讃岐の国:高松に生駒氏の居城を訪ねる。
JR高松駅の至近にあるのでアクセスは抜群、これ以上は望めない場所にある。
入場口付近の石垣がこれ、野面積と言うのかな。
とにかくこの城の特徴?は石垣の積み方にある。
場所・場所によって、まったく異なる積み方になっている。
大小に石を混交しているが、何故かおさまりが悪い感じ、不安定とも異なり妙に落ち着かない。
天守へ向かう、屋根付き橋の際の石垣、様々な石をただ積み重ねたよう…
加工年代が異なるのだろうが、もう少し何とかならなかったのかな。
天守台に続く石垣は、さすがに石の形もそろっており、扇の勾配も見られる。
城内には珍しい屋根付き橋。
杮葺きなのだろうが、金属の覆いが掛けてあるのは残念。
天守台から、水門方面を臨む。
遠景は瀬戸内の島並みで、お堀には海水が導かれている。
現存建物である月見櫓。
お城らしい雰囲気に出会えて、何故かホッとする。
潮が満ちてくると水門を通して、瀬戸内海の潮が城内へ入ってくる。
お堀の内では、餌を求めて「クロダイ」が群がっていた。
現存する月見櫓は駐車場に面しているが、本来は海に浮かんでいたのでは?
復元された桜御門、桁は剥き出しの丸太がそのまま使われている。
御城印です。
生駒氏がお家騒動で没落後は松平氏が入封し、毛利氏や島津氏と言った、西の外様大名の押さえを担った城。
瀬戸内海の海上交通を掌握していたのだろう。
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