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韓国大統領府:国際規範による紛争解決というわが国の立場を堅持していく。

2015-10-27 | 南北首脳会談
南シナ海
韓国政府は従来の立場維持、米の「踏み絵」に否定的


 韓国大統領府(青瓦台)関係者は25日、米中が対立している南シナ海問題に関連し、「国際規範による紛争解決というわが国の立場を堅持していく。追加的に新たな立場を打ち出す状況ではないと考えている」と語った。

 同関係者は朴槿恵(パク・クンヘ)大統領による訪米の成果を記者団に説明した席上、記者団から「韓米首脳会談以降、韓国政府が南シナ海問題で踏み込んだ立場を示す必要があるとの指摘がある」と質問されたのに対し、それに否定的な見解を述べた格好だ。

 同関係者は「この問題は我々が国益の次元で確固たる立場を持ち、表明を続けているため、踏み込んだ立場を示すべきだというのは適切ではない。わが国は自ら明確に立場を表明してきており、米国側も評価している」と語った。

 朴大統領の訪米以降、韓国政府の外交・安全保障担当幹部は「韓国が南シナ海紛争をめぐり、米中のどちらを選ぶかという岐路に立った」という指摘に直面してきた。オバマ米大統領が16日、韓米首脳会談直後の共同記者会見で、「仮に中国が国際規範と法を順守することに失敗したならば、韓国が声を上げるべきだと朴大統領に要請した」と発言したからだ。

 オバマ大統領の発言は、米国が韓国に対し、南シナ海問題で明確な立場表明を求めたと解釈可能だ。米国内に広がった「韓国の中国傾斜論」が払拭(ふっしょく)しきれていないことを示唆するものと受け止められた。

 そうした見方について、韓国大統領府はこれまでさまざまなルートで反論してきた。大統領府関係者による今回の説明もその延長線上にある。同関係者は「(韓国は)南シナ海紛争問題が国際的に確立された既存の規範と規則によって対話を通じ平和的に解決されるべきだという立場を明確に表明し続けてきた。(東南アジア各国と韓中日による)ASEANプラス3など国際会議でも一貫した立場を保ってきた」と述べた。

崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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