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殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

悪夢の終焉

2008年10月27日 20時32分16秒 | 不倫…戦いの記録
2年余りが過ぎました。


M子と夫の仲は、細々と続いていたようですが

私のほうは、小学校に加え次男の幼稚園のPTA役員

所属していたスポーツクラブのキャプテンを同時に引き受け

家事の合間に事務のパートも始めていたために

気にする暇もありませんでした。


役員などをすることになったのは

決して私の人望によるものではなく、すべてクジ引きです。

仕事も自分で探したわけではなく

急遽知り合いに頼まれて電話番から始まりました。


結婚前も後も、ちゃんと働いたことがなかったので

やることすべてが楽しく面白く

うっかりすると家事がおろそかになってしまい

義母や義姉に小言を言われることもありましたが、なんのその。


義母は義姉の子供で手一杯だったので 

私まで子供を家に置いて外に出るのは禁止で

夏休みや冬休みなどの長い休みには、私もお休みです。


「外で働かれると、会社がうまくいってないように思われる」

と、両親は辞めてほしかったようです。

         
そのニュアンスには

娘が毎日実家に里帰りしていることを

世間に知られたくないのがありありと感じとれました。

私が外へ出ると、他人と話す機会が増えます。

家の中のことが漏れる…そう言って嫌がるのでした。


後ろめたいことがあるなら、それをやめればいいことです。

はっきり言わずにそれとなく匂わせるやり口には

あくまで対抗です。



「別れたから…」

夫が出勤前にぽつんと言ったのは

長男の小学校の卒業式の日でした。

それで終了。


一言くらい謝罪の言葉でも聞きたいのはやまやまですが

家庭を壊す人の特徴…

「ありがとう」「ごめんなさい」がちゃんと言えない人なので

息子の大事な日に喧嘩するのも嫌で、そのままになりました。


家を出て車に乗ったら、長男が

「母さん、良かったね」

と言いました。


3年生から始まった家庭崩壊の危機…。

ひそかに小さな胸を痛めていたのだと思うと、涙が溢れました。


しか~し!

センチメンタルな気分に浸ってばかりはいられません。

うっかり私の子供として生まれてしまったからには

否が応でも、共に苦難を超えて行かなければならないのです。

母の漕ぐ粗末な泥舟の

行き着く先がいずこであろうとも。


   
     長男よ…

     そして次男よ…

     キミらも、クジでハズレを引いたのかなぁ…




その夜、夫は自分から話し始めました。

M子は大学院を出ても就職がなく

塾の講師のアルバイトをしていました。

「新しい彼氏が出来たんだって」

夫は、醤油取って…と言うのと同じ口調で言いました。



「私たち、春休みにしましょう」

と言われ、それっきりだと、夫は苦笑いしていました。


それからしばらく、家族の間で

何かストップしたいことや休憩したいことがあると

「私たち、春休みにしましょう」

が流行しました。



思春期に入った長男に手こずったり

小学生になった次男のボンヤリぶりに気をもむこともありましたが

          日々是好日。


それは、間もなくやって来る嵐の前の静けさでした。
コメント (2)
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