香山 リカ著・「心の深呼吸のできる本」
精神科医・臨床経験を生かして、新聞雑誌などで、社会批評
文化批評、書評なども手がけ、現代人の“心の病”について
洞察を続けている。
新聞、TVなどで見聞きしていて、名前は知っていました。
本を読むのは初めてでしたが、短くて心に響くメッセージが、
書かれていました。
心にとまる文章を、書き記してみます。
・ 生きているからには、悩みはつきもの。
悩みがあるからこそ、生きている人間。
これだけは、だれにもゆずれない真理です。
・ だれもが、だれかを「あの人、いいわねぇ」と
うらやましがりながら生きている。
つまり、だれもが「私がいちばん幸せ、これで満足」
とは、思えないということ。
・ くっついたり、離れたりしながら、ゆるゆると長く続いて
いく、それが、同姓の友だちとのベストの関係。
・ 傷つくことなんておそれずに、
目標や夢には、どんどん挑戦。
何も始めなければ、失敗もないけれど
夢はぜったいかないません。
・ 「やさしい」と「何でも許す」のは違います。
やさしいけれど、ダメなものはダメと
しっかり言える人になりたい。
・ 明日があるさ。
明日はないと思って、今日を大事に。
意味は反対ですが
その反対のことばの意味を、
両方かみしめることが出来る人間って
もっとおもしろい。
・ 人間の心には、ひとつのマイナスを別のプラスで
解決する、すばらしい装置がついている。
これは「昇華=しょうか」と呼ばれています。
・ 人間は、いったい何歳まで成長できるのでしょうか。
答えは ∞( 無限大 )。
「私、もう〇歳だから、いまさら変われない」
なんて、言わないで。
*** 文中より ***
目を通されて、心の深呼吸は、出来ましたでしょうか。
↑ 花の咲き終わったハスです
シャワーの出口のような・・・実ができています
この実も、もうすこし大きくなります