寂聴さんの書かれた本は、好きで何冊か読んでいます。
自分の思いどおりに、生きられているのではないかと、思っていま
す。 読むたびに、ひとつひとつ言葉が、耳に痛く、諭されている
感じを受けてしまいます。
心に留めておきたいと思った言葉を、書き記してみます。
・ 人間の心には、常に怨みが渦まいています。
他人から傷つけられたことを、人はなかなか忘れることは、出来
ません。そのくせ、自分が気づかず、どれだけの人を傷つけてい
るか、わからないのです。
・ 怨みが昂じると、相手を呪うようになります。
相手が病気したり、不幸な目にあうと、ざまあみろという気持
ちになる。それは、もう畜生、餓鬼の心です。
人間ではありません。
・ 嘘をいう人よ、または、自分のしたことを「わたしはしなかった」
という人よ、これらふたりとも、揃って仲良く、地獄行き。
・ おろかな者も、自分をおろかだと思えば、その人はもうかしこい。
おろかなのに、自分をかしこいと思えば、その人こそ、ほんとに
おろか者。
*** 文中より ***
人を傷つけていること、自分ではそのつもりでなくても、
傷つけているかもしれないということは、あり得ることです。
言葉には、気をつけたいものです。
いちど出した言葉は、消すことが出来ないのです。
↑ シクラメンです
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