気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「老いと死について」   瀬戸内 寂聴

2006-08-07 | 読書


       瀬戸内 寂聴さんの本は、何冊か読んでいます。
      読むたびに、私自身は、訓(おし)えられているという
      気持ちになります。

        表題は「五十からでも遅くない」の本の中の、
    「老いと死について」の文章は、まさに諭されている思いでした。
    誰でも、老いの道を通るわけですが、老いという言葉を忘れて
        チャレンジ精神、何かしようという気持ちを、
    大切に持ち続けて、老いという言葉を出来るだけ、遠ざけたい
    ものと感じました。


     「老いと死について」
        死は避けがたい運命だが、老いは心の持ち方次第で
       拒否し、追っ払うことが出来る現象のように私は考えている。
       自分の健康と精神の若さと、可能性に、自ら見切りをつけた
       時から、老いは始まる。
        自分はまだ若い、好奇心はたっぷりある。
       可能性も、未知のものが、なお多くかくされている筈だ。
       開拓してみよう、新しい仕事にチャレンジしょうと思いつづける
       ことで、老いの訪れは、引きのばすことが出来る。

        思い残すことなく燃えつき、自分の可能性に挑戦しつづけた
       あげく訪れる死は、死もまた愉しく死後の世界を、夢見られるの
       ではないだろうか。

                      *** 文中より ***

                              


   
          ↑   コスモスが咲いていました
                       花木センター内にて

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          ウオーキング~40分=5,200歩    
                   早朝ウオーキング13日目