徳島市内中心部に城跡は残る。
JR徳島駅から指呼の位置にあり、市民の散歩など憩いの場となっているようだ。
石垣は、四国で多く見られる青みがかった石を無造作に積み上げた感じ。
北に助任川、南に寺島川、東に堀を配して、標高60メートルの城山に築かれた。
蜂須賀家14代、280年続いた25万石の城郭である。
建物は廃藩置県によって取り壊され、平成元年に再建された「鷲の門」があるのみ。
重厚な薬医門である。
城跡一帯は公園として整備され、親水テラスの様な場所もある。
都会の中心に位置するこの場所にも、この通り鴨たちが水に戯れる。
城郭が築かれた城山は、全山が岩で成り立っており、石垣用の石は容易に手に入ったのだろう。
鬱蒼とした城山と見えるが、近づくと白鷺の巣屈となっており近寄り難かった。
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