もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

柳原 燁子

2024年10月01日 | 歴史探歩

石炭堀から一代で筑豊の炭鉱王に登り詰めた、伊藤伝右衛門の再婚相手が柳原燁子です。

 

歌人として活躍した柳原燁子の雅号が白蓮です。
信奉した日蓮(日蓮宗)に因んで「白蓮」と号したのですと・・・

 

顔も姿も嫋やかと表現するしかない、典型的な和風美人です。
薄幸感が漂って見えるのは、オイラの思い込みのせいでしょうか?

 

50歳の伝右衛門と25歳の白蓮、35歳差で共に二度目の結婚だったそうです。

 

伯爵令嬢であり、大正天皇のいとこでもある白蓮のために、伝右衛門が用意した居室です。

 

伝右衛門は白蓮のために、家紋入りの衣桁も誂えました。

 

さらに屋敷内に、九州で最初の水洗トイレも用意しました。

 

東南角に位置する白蓮の居間から眺める、伊藤伝右衛門邸の庭です。

 

何時もこのような丸髷を結っていたのでしょうかね。

 

庭から望む白蓮の居室は二階部分です。

記念品ショップも開かれています。

 

10年で離婚に至った、炭鉱王と華族の姫様の結婚は幸せだったのでしょうか?

※人物写真はすべて伊藤伝右衛門邸に飾られた写真のものです。

コメント (1)
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