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プラカードを手に抗議する市民の姿が絶え間なく続きました。

2015-03-02 | 日朝協会会員の努力
ヘイトスピーチ 市民対抗
「差別だめ」の声
日朝協会呼び掛け
東京・銀座



 1日、東京・銀座で行われたヘイトスピーチ(差別扇動行為)・デモに対し、「差別はやめろ」と抗議する市民の行動が取り組まれました。

 行動を呼びかけた日朝協会の宮垣光雄事務局長は、1日が戦前の日本による植民地支配下の朝鮮半島で起きた「三・一独立運動」記念日であることにふれ、「よりによって多くの人が集まる銀座でこの日にヘイトデモをするなんて、心からの怒りを禁じえない」と強調しました。

 参加した日朝協会中野支部の女性(77)は、終戦時まで朝鮮で暮らしていました。「子どもの頃に日本の植民地支配の実態を見ています。歴史に向き合わず、こんなデモをすることは許せません」

 デモの沿道には、「ヘイトスピーチ、許さない。」などのプラカードを手に抗議する市民の姿が絶え間なく続きました。東京都文京区の男性(34)は「差別はダメ。差別扇動が東京で行われるのは我慢できない」と語気を強めました。

 同大田区から銀座に買い物に来ていた男性(49)は「こんなに気持ち悪いデモを見るのは初めて。東京でオリンピックを開くのに恥ずかしい」と話しました。

 日本共産党東京都中央地区委員会は2月、中央区に対し、「表現・集会の自由とは無縁の暴力的な差別行為」だと指摘して、ヘイトデモ出発点として区内の公園の使用許可を取り消すよう要請していました。


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