気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

心の深呼吸のできる本

2006-08-22 | 読書


        香山 リカ著・「心の深呼吸のできる本」

    精神科医・臨床経験を生かして、新聞雑誌などで、社会批評
    文化批評、書評なども手がけ、現代人の“心の病”について
    洞察を続けている。
 
     新聞、TVなどで見聞きしていて、名前は知っていました。
    本を読むのは初めてでしたが、短くて心に響くメッセージが、
    書かれていました。
         心にとまる文章を、書き記してみます。  
 

     
 ・  生きているからには、悩みはつきもの。
          悩みがあるからこそ、生きている人間。
         これだけは、だれにもゆずれない真理です。


      ・  だれもが、だれかを「あの人、いいわねぇ」と
          うらやましがりながら生きている。
         つまり、だれもが「私がいちばん幸せ、これで満足」
         とは、思えないということ。


      ・  くっついたり、離れたりしながら、ゆるゆると長く続いて
         いく、それが、同姓の友だちとのベストの関係。


      ・  傷つくことなんておそれずに、
         目標や夢には、どんどん挑戦。
         何も始めなければ、失敗もないけれど
         夢はぜったいかないません。


      ・  「やさしい」と「何でも許す」のは違います。
         やさしいけれど、ダメなものはダメと
         しっかり言える人になりたい。


      ・   明日があるさ。
         明日はないと思って、今日を大事に。
               意味は反対ですが
         その反対のことばの意味を、
         両方かみしめることが出来る人間って
         もっとおもしろい。     


      ・  人間の心には、ひとつのマイナスを別のプラスで
         解決する、すばらしい装置がついている。
         これは「昇華=しょうか」と呼ばれています。


      ・  人間は、いったい何歳まで成長できるのでしょうか。
         答えは ∞( 無限大 )。
         「私、もう〇歳だから、いまさら変われない」
             なんて、言わないで。       
         
                    *** 文中より ***

        目を通されて、心の深呼吸は、出来ましたでしょうか。

                             



    
          ↑    花の咲き終わったハスです

         シャワーの出口のような・・・実ができています
           この実も、もうすこし大きくなります