「兄貴、俺の問いを最後まで聞いてから答えろよ!」
超ビックリしました。
アーノルドが電話で義兄に怒鳴るなんて初めてのことで、隣で聞いていた私は心臓が口から飛び出すかと思いました。
つまりはこう。
病気で休んでいたYさんが受付に戻って来たことで義母は落ち着きを取り戻し、また先月から通い始めたデイサービスで親しい人ができて義母の不定愁訴が減ったのが一つの要因。
二つ目はそんな義母の様子を見たグループホームの担当者が、現時点で義母の入所は必要なしと判断したためです。
私「義兄さんの話を最後まで聞いてあげたら怒鳴ることもなかったかも」
ア「はい、俺が悪かった、反省しています」