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パクさんは「週52時間労働制の導入により、不要な残業がなくなったため、新しい趣味生活に挑戦できるようになった」

2018-07-31 | 韓国の民主化は進んでいく。
定時に仕事を終わらせて私は文化センターに行く
登録:2018-07-26 06:02 修正:2018-07-28 07:16



 [『週52時間労働』が変えた仕事終わりの風景] 
「不要な残業の代わりに趣味生活に挑戦」 
運動や絵描き楽しむ人が増え 
美術用品販売の増加も爆発的

                    
                    グラフィック=チャン・ウニョン//ハンギョレ新聞社

 会社員のペク・ジヌさん(33)は、今月初めから「文セン族」となった。文セン族は、仕事終わりに余暇活動のため文化センターを訪れる人たちを指す。ペクさんが選択したものは文字を絵のように描く「カリグラフィー」の授業だ。3回程度授業を受けただけだが、文字を描く間、職場で溜まったストレスが解消されるような気がして、授業が待ち遠しい。

 パクさんは「週52時間労働制の導入により、不要な残業がなくなったため、新しい趣味生活に挑戦できるようになった」とし、「今後、健康管理のために運動も並行する予定だ」と語った。彼は自分の趣味生活のためにカリグラフィー用の筆ペンをネットで購入した。「美術関連の商品を(ネットで)買ったのは初めて」だと、ペクさんは話した。

                    
                    最近、販売が増えているオカリナ=「オークション」提供//ハンギョレ新聞社

 ペクさんのように、今月から施行された「週52時間労働制」が、消費行動にも影響を及ぼしていることが分かった。仕事をしながら趣味も楽しめるいわゆる「ワークライフバランス製品」の販売が大きく増えたのだ。23日、オープンマーケットの「オークション」の売上資料によると、今月1~18日に「ワークライフバランス製品の販売量が昨年同期間より最大で数十倍も増加した。特に、美術関連製品の人気が高い。水彩用品の売り上げが12倍(1100%)も増えており、油絵用品(172%)とアクリル用品(34%)も売れている。デッサンや点描などに必要なパステルは昨年より2倍(117%)以上売り上げが伸びており、コンテ・木炭(75%)と素描鉛筆・黒鉛(43%)の売り上げも上昇している。カリグラフィー用品(47%)の売れ行きも好調だ。絵を描きながら心身の安定を求める会社員たちが増えたためだと、オークション側は分析した。

 染色や革工芸製品もよく売れている。染色・染料工芸関連製品の売り上げが2倍(141%)以上増え、革工芸(89%)と韓紙・粘土工芸(32%)も大幅な上昇幅を示している。楽器もブームだ。中でも価格が安く、場所にとらわれない小型の楽器が人気だ。昨年対比オカリナは58%、ハーモニカは75%多く売れた。アフリカの伝統打楽器ジャンベの売り上げは5倍(479%)も跳ね上がっており、アコーディオン(111%)の販売量も2倍以上増えた。

 ワークライフバランスの代名詞とされる運動用品の売れ行きも好調だ。特に強度の高い専門的運動ではなく、家族と安全で楽にできるソフトバレーボールやキンボール(大型ボールを投げあいながら遊ぶスポーツ)、ソフトテニスのような「ニュースポーツ」用品の販売が、今月に入ってから123%成長した。このうち簡易型バレーボールであるソフトバレーボール用品は69倍(6850%)も増加し、注目を集めた。

 オークションの関係者は「週52時間労働制の導入後、多様な趣味に対する関心が日増しに高まっている」とし、「特に一人世帯の増加で、一人でもできる趣味用品が新たなヒット商品になっている」と分析した。
イ・ジョングク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)


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