MeToo触発したソ・ジヒョン検事、
法務部の「男女平等」業務に抜擢
登録:2020-01-23 22:38 修正:2020-01-24 12:55
法務部の「男女平等」業務に抜擢
登録:2020-01-23 22:38 修正:2020-01-24 12:55
チョ前長官起訴の再検討意見出した上司罵倒したアン・ソクチョ研究官は左遷
ソ・ジヒョン検事//ハンギョレ新聞社
アン・テグン元検事長のセクハラを暴露し、「#MeToo(ミートゥー)運動」を触発したソ・ジヒョン城南(ソンナム)支庁副部長検事が、法務部で男女平等関連業務を担当する。
法務部は23日、ソ検事を法務部に配置し、法務・検察組織文化の改善や男女平等関連業務を任せる予定だと発表した。ソ検事を特定部署に派遣するか、それとも専従補職を新たに設け、業務を担当させるかはまだ決まっていない。
検察の内部告発者でもあるソ検事に法務部の組織文化の改善と男女平等業務を任せたのは、チュ・ミエ法務長官の意志によるものとみられる。ソ検事は2018年初め、アン元検事長が自分をセクハラし、これを隠すために報復人事を行ったと暴露して、韓国社会全般に#MeToo運動が拡散する契機を作った。
今回の人事では、お通夜で直属の上司に「それでも検事か」と叫んだヤン・ソクチョ最高検察庁先任研究官が、大田(テジョン)高等検察庁の検事に左遷され、注目を集めている。ヤン研究官は18日、最高検察の中間幹部の義理の父親のお通夜で、シム・ジェチョル新任反腐敗強力部長に「チョ・グクがなぜ無実なのか説明してみろ」などと詰め寄った。シム部長が、「ユ・ジェス監察もみ消し事件」で検察が請求した拘束令状が棄却されたチョ・グク前法務部長官に対する起訴を再検討すべきだという意見を提出したことに抗議したという。チュ長官はお通夜で起こったことを「醜態」と規定し、「嘆かわしい」と述べた。
パク・ジュンヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)