瀬戸内 寂聴さんの本は、何冊か読んでいます。
読むたびに、私自身は、訓(おし)えられているという
気持ちになります。
表題は「五十からでも遅くない」の本の中の、
「老いと死について」の文章は、まさに諭されている思いでした。
誰でも、老いの道を通るわけですが、老いという言葉を忘れて
チャレンジ精神、何かしようという気持ちを、
大切に持ち続けて、老いという言葉を出来るだけ、遠ざけたい
ものと感じました。
「老いと死について」
死は避けがたい運命だが、老いは心の持ち方次第で
拒否し、追っ払うことが出来る現象のように私は考えている。
自分の健康と精神の若さと、可能性に、自ら見切りをつけた
時から、老いは始まる。
自分はまだ若い、好奇心はたっぷりある。
可能性も、未知のものが、なお多くかくされている筈だ。
開拓してみよう、新しい仕事にチャレンジしょうと思いつづける
ことで、老いの訪れは、引きのばすことが出来る。
思い残すことなく燃えつき、自分の可能性に挑戦しつづけた
あげく訪れる死は、死もまた愉しく死後の世界を、夢見られるの
ではないだろうか。
*** 文中より ***
↑ コスモスが咲いていました
花木センター内にて
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ウオーキング~40分=5,200歩
早朝ウオーキング13日目